2012年05月17日
オービット・アラウンドG(キャメロン・ソールウェイト型22mmタングステン)
ご好評頂いています22mmタングステンです。
個々に手作りですので工程数が非常に多く、手間が掛かるものの、非常に価値がある加工です。できあいのタングステンを嵌めこんで終わりではありませんので、工程をご理解頂けるとお手持ちのパターの価値も更に上がるのではないかと思います。
ゴールドファクトリーは基本的に純国産を推奨しており、材料の調達も基本的には国内で行っていますが、タングステンは所謂レアメタルというもので、中国からの入手となります。
成型も中国で行われていますので、形状的な精度はゴールドファクトリーの基準に遥かにおよびません。そのため、全面の削りなおしから始めます。
左上の画像、右側が中国から入荷した状態のタングステン、左側がゴールドファクトリーで自作しているジグです。これで固定して、機械へセットします。こういったジグの作成にほとんどの時間が費やされています。製品が手作りならば、ジグも手作りですし、機械も汎用性の高い昔のものをレストアして使っています。何もかも手作りなのがゴールドファクトリーです。
右上の画像、これが旋盤という機械にセットした状態。全面の削りなおしをします。
ここからはできるだけ1チャック。できるだけ機械から外さずに加工します。機械からの脱着が増えるほど精度は低くなります。
左上が平面の切削、右上が面取りをしているところです。この面取りというのが最も重要な作業になります。製品の美しさというのは全てこの面取りによって生まれます。
左上の画像ですが、計器は100分の1ミリ(1メモリが0.01mm)です。100分の1ミリを調整し、それ以下の誤差にするという意味で、精度は1000分台と言われます。
右上の画像はキャメロンのウェイトにある枠を彫刻しています。これを入れると少しシェープが締まって見えます。最近のキャメロンはウェイトの脱着を容易にするために穴の大きさを大きくしています。そのためこのラインを彫刻するスペースがなく、ラインなしのものが発売されています。
好みですが、個々に手作りなのでどちらでも作れます。好きなほうを指定頂いても結構です。
そして出来上がったのが左上の状態になります。今度は機械を変えて5つ穴を開けます。
ゴールドファクトリーは機械切削をしているのに手作りですと言っているのは、CNCと呼ばれるコンピューターミーリングではないということです。
コンピューターの必要な作業は彫刻機械を使い、手動で機械を動かして加工します。
最後に5つ穴の面取りです。同様にこの面取りで美しさが決まります。こちらはボール盤という一般的にどこの工房にもある機械ですが、指の感覚を重視して力加減を調整しながら面取りします。
この状態で保存しておき、注文に合わせて厚みを変えてインサートしています。
手作りだと何が違うのかということですが、厚みや大きさなどの寸法、線有り線無し、穴の大きさ、重さ、全て変更することが可能だということです。せっかくなので何かを微妙に変えてみても面白いかもしれません。
その辺の指定をするのがチューンナップの上級編です。
投稿者 M.Sasaya : 10:46
2012年05月14日
誰も知らないスイートスポットの話
今日は少し難しい話になりますが、もし理解ができればゴルフをするにあたって大きな武器になることであろうスィートスポットについての話をします。
スイートスポットを測定する器具というのはフェース面上のスイートスポットを探す機器ですが、フェース面にはスイートスポットは存在しないという話は聞いたことがあるのではないかと思います。
スイートスポットというのは重心位置です。重心を押せばきちんと力が伝わるし、外せば伝わる力は減るということです。
分かりやすくするために、ビリヤードのキュウと小さなボールという形にしてみました。
左上の図ですが、これは普通のキュウの先に長方形の金属を付けたものをイメージしてみてください。このキュウでボールを突くのであればキュウの中心、長方形の金属の中心でボールの中心を貫けば力が100%伝わります。これが普通のビリヤードの状態だと思ってください。
それでは右上の図になります。長方形の金属にロフトをつけて、フェース面を斜めに傾けてみました。
単純なことなのですが、これだけでゴルファーの99%がどこでヒットすればいいのかが分からない状態になっているのが現代のゴルフです。
パターンとしては以下、A~Dの4パターンが考えられると思います。どれが正しいかはみなさんが考えてみてください。
A: これはそのまま真っ直ぐ突いた状態ですが、正確にはボールの重心を長方形の金属の重心で貫くライン上でキュウの動かした状態という意味です。接地点(青線)は中心より少し横にずれました。
B: ここで測定器具で測定されるフェース面上のスイートスポットが登場します。長方形の金属の重心からフェース面に直角に交わる交点がスイートスポットとして測定されます。Bではそのスイートスポットの線上でボールの重心を貫くようにキュウを動かします。注意して頂きたいのはボールは丸く、フェースにはロフトがついていますので、実際にフェースとボールが接地するのはスイートスポットを通る線(緑線)を中心にAと同じ方向に同じ距離だけずれています(接地点は青線、緑線はボールに接触していません)。
C: 接触点の誤差を調整してヒットした状態がCになります。測定されるスイートスポットにきちんとボールマークが残る状態です。ほとんどのゴルファーがこのようなインパクトを心がけていると思いますが、ボールの重心もヘッドの重心も無関係な状態になっています。ボールの大きさが変われば中心線の位置もそれに合わせて平行移動しますので、フェース面上に測定されるスイートスポットに接地さえしていれば良いという考えかたになります。
D: Cとは逆に接地点をヘッドの中心線に合わせたものです。ボールマークは測定されるスイートスポットではなく、ヘッドの中心になります。ですが、ボールの中心は無関係なところにあり、測定されるスイートスポットもまた無関係な位置にあります。フェースのセンターというのは、トランポリンであれば最も反発係数が高い部分になりますが、トランポリンにはロフトがついていませんし、真っ直ぐ弾き返えさない(ロフト方向に球を上げる)という部分の考慮が必要になります。
もう一度Aに戻りますが、Aの接地点はボールとヘッドの重心とは無関係なところ、測定されるスイートスポットも無関係なところになります。今回、ボールを小さめに書きましたがボールが大きいと、フェース面に触れることはできず、リーディングエッジ(フェースの左角)で球を突き刺すようになります。
さて、AからDのどれが正解でしょうかというのが問題です(私の文章のニュアンスから正解が読み取れないように心がけて書きましたので気をつけて下さい)。
投稿者 M.Sasaya : 14:05
2012年05月10日
スパインアライメント
スパインアライメントには賛否両論というか、効果があるという人と無いという人がいますが、そもそもカーボンシャフトには繋ぎ目がなく、最近のスチールシャフトにもスパインと呼ばれる繋ぎ目がなく、硬さの不均一性が出ているからです。
ですが、パターに使われるようなスチールシャフトのほとんどはスパインがあるものが多く、目視できるものが多数です。そういったものをあえて無視するのは絵柄を無視して適当な方向に接着するのと同じことです。
もう一点ですが、柔らかいシャフトのほうが打感が柔らかく感じることから、シャフトの強度を限界ギリギリまで弱くしているメーカーが多くなってきています。
ゴールドファクトリーでは最低でも340cpm(338cpm以上)の強度が必要だと発表していますが、これを下回るとアドレスしている時点で(吊り下げている時点で)トゥダウンしてしまい、ライ角が0.5度~1度フラットになってしまいます。
少しでも、強度の弱い部分がトゥダウンを強調しないように、指先の感覚を重視して1本1本シャフトのスパインの正確な位置を探っています。
打感が柔らかく感じても、ボールに打ち負けてしまうような柔らかいシャフトは方向性が安定しません。できれば、ゴールドファクトリー純正シャフトのように360cpm以上の強度があるシャフトへのリシャフトをお勧めします。打感はネクストジェネレーションPZミーリングなどの加工で柔らかくするのがお勧めです。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2012年04月26日
アルバトロス・ビュー5月10日号に掲載されました。
本日発売のアルバ5月10日号に掲載されました。プチ改造というテーマだったのですが、実際プチ過ぎても面白くないので、本格的なチューンナップも紹介したいとのことでゴールドファクトリーに白羽の矢が立ちました。
6人のクラフトマンがそれぞれ得意なチューンナップを紹介するという企画で、パター造形の匠という敬称でゴールドファクトリー佐々家正幸、研磨の達人カイクラフトゴルフ菊池清治、曲げの達人ゴルフフィールズ関雅史、ゴッドハンズコーヅゴルフ神津敏明、ドライバーはお任せアナライズ赤坂昭文、日本一のパター職人グリーンバードゴルフ山中純によるチューンナップ紹介です。
ゴールドファクトリーだけ職人や達人ではなく、匠(たくみ)という敬称を頂きまして恐縮しておりますが、たまたまで、あまり意味はないんだと思います。
通常1ページのようなのですが、ウエッジのチューンナップのページに半ページ増やして頂いたようです。角溝のスコアラインの彫刻、これもゴールドファクトリーの十八番ですね。手彫りなのでCNCを遥かに上回る精度が出せます。そしてタングステンインサートです。アイアンのチューンナップは何をやってもウェイトが落ちるばかりですので、タングステンインサートは必須の追加加工です。
こちらがメインになりますが、パターのフェースミーリング(ネクストジェネレーションPZミーリング)とリフィニッシュです。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
デルマー型ネック作成
かなり強引な加工ですが、ダブルベントシャフトのマレット型パターで垂直穴のホーゼルに丸棒を入れ、その上にカットしたデルマー3のネックを溶接したものです。
使用上は問題ありませんが、溶接した面積が極端に狭いのでネック調整はできません。
ライ角、フェースアングルなど誤差がでても、そのまま使用して頂くような仕様になります。強引な加工なので色々と問題はあると思いますが、確かにアドレスしてみるとしっくりきます。構えやすいです。
無茶な加工ですが、やってみたいと思う気持ちがよく分ります。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2012年04月25日
Next Generation PZ Milling
これはネクストジェネレーションPZミーリングをステップサイドに彫刻したものです。
もちろんここで球を打つことを目的にした加工ではありませんので、デザインを備えてのサイドステップの角だしになります。フェース面と合わせてネクストジェネレーションPZミーリングするとかっこいいと思います。
ネクストジェネレーションPZミーリングの追加加工賃は18,900円ですが、このサイドステップへのネクストジェネレーションPZミーリングの追加加工賃は10,500円と安価に設定させて頂きました。
※ネクストジェネレーションPZミーリングだけのご注文は24,150円となります。他の加工と合わせてご注文頂くと5,250円割安となります。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2012年04月24日
TPA 18 Prototype
TPA18型のパターの販売をしてほしいとの依頼が多く、少量だけ作ったモデルですが、ご好評頂きまして完売致しました。
要望は非常に多いのに、当社としてはあまりたくさんは販売ができないという典型的なモデルのパターになります。
お客様のご要望というのは、吊るしで販売されているスコッティーキャメロン・デルマーやオデッセイ#9のような量産品と同じくらいの安価で作れるのであればほしいというものですが、どちらも数千本単位で生産されている世界No.1とNo.2の量産品です。同じ価格で作るのは不可能です。
大量に同時生産する量産品と1本1本、手作業で作るハンドメイドではどちらが高いかというのは子供でも分かることです。比較する際には量産品どうし、ハンドメイドどうしを比較しなくてはなりません。
スコッティーキャメロンの場合は量産品は3万円前後、ハンドメイドは25万円~120万円、中には1,000万円というものもあります。後者のものが10万円前後、もしくはハンドスタンプを押しただけで数十万円ではなく、フルチューンしても20万円前後という金額でできてしまうということでご好評頂いております。
比較対象を間違えているお客様にとっては高級品ですが、実情をきちんと理解頂いたいるお客様にとって、ゴールドファクトリーは世界一の安売り屋です。
機械加工賃は全て時間給で計算しています。1時間当たりの時間給はオートバックスのカーナビ取り付け工賃と比較しても25%も安く設定しています。
とはいえ各種加工はゴールドファクトリーがオリジナルのものがほとんどです。他社が真似する場合にはゴールドファクトリーよりも安い金額を提示せざる終えなくなります。そのため同じ加工を真似するところがでてきた場合は必ずゴールドファクトリーよりも安価になります。
ですが、1時間当たりの機械加工賃はこれ以上安くできる可能性はないと思います。ゴールドファクトリーよりも価格が安ければ必ずクオリティーは落ちます。
正直、そういった他社で加工して、失敗したパターの修理で毎月儲けさせて頂いているのも事実です。ですが、お客様に取っては痛い思い出になると思いますし、当社としても本意ではありません。
手作りというのは2つとして同じものを作ることができない仕事のことを言います。最高のパフォーマンスで仕事をするために、当社では全従業員が節制した生活を心がけております。
各人によって内容は異なりますが、平日は禁酒、食事制限、休日は各種各人のトレーニング、禁煙は全社員が成功しています。
技術が世界一ですと自慢する気はありませんが、もっと根本的な部分で、仕事に向かう姿勢というものでゴールドファクトリーを上回ることは不可能だと思います。全社員が技術の追求こそが全てに優先されるという考え方の元で生活しています。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2012年04月22日
Bulls Eye
ブルズアイ17mmをフェースヒールに装着し、ソールにも17mmのタングステン、更にリフィニッシュ(ソフトブラックメッキ)しました。
ニューポート2タイプのように、ヒールが小さめのタイプには12mmのブルズアイをインサートしていますが、17mmが入れられるパターであればそのほうがかっこいいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2012年04月04日
Bulls Eye(ブルズアイ)
パターの設計で大切なのは、家の耐震強度の設計と同じで、耐震・制震・免震というものです。
耐震:動かないように頑丈にする、制震:振動を吸収する、免震:動かして伝わらないようにする。
ルール上、動く部分があってはいけませんので、免震はパターに取り込むのは難しいのですが、この3つの考え方が、打感というものを生みます。
なぜブルズアイをお勧めするかというと、ブルズアイは17mmのタングステンに12mmのアルミニューム、更にその中に6mmのタングステンという構造になっていますが、タングステンは重くて硬い素材、アルミニュームは柔らかくて振動を吸収しやすい素材です。
中心の6mmのタングステンは柔らかいアルミニュームに包まれていますので動いて振動を吸収しようとします。つまり”免震構造”ですね。そして回りのアルミニュームはその振動を吸収しようとする”制震構造”です。
更に外側の17mmタングステンは12mmのアルミニュームが全く動かないように押さえつける”耐震構造”となっています。
つまり、これ1つで耐震・制震・免震すべての要素を構成する構造体となっていますので、インパクトで起きた不協和音がネックに伝わる直前で全て吸収されるという設計になっています。それによって打感が非常にクリアになると評判を頂いております。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2012年04月03日
Black Boron(ブラックボロン)
スコッティーキャメロンのデュラブル・ブラックミストフィニッシュ(Durable Black Mist Finish)と同色のメッキのご要望が多いのですが、メッキというのはクロームメッキのようなポピュラーなものはどこでも同じような仕上がりになりますが、それ以外のものというのは各工場により見栄えが全く異なり、全く同じメッキというのは同じ工場を探し当てない限り実現できません。
これも同じではありませんし、素材も違うのですがブラックボロンというメッキで、今のところ一番デュラブル・ブラックミストに近いと思います。鉄だけでなく、ステンレスにもメッキ可能ですので是非お試し下さい。
投稿者 M.Sasaya : 09:30
2012年04月02日
CHOICE No.202に掲載されました。
大変ご好評頂いていますコンビロングのセンターネック加工、ネクストジェネレーションPZミーリング、22mmオービットGタングステンインサートが雑誌にも取り上げられました。3月31日発売のチョイス No.202号ですので、是非ご確認下さい。
投稿者 M.Sasaya : 13:39
2012年03月29日
純金メッキパター
最近、シルバーよりもゴールドのほうが好きになってきたのは歳のせいでしょうか?おそらく黒系のアイテムが増えてきてるのではないかと思うのですが、そこにゴールドがチラリと入るとかなり引き立ちますよね。
少し前だと、金色というと中国人が好きそうなイメージに思えましたが、最近は少し一般化しつつあります。こちらはインドネシアからのご注文です。
黒の編みこみレザーを十八番とするボッテガベネタもファスナーはゴールドです。私もスティーブ・ジョッブス同様にブラックTシャツ(袖ありタートルではありませんが)をトレードマークとしていますので、時計とか一部ゴールドを取り入れるコーディネートを考えています。
こちらはGF00AのSUS303を金メッキしています。そのときポイントとなるのがインサート関連ですね。アルミならば、ゴールドのアルマイト処理、ステンや鉄ならば同じく金メッキなど同系色を持ってくるのも素敵です。
投稿者 M.Sasaya : 20:00
2012年03月26日
BLUE TRINITY
ゴールドファクトリーのパターはベースとなるパター形状があり、それを選んで頂き、各人に合わせたチューンナップやデザインを考えて頂き、受注生産をして、販売するというスタイルですが、あらかじめゴールドファクトリーがデザインした高額パターを提案させて頂き、そこに更なるアレンジを加えて頂いて注文して頂くというパターンが非常に増えてきています。
というのは、特にこういった20万円~40万円前後の高額パターですが、ほしいと思ってもこれをデザインするのは非常に難しすいものとなります。たくさんのタングステンの配置などを指定するのは容易ではありません。
これだけ高額なパターですが、今年になって多数のご注文を頂いており、問合せも非常に多く、少し困惑しています。
生産本数が少ない、有名なプロゴルファーが使っているといった、希少価値によって値段が高額になっているのではなく、仕事量が確実に多いというだけの高額商品ですから、作れる本数が限られてしまいますので、何本売れても売上は伸びず、作れる本数が減るというだけの商品です。
生産者サイドとしてはそんなに手放しで喜べる商品ではないのですが、メーカーのブランドイメージが上がるにつれて、こういった高額パターを更に自分のオリジナルとして手を加えるというスタイルでの注文が流行りそうです。
投稿者 M.Sasaya : 20:00
2012年03月16日
KOMBI S ウエイトアップ
こちらも注文が増えてきましたコンビのショートのセンターシャフト加工、そしてネクストジェネレーションPZミーリング、更にウェイトアップ。この3つの三位一体加工が定番セットになってきています。
コンビロングはカスタムオーダー扱いとなり、日本での販売は並行輸入品のみとなりますが、コンビショートは正規販売されていますので、市場価値的にコンビロングのほうが人気があります。
ですが、よく考えて下さい。アルミとSUS303ではどちらが価値が高いですか?どちらが打感が良いですか?だんだんコンビショートの加工依頼が増えてきています。市場価値だけに流されない目利きも重要です。
投稿者 M.Sasaya : 11:43
2012年03月15日
KOMBI LONG ウエイトアップ
こちらはソールウェイトを最大重量のタングステンに交換し、センターに更に最大重量の22mmタングステンをインサートしたモデルです。
これで約100g(94g)アップしました。
長尺はできる限り重くしたいところですが、シャフトが負けないように注意してください。ネックをロングネックにするとか、シャフトをチップカットするなどの対処法が効果的です。合わせてご検討下さい。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2012年03月09日
DEL MAR ALUMINUM INSERT
こちらカリフォルニアデルマーですが、ウェイトダウンのためにソールウェイトをアルミニュームで作りかえました。
本来、トゥヒールにアルミのような比重の軽い素材をインサートするのは邪道ですが、このパターはもともとのデザインでトゥヒールに空洞があり、ウェイトダウンされた状態を基本としていますので、あまり機能的な影響はありません。
とにかく重くする、もしくは予算の範囲で重くするということではなく、何グラム重くするのか、場合によっては軽くしたほうがいいケースもあると思います。何グラムなのかという部分に拘ってみるのが本当のチューンナップ上級者なのかと思います。
投稿者 M.Sasaya : 11:00
M402 Lefty
こちらはM402ですが無理やりひっくり返して、レフティーのセンターネックに加工したものです。
ホーゼル穴はフェースのタングステンがトゥ・ヒールで対になっているようなデザインにしてます。一見、バランスがよく見えますが、アドレスしたときに自然か否かは不明です。その辺をごまかす意味も含めて、装飾が全体的にかなり派手になっています。
投稿者 M.Sasaya : 10:30
China Flag
チャイナフラッグ(中国国旗)のパターです。ペイントは彫刻した部分(掘った部分)にペイントを流しいれるだけで、お絵かきではないので色の中に色を入れるということはできませんし、掘ってないところに色を入れるということもできません。
こちらは四角を掘って、その中に更に星を掘りました。もちろん通常はトランスルーセントレッドを流し込んで、色の濃淡ができて終りですが、お客さんが自分でやるということだったので、従業員がいじになってツートンにしていました。5~6回のやり直しで、半日くらい掛かってましたね。通常はやりませんのでご了承ください。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2012年03月06日
KOMBI LONG COLOR
トランスルーセントフルカラーのコンビ・ロングです。コンビロングって何回も言ってるとウォンビーロングみたいに聞こえてきますね。とにかく大人気ですが、こちらのカラーは凄まじいです。
アルミ素材にベビーピンクは凄まじい色合いになります、まるでショッキングピンクのようです。
注文するのも大変そうですが、がんばってやってみてください。ゴルフ場で大人気になるのは必至です。
投稿者 M.Sasaya : 22:30
Futura Phantom Mallet2
こちらはキャメロン・フューチュラ・ファントム・マレットというパターですが、バラすと複数の小さなパーツから出来上がっています。
フェース、サイトライン(本体)、バックウェイトの3パーツですが、更に複雑になります。サイトラインが付いている本体部分ですが、内部は空洞になっていて、そこに真鍮がインサートされています。その真鍮をかすめるようにシャフトが刺さっています。
フェースはネクストジェネレーションPZミーリング、本体には更にオービットGをインサートという超複雑なパーツで構成されたパターになりました。
仮インサートですが、本体のソールにはこのように22mmタングステンがオービットG入りでインサートされます。
更に、本体は再アルマイト加工をして黒に染め直して完成です。リフィニッシュをしていませんので、新品にはなりませんが、かなりゴージャスなパターに仕上がりそうです。
投稿者 M.Sasaya : 22:00
KOMBI LONGNECK
テストサンプルを作ってみましたが、これがゴールドファクトリーの最もお勧めするコンビロングのチューンナップです。
ネックの長さを今田竜二モデルのデルマー3と同じ長さのロングネックにしました。
こうすることによって、まずウェイトが重くなります、そしてシャフトが短くなりますので、シャフトを硬くすることができます。これは更にシャフトをチップカットすれば効果的だと思います。そして見た目も悪くないです。
そうしてシャフトの硬度を上げることによって更なるウェイトアップができます。ソールのセンターにオービットG、さらに対のウェイトをタングステンに交換しても打ち負けないくらいの強度が得られます。
是非、ご検討ください。
投稿者 M.Sasaya : 19:30
KOMBI LONG Orbit-G
センターネック装着加工とネクストジェネレーションPZミーリング、そしてオービットGの22mmタングステンインサート、この3つの加工がこのパターにとってのトリニティー(三位一体)加工だと思います。
ほとんどのお客様がこのバージョンで加工をご依頼されます。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
KOMBI ノーマル
こちらはコンビのノーマルバージョンというのでしょうか。ロングでもショートでもミッドでもないモデルで、ソールプレートが入っていません。
通常、ネクストジェネレーションPZミーリングはボディーを傷つけないためにソールプレートの取り付け穴を利用してジグを使って固定するのですが、こちらはジグの取り付けができないので非常にデリケートな加工となります。
以前は念のために、こちらの加工はお断りするようにとお願いしていたのですが、すでに10個前後加工しましたが今のところ問題ありませんでした。
ソールプレートのあるコンビロングに加えて非常に時間が掛かる、通常は非常に高価になる加工ですが今のところ同じ価格でやらさせて頂いておりますので、是非お申し付け下さい。
投稿者 M.Sasaya : 11:30
KOMBI LONGセンターネック装着
こちらはスコッティーキャメロン・コンビ・ロングのセンターネック装着加工とネクストジェネレーションPZミーリングですが、現在取り掛かってるだけでも16本あります。
毎回15本前後で取り掛かって、月に2回くらいのローテーションでやっていますので、納期もその程度ということになります。
残念ながら同じ加工をした同じパターをずらっとブログで紹介してもつまらない感じになってしまいますので、特徴があるものだけ紹介させて頂くようになっております。ご了承くださいませ。
投稿者 M.Sasaya : 11:00
2012年03月05日
KOMBI S センターネック加工+NGPZミーリング
入手困難なので、コンビロングばかりが注目されてますが、国内で販売されているコンビSです。慣性モーメントも充分、申し分ないと思いますよ。素材もSUS303ですし、本来であればこちらのほうが注目されてもおかしくないくらいのパターです。話題性の問題でコンビロングばかりになりがちですが、こちらもかなりの注文数です。
サイズの違いによる慣性モーメントの大きさの差を除けば、打感なりというのはコンビSにNGPZのほうが上回ると思います。是非、ご検討ください。
投稿者 M.Sasaya : 20:00
2012年03月03日
KOMBI MID Orbit-G
こちらも人気の加工で、最近ではほとんどのお客様からご依頼頂いています。
打感という言葉で片付けてしまうのは少しメカニズムが違うような気がします。車のFF(前輪が回転する車)とFR(後輪が回転する車)で伝わってくる感触というのが違うことに似てるように思います。
センターシャフトはトップブレードセンターに刺さっていますから、ヘッドを引っ張っていくような力の伝わりをします。このオービットGの22mmタングステンを入れるとヘッドを後ろから押すような力の伝わりが加わります。
それによって打感にバランスが出るような感触に近いのではないかと思います。是非、お試し下さい。
投稿者 M.Sasaya : 18:00
2012年03月01日
KOMBI S ウエイトアップ
こちらのお客さんはかなり微妙なウェイト調整をご依頼。5gですかね、鉛テープだとたった5gでも派手に汚らしくなりますが、タングステンウェイトにすると、かえってここまで薄くするほうが難しいほどです。
こちらコンビのソールウェイトですが、ご自分で外して中に鉛を入れてバランス調整しようとしてパターを壊してしまうかたがいらっしゃいます。このソールウェイトは素人が外すのは無理です。単純にボルトオンされているだけではなく、接着されてます。さらに両面テープも使われていますので、熱して叩いた程度では抜けません。
ゴルフショップさんもしかりですね。ゴルフ工房のレベルでも脱着は不可能だと思います。お気を付け下さい。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2012年02月28日
TPA18 + NEW ARC REACTOR
ニューアークリアクターは基本がトランスルーセントレッドで、インクの溜まる部分と流れる部分での濃淡と、アルミの煌き感を演出するスタビライザー(振動吸収帯)です。
TPA18に色々なカラーを入れたお客様がいらっしゃいましたので、他のトランスルーセントの色味を紹介させて頂きました。ベビーブルー、ベビーピンク、オレンジのトランスルーセントです。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2012年02月27日
TPA 18 Prototype
大変ご好評頂きましたTPA18型パターですが、残念ながら受注生産につき、完成するときには完売しているという状態です。
そのパターの仕上がりが気に入ったものになるか、どんな加工が自分に合うかということを予想しながら注文して頂くという注文方法になります。量産品慣れしている現代人にとっては最終的に手元に来る状態を分らずに注文するというのは損をしているように思うかもしれません。
ですが、この世の中に無いものを作る、完全なオリジナルを作るということはそういうことであり、プライスレスです。
また、どういったチューンナップをすれば自分に合ったものになるかということを予測する能力というのは、大量生産大量消費という現代では必須テクニック、将来的にゴルフテクニックの1つになってくることは間違いありません。もちろん技術の習得には多少の授業料が必要になることもやむ終えません。
自分だけがいいと思うフィーリングがあって、確実にそのフィーリングを見つけられる目利きができて、そのフィーリングに高額を付けられる度胸があれば、ゴルフクラブの神様になれます。
投稿者 M.Sasaya : 19:00
2012年02月23日
デルマー3・ダブルベントシャフト
デルマー3をダブルベントシャフト用のネックで作りました。ダブルベントシャフトのデルマー3は今のところ世界でこの1本だけではないでしょうか?
ネコも杓子もセンターネックですが、万国万人に共通ではありません。こういうセンスって重要ですね。そしてダブルベントシャフトのデルマー3はデータがないので、おそらくキャメロンだったらこんな感じのアングルにしてくるだろうという予測で作りました。
気に入って頂けたらラッキー、そうでなかったらデータとしていい経験になったと思って下さい。世界に1本ですから、比較のしようもありません。気に入って頂けても頂けなくても、経験値としては確実な価値があったと思って頂けるのは必然です。
投稿者 M.Sasaya : 18:30
