2012年01月05日
キャメロン・コンビ+オービットGウェイト
大変ご好評頂いていますキャメロンコンビのセンターネック加工です。既に何本くらい加工したのかの集計も難しくなってきておりますが、毎月数十本の加工をしていますが、同数以上の注文を頂いておりますので、ますます加工依頼のパターが増えていっています。
※上の画像はオービットGの装飾を施す前の状態です。サイズ、ウェイト、装飾はお客様のご注文により自由自在の別誂となります。
ですが、市場での品薄状態はずっと続いておりますので、常に20本前後のキャメロンコンビが並んでいる工場は日本ではゴールドファクトリーだけです。
折角、キャメロンコンビが入手できたのだからということで、最近はほとんどのお客様からNew PZmilling(ディープミリング)のご注文を同時に頂いていますが、ますます増えてきているのがこちらのオービットGのタングステンインサートです。
ラーメンを食べに行って、折角1時間も並んだんだからチャーシューもトッピングみたいな感覚なのかもしれませんが、これもいっとかなければ絶対損です。持ってみるとその安定感はびっくりします。持ってさえ頂ければオービットGというタングステンのチャーシュー・トッピング、100%になると自負しています。上級者になればなるほど、この安定感は逃せないと思います。
一般のお客様へは押し付けがましくなるといけませんので、特に個別のアナウンスはしていませんが、常連の会員には必ず同時にご注文頂けるようにお願いして、今のところ全員からご注文頂いています。
パターはフェースにボールをぶつけるものだと勘違いしているプレーヤーが多いのですが、重要なのはボールの芯に、ヘッドの芯をぶつけることです。これはビリヤードと同じ理論ですので、わかると思います。ソールのセンターウェイト、これを意識して頂けると、より完璧なパッティングがイメージできると思います。
充分に忙しい加工なのに、更に忙しくなるようなトッピングをお勧めするには訳があります。
それをビジネスだと思われることは非常に辛亥なことなので、フェースブックの承認頂いているかたやツイッターをフォローして頂いているかたはご存知だと思いますが、よりお勧めする言葉に信頼を持って頂けるように、3.11の震災以降、従業員一同、生活を律することで給料を限界まで切り詰め、それ以上に儲かれば、全てお客様に還元されるようなシステムを構築してきました。
これからも売れるものを売るということではなく、お客様のためになるものを勧めていきますので、是非安心して、お気軽にご注文下さい。
投稿者 M.Sasaya : 18:53
2011年12月21日
キャメロン・コンビロングのセンターネック加工
ますます大人気でご注文頂いていますキャメロン・コンビロングのセンターネック加工です。あまりにお問合せが多く、しかも非常に入手が困難になっているということで、年末に向けてパニック状態になることが予想されましたので、少し宣伝を控えて頂けるように各商品取扱契約店さんにお願いしていました。
実は全く落ち着くことなく、むしろご注文は増えていまして、現在ゴールドファクトリーには23本加工中のパターがあります(今月はすでに13本を完成させています)。うち年内に出荷できるのは18本となります。以降は年明け4日から順次出荷になります。年内の作業は確定しましたので、年明けからの加工分ということでお客様へのご案内を再開して頂いて結構です。
すでにパターのスペック計測として常識になりましたが、ゴールドファクトリーが推奨するのがフェースアングルでの測定と調整です。このパターは座りが1本1本異なるのが特徴で、たくさんご注文頂いても、同時に作業することができず、1本1本での対応が必要になります。上の画像、座りに対するクラウン部分の高さが15mmの間隔で0.62mmと0.55mmで、0.07mm(髪の毛1本が0.08mm)異なっています。1本1本異なる座りに対してセンターネックを別誂して、装着します。そういった丁寧な仕事をしていますので、座りの良さ、構えやすさというのは他社を圧倒しますし、オリジナルを確実に凌駕するということでご好評頂いております。
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現在ご注文頂いているキャメロン・コンビロングのリストは以下となります。
Club-T(東京ショールーム契約店) 15本、うち年内出荷できるのが12本
BEST GEAR(商品取扱契約店) 4本、うち年内出荷4本
ゴルフギアTOBITA(商品取扱契約店) 1本、うち年内出荷1本
ザ・バード 1本、うち年内出荷1本
Tour Spec Golf(World Wide Authorized Distributor) 1本、うち年内出荷0本
ACTEK GOLF(商品取扱契約店) 1本、うち年内出荷0本
※以降のご注文は申し訳ありませんが、年明けの作業再開より順次となります。
投稿者 M.Sasaya : 12:09
2011年12月19日
Black Alumite + Kombi Long
コンビのショートはステンレス素材なのでテフロンブラック加工して黒くすればいいですが、コンビ・コンビミッド・コンビロングはアルミ素材です。アルミ素材もテフロンブラックできないことはないのですが、かなり高い確率で素材が溶けてしまったり、痛んだりします。
その為、アルミ素材は基本的にアルマイト処理されるのが一般的です。おそらくみなさんが目にするアルミはすべてアルマイト処理されたものです。素材の色に見えるかもしれませんが、シルバーのものはシルバーのアルマイト処理がされています、アルマイト処理されていないアルミは黒づんてしまいます。
このキャメロンコンビロングの初期出荷状態も同じく、シルバーのアルマイト処理がされています。このアルマイトを剥離して、ブラックのアルマイト処理をし直したものが上の画像のパターです。
アルマイト処理というのはメッキのようなプレートではなく、アルミの素材の中に色素を染み込ませて閉じ込めるという皮膜処理なので、厚みがありませんし、重さも変化しません。
予想していたよりもかなりかっこいいので是非試してみて頂きたい加工ですが、アルマイト処理というは思いつくほとんどの色を再現することができます。つまりシルバーや黒でなくても、赤や青、ゴールド、ティファニーブルーなどどのような色に染めることも可能です。また、サンプルがあれば持込でその色を調合して貰うといことも可能です。是非お試しください。
投稿者 M.Sasaya : 13:40
2011年12月16日
新しいカリフォルニアシリーズ
新しいカリフォルニアシリーズが既に日本にもでまわってきています。現在ゴールドファクトリーにはソノマとデルマーの加工依頼が入っています。
このバックフェースのレッドドットですが、以前のようにドリルで穴を開けただけではなく、トランスルーセントカラーが流行ったことで、底面が見えても美しいようにコンピューターを駆使して多面的なカッティングをしてきています。
ゴールドファクトリーでは既にニューアークリアクターを発表しています。これは本体に直接レッドドットを開けるのではなく、アルミをインサートするものですが、アルミを下地としたほうがトランスルーセントの発色は美しくなります。また、多面的なカットも何パターンも試してより派手に輝くようなカッティングを施しました。
右上の画像、キャビティーバック内に置いてあるのがニューアークリアクターです。素材とカッティングによる色味の違いを比べて見て下さい。
投稿者 M.Sasaya : 15:03
2011年12月09日
17mmのキャメロン風タングステンバランスウェイト
初回でここまでのフルチューンをまとめて注文できる人はゴールドファクトリーメンバーシップにもいません。こちらは追加加工を加えてグレードアップしたパターになります。今回はテフロンブラックとソールの17mmのキャメロンのバランスウェイト風に装飾したタングステンをインサート、バーティカルのサイトラインを追加加工しました。
こういった追加加工のご注文は非常に嬉しい限りです。チューンナップは自分に合わせることが目的ですし、その自分は練習を重ねて上達していくわけですからパターもどんどんグレードアップしていかなければ本当ではありません。
1度で終ってしまうようなチューンは装飾しただけです。本当に自分のスタイルを追いかけている人と付加価値を付けたかっただけの人とは異なります。
自分に合ったクラブを作ることもゴルフの実力のうちです。クラブに合わせてスイングすることも重要ですが、自分に合わせたクラブを作ってするゴルフはまた次元の違うスポーツだと言えるでしょう。
それは言うなれば、ハウスボールと、マイボールでボーリングをする違いくらい、ハウスキューとマイキューでビリヤードをする違いくらい、レンタルスキーと自分の板でスキーする違いくらい別次元のスポーツであるといえます。
レンタルのゴルフクラブを使っても、いつもとスコアが大差ないようでは本物ではありません。
投稿者 M.Sasaya : 17:11
2011年12月07日
コンビロング+オービットG
こちらもゴールドファクトリーメンバーシップ会員からのご注文です。
同じくコンビロングですが、やはり一味変えてきています。これは前からお勧めはしていたのですが、なかなか注文がなかったチューンです。ですが、イメージしてみればバランスの良さは明らか。王道中の王道だと思います。
ソールセンターど真ん中にオービットGを純タングステンでインサート、ヘッド重量を25gアップし、540gとしました。
トゥとヒールに入っているウェイトは単なるステンレスですので、2つ合わせてもセンターのタングステンウェイトに及びません。
やはりストロークしてみると非常にバランスがいいことが感じられます。是非試してみて下さい。
投稿者 M.Sasaya : 14:11
2011年12月02日
コンビミッド・トランスルーセントフルカラー
こちらはゴールドファクトリーメンバーシップ会員からのご注文です。さすがゴールドファクトリー会員からの注文はレベルがワンランクアップします。同じコンビでも一味違いますね。
センターネック加工はもとより、当然のようにNext Generation PZmilling、そしてソールウェイトにタングステン。更にこのトランスルーセントのカラーリング。使っているカラーは3色ですが、カラーリングは全ヶ所指定です。
すばらしいですね。他の人よりもかっこいいキャメロンを使うというだけで満足してしまうのではなく、ゴールドファクトリーチューンドパターの中で更に1歩前へ出ようというゴールドファクトリーメンバーのスピリッツが感じ取れる作品に仕上がりました。
投稿者 M.Sasaya : 15:48
2011年11月22日
コンビのセンターネック加工連続記録更新中
コンビのセンターネック加工が現在のところ11件続いておりますが、まだあと3本続く予定です。更に加工途中のものが4本ありますが、一旦ここで違うパターが入ります。ご注文頂いた順番どおりに加工して参りますのでご了承下さい。
キャメロンのコンビのご注文が非常に多いのですが、まだまだ品薄となっており、ネットなどで見つけた場合はすぐに注文しないと後日確認したときには完売している状態のようです。
ゴールドファクトリーにはたくさんの加工依頼があるので、在庫をたくさん持っているのではないかと、なんとか探せとおしかりを受けていますが、現在加工しているものについては全てそれぞれのお客様がお探しになって持ち込みされているものとなります。
実勢価格は30,000円(税別、送料など手数料別)くらいとなっております。27,000円くらいで出ることも稀にあるようですが、瞬間で完売してしまいます。30,000円くらいで見つけましたらチャンスです。ポチット押してみて下さい。
ゴールドファクトリーでのセンターネック加工(ホーゼル埋め、新しいネック製作、新しいストレートシャフトを装着)は33,390円となっております。その他、NPZミーリングやテフロンブラックの追加、そしてスペックなどの詳細に尽きましては各ショップまでお問合せ下さい。
投稿者 M.Sasaya : 15:41
2011年11月15日
キャメロン・コンビ・センターネック加工大ブレーク中
ゴールドファクトリーは昔、足立区に工場を持っていたので、ファクトリーになったのですが、現在作業している場所は実際のところゴールドガレージです。10坪(20㎡)しかないので、流石にここまで長尺が集まると置き場所がありません。傷が付かないように、まず最初にシャフトを抜いて個別に保管します。
シャフト抜き待ちの状態を記念撮影しました。
大人気なのはこのブログをみて頂ければ明らかだと思いますが、ほとんど市場にないのがキャメロンのコンビです。非常に入手困難なので、大人気ですがゴルフ場で見かけることはまずないと思います。
万が一、キャメロンのコンビを持っている人にゴルフ場で出会ったとしても、そのパターはおそらくゴールドファクトリーでチューンされたものではないと思います。おそらく、ただのノーマルです。キャメロンによってチューンされたものは20万円前後しますから、それを持っている人とも会うことはないと思います。
人気があるけれども、誰も持っていない、だからほしくなります。「ああ、キャメロンのコンビね。俺も持っているよ。」という話にならないのがチューンドパターのいいところです。
「でも、それゴールドファクトリー・チューンじゃないでしょ。」と言える余裕をご購入頂いております。
スコッティーキャメロンがチューンしたものはあまりに高すぎますし、他店で加工したセンターネックはあまりに処理が汚いということが評判になっています。
その結果、ゴールドファクトリーの作業実績が業界No.1となりました。実績はスペックシートのデータ量を見て頂くとご確認頂けます。
そしてもう1つの理由があるのですが、3.11の震災以降、ゴールドファクトリーは会員制となりユーザーへの直接販売を中止しました。
そしてできるだけたくさんのショップさんと取引をさせて頂き、業界を支援するという方針に切り替えました。もしかすると倒産してしまうのではないかという不安もありましたが、なんとか成功しています。
その結果、どのショップさんでも取扱店契約をすることなく、無条件で加工の依頼を受けられるようになり、各地でゴールドファクトリーのチューンをお気軽にご利用頂けるようようになりました。
取扱店契約というのは契約を交わしたり、保証金を預金して頂いたりと、意外と面倒なのですが、なぜそのように面倒なことをするかというと、近隣のショップにお客さんを横取りされたとか、他店のほうが値段が安くてお客さんを取られたとか、だから値引きしろとか、近隣のショップには商品を卸すなというショップ間で起きるトラブルに対応しなくてはならないからです。
ですが、ゴールドファクトリーは取扱店契約はして頂かないので、ショップ間でのトラブルにも一切関知致しません。近隣のショップと取引されると困ると言う要望は一切聞き入れていませんので、どこのショップさんとも取引が可能となっています。その代わり直接販売はせず(一部、会員を除く)、完全にショップに任せますというのが基本方針です。
投稿者 M.Sasaya : 13:52
2011年11月08日
キャメロン・コンビS再加工
こちらは以前ライ角を71度でセンターネック装着したコンビSですが、再加工でライ角を79度としました。71度のネックが79度のネックの後部に薄っすら見えると思います。これが元の形跡です。再加工では必ず形跡というものが残ります。これはチューンナップによる歴史ですから大切にして下さい。初めから79度にしたものと71度を試してから79度にしたものでは仕上がりがことなるということです。
けっして再加工というのは元の71度の加工を失ってしまう、勿体無い行為ではないということです。きちんと形跡は残ります。
キャメロン・コンビのセンターネック非常に人気があります。長尺パターは”入る”というゴールドファクトリーの論理に賛同して頂けた結果かと思います。
長尺パターは入りますと説明すると、長尺だから入ると間違って受け取られることが多いのですが、長いから入るのではありません。むしろ長くないほうが確立は高いでしょう。長いぶん、確立は低くなっているはずです。
長尺が入るのはライ角がアップライトだということ、ヘッドが大きい(慣性モーメント大、重心深度が深いという意味も含む)ということ、重量が重いということ、この3つが入る理由です。重要なのは長さではないので、上手に取り入れるように心がけて下さい。
特に重量ですが、重ければ重いほど慣性モーメントは大きくなります。ドライバーは重すぎるとヘッドスピードが落ちてしまいますが、パターは重ければ重いに越したことはないでしょう。シャフトがヘッドの重さに負けて、打ち負けてしまわない限り、重いほうが有利です。
投稿者 M.Sasaya : 12:10
2011年11月07日
スコッティーキャメロン・コンビ・ロング
引き続き大量のご注文頂いております、スコッティーキャメロン・コンビのセンターネック装着とディープミーリングのご注文です。
こちらは完全に定番の加工になったと言っていいと思います。ですが、ゴールドファクトリーには常に加工依頼のヘッドがあるものの、キャメロンのコンビ自体がほとんど市場に出回ってないレアアイテムですので、チューンナップパター上級者ご用達と言っていいと思います。
まず、ゴルフ場でキャメロン・コンビのセンターネックを使っている人と出くわすということは有り得ないと思います。
ディープミーリングですが、ヘッドが非常に大きいため加工が難しく、ジグ等の製作が必要になり、値上げを検討しています。せっかくですから、センターネック装着加工をされる際は、今のうちにディープミーリングも合わせてご注文頂くとお得かと思われます。
投稿者 M.Sasaya : 15:44
2011年10月26日
ファストバックのセンターネック加工+サイトドット
溶接が終わり、トランスルーセントのペイントが終ったところです。ソールウェイトにはタングステンを継ぎ足して10gアップさせています。仕上がりのヘッドウェイトは353gになります。
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以下、2011年10月24日の記事です。
今朝、従業員が10時に出社して、すぐに溶接工場に持っていって、先ほど戻ってきたところです。
待っていないと後回しにされてしまいますし、数が多くても後回しにされるので、昼食前に1~2個だけ持っていくのがいいようです。1~2個だけならば、食事の前に終らせてしまいたいと思うようです。
覚えておいて頂きたいポイントとして、1つは外注を使っていますがゴールドファクトリーの従業員立会いで作業させています。もう1つは、かなりの熱がかかり全体が焼けてしまうということ。樹脂インサートなどが入っているものは外さないと加工できません(焼けてしまいます)。そして化粧直しをしなくてはならないということです。
ネック以外の部分も微妙に雰囲気が変わるかもしれません。それを理由に値切り交渉されたことがありましたが、加工前と後で様子が少し変わったというは弾道に影響しない限りクレームの対象になりません。化粧直しの必要があるというのは聞いてないというのも、予測が甘かったというだけで、こちらは指示された通り加工した結果ですので、クレームの対象にはなりません。ご注意下さい。
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以下、2011年10月20日の記事です。
ファストバックのセンターネック加工とサイトドットの同時加工です。
ネックはサイトドットを目立たせるため、3ミリほどヒール側にセンターを移動しています。サイトドットはネックを溶接してから加工すると機械がネックにぶつかることが想定され、加工の難易度が上がるので先に加工し、この状態で溶接して貰います。
やはりこれも溶接屋任せにするのではなく、ゴールドファクトリーのスタッフが、立ち会って、サイトドットに溶接が掛からないようにという説明をするのが重要だと思います。
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現在ゴールドファクトリーには営業を担当するものが1人もおらず、全ての従業員がエンジニアとして働いています。お客様への商品説明や見積、加工方法の相談などは完全にショールームと商品取扱契約店に任せています。
工場に直接問合せをされますと、1時間機械加工して代金を請求するのも、1時間機械を放置してお話しているだけでも同じ金額を請求しなければならなくなってしまいます。
その為、会員制を儲けさせて頂き、年会費をお支払い頂いております。相談をするために年会費など1円も払いたくないという人もいらっしゃると思いますが、工場のエンジニアに直接相談するというのも自分に合ったクラブを作るための感性を良い経験になることと思います。
実は何かとお得な情報がございますので、会員登録して頂き、是非付加価値のついた取引をお楽しみください。申し訳ありませんが前者のお客様は必ずショールームか商品取扱契約店にご連絡ください。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
大人気コンビのセンターネックとNPZミーリング
これだけたくさんコンビの加工依頼のパターが送られてくると、本当に世の中では品薄な状態が続いているのかと思ってしまいますが、かなり入手困難な状態のようです。
もし手に入ったら、すぐにセンターネック装着加工とNPZミーリングをしましょう。キャメロン純正のセンターネック&ディープミーリングは20万円以上で取引されています。
ゴールドファクトリーのNPZミーリングは見た目はキャメロンと同じですが、打感は格段に柔らかくなります。
投稿者 M.Sasaya : 11:42
2011年10月21日
キャメロン用のスクリューキャップボルト
キャメロンのコンビに使われているステンレス製のスクリューキャップボルトです。
日本の規格はミリやセンチですが、アメリカ製品の規格はインチが採用されています。その為、ネジの規格も異なり、一般的に日本で流通しているネジは取り付け不可能です。
キャメロンのコンビを加工する際に、意外とネジが傷ついているものが多いので、そんなに高価なものでもないし、綺麗な新品に交換してあげようと思ったのですが、このインチの規格のネジというのが日本ではなかなか入手が難しく、5件ほどネジ屋を周りましたが、どこも持っていませんでした。
それで取り寄せをしていたのですが、結構時間が掛かりました。
少し長めのものを入手しましたので、これを旋盤で1つ1つ必要な長さに誂えて使います。もし必要があるショップさんなどがありましたらお気軽にお問合せ下さい。尚、このボルトを回すレンチも日本の規格のものは合いません。インチ規格のレンチの調達も可能です。ご相談下さい。
投稿者 M.Sasaya : 11:49
2011年10月20日
大人気コンビSセンターネック装着
入手困難になっていますが、キャメロンコンビSのセンターネック装着加工が仕上がりました。アッセンブルして本日出荷します。
最近、仲間から「キャメロンのコンビとか、スクエアバック・ファストバックってそんなにいいの?」と訪ねられることが度々あります。
上っ面の言葉の意味ではなく要旨を理解して頂けたら嬉しいのですが、「そのまま使うのであればどれもゴミです。」というのが毎回私の回答です。
どうしてそのような極端な表現をするかと言えば、手をかけて始めていいものになるということを理解して頂きたいからです。量産品は誰か特定の人のために誂えたものではなく、たまたま自分にぴったりのものが量産品の中から見つかるというのは宝くじを当てるよりも低い確率だと思います。
長く使いたいのであれば手をかけてやることです。それが物を大切にするということです。
手作りの特注品の値段というのは、量産品を当然大きく上回るのですが、少し加工するだけで、もう1本買えてしまうくらいの金額になることもあります。
「あー、やっぱりもう1本買えちゃうくらいの金額になるんですねぇ。」という人が多いです。
販売の担当者は「量産品はもう1本買えてしまいますが、人が手を加えたハンドメイドはその10倍出さないと買えません。キャメロンならば最低でも20万円以上はします。」と、説明するべきだと思います。
自分に合っていないものというのはゴミ同然に不必要なものです。それに対して、自分に合わせて誂えたものというのは一生の宝物になります。
そういった前置きを一切省いてしまえば、「そんなゴミみたいなクラブと比較しても意味が無いでしょう」という表現になります。
投稿者 M.Sasaya : 11:36
2011年10月19日
コンビSソールウェイトにタングステンを装着
センターネックはこちらで確認できるように15mm入っていますので、溶接の必要はありません。コンビロングでも同様です。
こちらはタングステンインサートのご要望で内側から1つ直径17mmのタングステンを2枚重ねて8mmにしてインサートしました。これにより26gアップとなりました。もう1つインサートすれば更に倍になります。
なるべくバックフェース側に入れたいということで、内側からのタングステンインサートのご要望が多いのですが、外側から色々とゴージャスに象嵌したものを真ん中にドーンと入れればかなりのインパクトになりかっこいいのではないかと思います。
こういった内部加工は見えない部分への加工なのでおざなりになりやすいのですが、私は神経質で見えない部分がどうなっているのか見たくてしょうがなくなる性分ですので、なるべく内部加工の際は内部の写真を撮って公開するようにしています。ゴールドファクトリーは見えない部分であっても手を抜いていませんのでご安心下さい。
投稿者 M.Sasaya : 16:09
2011年10月18日
コンビSのセンターネック装着&ホーゼル穴埋め
キャメロン・コンビSのセンターネック装着とホーゼル穴埋め加工が終りました。
調査しましたが、キャメロン・コンビは残念ながらほとんどのショップさんでも、メーカーでも完売していますし、アメリカのオークションでも僅かしか出回ってません。
もし上手く入手することができたら、是非センターネック装着加工をやってみて下さい。
ゴールドファクトリーでは、センターネックを15mmの深さでソール近くまで入れることができますので、溶接する必要がありません。このほうが仕上がりが綺麗だと思います。溶接すると溶接の得手不得手が出てしまいます。所詮、外注加工ですから使わないで済むなら使わないほうがいいでしょう。
ホーゼルの穴埋めもこのように斜めにカットして沈めますので、単なるレッドドットにしか見えなくなります。これもなかなか難しい加工になります。接着剤を流し込んで固めたのとは美しさが変わりますし、下地が悪いとトランスルーセントカラーの美しさが出なくなります。
投稿者 M.Sasaya : 15:46
2011年10月17日
Square Back + NPZ + Teflon Black
こちらはフェースにNPZミーリングして、テフロンブラックしました。ペイントは白が入っていますが、スリードットのカラーが難しいですね。検討中とのことでしたので写真を撮影しました。
トランスルーセントは黒が強く透けてしまいますし、単なる白ではなく遊びたいところでもあります。複数色にするとどうしても国旗のようなカラーになるので、好きな国があればそれもいいかと思います。
投稿者 M.Sasaya : 13:24
2011年10月13日
キャメロン・コンビのセンターネック装着
BBGOLFさんからご注文のキャメロン・コンビ・ロングのセンターネック装着加工です。穴あけが終りました。
続いて、東京ショールームClub-Tからも同じ加工の依頼が来ています。
コンビ・ロングはゴールドファクトリーにはたくさん送られてきていますが、市場にはほとんど在庫がない状態だそうです。カスタムパター扱いのため、正規輸入はなく、並行輸入のみ。現在ほぼ全てのゴルフショップで完売している状態で、次回入荷は早いところで数週間、通常は2~3ヶ月待ちだそうです。
せっかくレアな商品ですので、是非ゴールドファクトリーで加工して、もっともっとレアにしてご使用頂きたいパターです。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
コンビのウェイトにタングステンをインサート
キャメロン・コンビロングのウェイトにタングステンをインサートしました。これで19.5gアップしました。
タングステンは0.5mm潜るようにしているので、その部分にトランスルーセントレッドを流し込みキャメロンのツアー支給品のようにします。
投稿者 M.Sasaya : 14:00
2011年10月06日
KOMBI センターネック装着
昨日、動画でご紹介したセンターネックを装着したコンビが仕上がりました。同じ仕様で2件注文が入っていたので、同時に作業しました。
コンビのセンターネック、ファクトバックのセンターネック、NPZ加工など、たくさん加工していますが、それでも特注加工を専門にやっている企業というのは世の中に何件もありませんので、コースで同じパターを使っている人に遭遇するということはまずあり得ないと思います。
みんなやってるから俺は違うことしようという心配は全く不要だと思って頂いていいと思います。あくまでも同じ加工のパターが見れるのはゴールドファクトリーのウェブサイトだけになります。
投稿者 M.Sasaya : 14:14
カリフォルニアデルマー・テフロンブラック
スコッティーキャメロン・カリフォルニア・デルマーのテフロングラック加工の依頼をたくさん頂いています。
このTPA18型というパターはサイトラインに拘ってほしいパターです。オリジナルのウィルソンやテーラーメイドのTPA18にはバーティカルサイトラインとフランジサイトラインが5本入っています。
こちらはバーティカルのサイトラインを追加しました。その他、フェース・トゥにアルミインサート、NPZミーリングが施してあります。
こちらはサイトドットタングステンをインサートします。
サイトドットタングステンは重量感があるので、単なるドットよりも打点を意識しやすくなります。また、フェース上部でミスヒットすると、球がバウンド(いわゆるポッコン球)してしまいますが、多少バウンドを押さえる効果もあるようです。
どうしてもダウンブロー気味に打ちがちなかたにはサイトドットタングステンがお勧めです。
パッティングのストロークはダウンブローが基本だと思っているプレーヤーが多く、プロゴルファーでもそう信じている人が大半なのですが、完全に間違っています。そのことが分ってきたのは残念ながらごく最近になってです。
パッティングのストロークは基本アッパーブローです。その為のシャフトアングル、フェースアングルがオープンになっており、ネックにオフセットが付けられています。
そしてどのパターもフェースの高さが20ミリ~24ミリ前後であることは、ボールの直径43ミリの半分で設計されている証明であり、必然的にストロークは10ミリ強、地面からヘッドがフライトしてインパクトするアッパーブローであることを目的として設計されています。
投稿者 M.Sasaya : 11:41
2011年10月05日
KOMBI センターネック穴加工の模様
スコッティーキャメロン・コンビのセンターネック穴開け加工です。この作業でライ角、フェースアングルが決まってしまいます。まず、機械にパターを水平に固定します。
このピックテスターのメモリは1メモリが0.01mm(1mmの100分の1)です。
メモリが少し動くのが分ると思いますが、これは水平が出ていないのではなく、スコッティーキャメロンの精度によるものです。両端が少し低くなっています。とはいえ100分の2mm-3mmの世界です。
この状態からお客様のご要望のライ角に傾けて切削します。
今回、ライ角79度指定ですので、角度を11度傾けます。
0.01mmが計測できるピックテスターに比べて、随分と雑な角度調整のように見えるかもしれませんが、このメモリで0.1度レベルの調整が可能です。
60というのは60分で、1度の意味です。同じく30というのは30分で0.5度の意味です。ですので、10分(0.16666666.....度)以下の調整が可能になっています。
これが水平の調整から、ライ角に11度を寝かせるセッティングです。次に平行を調整します。
これはバックフェースが平行であることをピックテスターで調べています。
真ん中にサイトラインがありますので、サイトラインにピックテスターが落ちた瞬間にメモリが振れます。それ以外の部分はメモリが全く動きませんので誤差は0.01mm以下となります。
これを1000分台の精度が出ていると言います。
この状態で、センターネックをインサートする穴を切削します。まず、穴がブレてしまわないように、センタードリルという専用の刃物でガイドとなる穴を開けます。
この動画は絶対に見て頂きたい動画です。
ゴールドファクトリーはコンピューターを使わず、手動で機械を動かしている、正真正銘のハンドメイドですというのを売りにしています。
コンピューターを使わずに手動で機械を動かすという意味が少し分りずらいかもしれませんが、上の動画のような状態です。手で、どのくらい削れているのか、どのくらい負荷が掛かっているのかを感じながら切削します。
それによってCNCと呼ばれるコンピューターまかせにした加工よりも精度が高く、コストを安く、少量生産することが可能となっています。
そして刃物の交換ですが、5種類くらいの太さに分けて切削します。
それによって負荷を少なくするので、完成品のパターでも壊れない程度の締め付け加減で加工ができます。
機械を持っていればどこでもできるかと言えば、できません。プロにもできないというのがこの加工です。
それは上記で説明しました、水平と平行の出し方、そして負荷を掛けない切削という技術が必要だからです。それにはハンドメイド(機械の手動操作)が必要ですが、CNC(コンピューター)の付いていない機械を動かすことができるエンジニアはほとんどいなくなりました。
投稿者 M.Sasaya : 15:13
2011年10月03日
キャメロン・コンビのホーゼル穴埋め
キャメロンのコンビのホーゼル穴埋めですが、例えばコンビ・ロングの場合はホーゼル穴がフェース側に3度倒れていますので、アルミの丸棒を単純にインサートしたのではホーゼル内部で3度傾いてしまいます。
その為、丸棒の片側を3度傾けて斜めにカットした状態で、ちょうど0.5mm潜るように接着し、トランスルーセントカラーで満たすようにしています。
コンビLはフェース側に3度傾いているだけですが、それ以外のコンビ、コンビSなどは2次元(フェース側に3度、ヒール側に9度)で曲がっていて、且つホーゼル穴の径がプラスマイナス0.1mm以上の誤差があるので、それぞれにワンオフで特注する必要があります。
もう随分と慣れてきていますので切削面も綺麗ですし、フェースアングルの調整(シャフトアングルの調整)も精度が充分に上がってきています。キャメロンのコンビをお持ちでしたら、是非ご検討ください。メーカー純正加工のツアー流出品は20万円以上しますので、ゴールドファクトリーでの加工は非常に割安になっております。
投稿者 M.Sasaya : 10:26
2011年09月30日
ライ角80度未満規定の理由
キャメロン・コンビのセンターネック装着加工が完了しましたが、もう1本ご注文が入りました。大変ご好評頂いております。
シャフトは直角に対して10度以上傾けなければならない(ライ角は80度未満でなければならない)とルールで決められています。それは伝統的なゴルフのスイングのスタイルを守るためで、股の下を通らせたりスイングが変わってしまい、違うスポーツにならないようにするという目的も含まれますが、もう1つ理由があります。
実際にライ角90度のパターを打ってみれば明らかなのですが、異様に”入り”ます。
「飛球線の横に立ち、右から左に打つ。」というのがゴルフの難しさの理由なんだということがはっきりと認識できます。
ルール適合ぎりぎりのライ角79度にしてもその効果はかなり実感できます。ですが、短尺では構えづらく、ヘッドが小さくても効果が分りづらいので、試してみるのであればキャメロンのコンビの長・中尺がお誂え向きだと言えると思います。
本当に入ります。それが実感できると思います。ですので、最近ライ角79度への調整というのが非常に増えているのがスペックシートのページで確認して頂けると思います。
投稿者 M.Sasaya : 15:13
2011年09月29日
Scotty Cameron KOMBI L センターネック加工
こちらも大変ご好評頂いていますキャメロンのコンビのセンターネック装着加工です。
ゴールドファクトリーでは3万円前後で加工可能ですが、キャメロンのツアー支給品の最新情報では20万円前後で取引されているのが確認されています。
今回のご注文はセンターネック装着加工、ヒールのホーゼル穴埋め加工、レングス46インチライ角79度でストレートシャフトを装着、グリップは再利用し、グリップの感覚は18cmというものです。
まず、センターネックにすると元のダブルベントシャフトは曲がっているので使えませんので、ストレートシャフトが必要になります。
ライ角はネックの装着穴を何度で開けるかで決まります。79度というのは、80度がルール違反なので、ギリギリにするという意味になります。
グリップの再利用は通常メーカーからすると邪道なのですが、アメリカのキャメロンスタジオではグリップとシャフトは必ず返却、もしくは再利用することから、キャメロンについては再利用や返却が常識となっています。
また、ツーピースのグリップの場合、指定がなければ元の状態のまま、今回のように18cmと指定があればそのように仕上げます。
※指定がない仕様については、元の状態と同じ、もしくはゴールドファクトリーにお任せという指定をされているのと同様の扱いとなります。ご注意下さい。
投稿者 M.Sasaya : 14:38
2011年09月21日
アメリカンクラシック3にNewPZとタングステン
先日、紹介したアメリカンクラシック3をテフロンブラック処理しタングステンを接着しました。フェース面のNew PZミーリングがネックへの接続部分でフェードアウトしていく部分も綺麗に仕上がっています。
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以下、9月8日の記事です。
Next Generation PZ millingはフェース面の高さが30mmを超えるので円弧を少し大きくして全面がカバーできるように、且つ円弧の中心をインパクトゾーンのセンターではなく全体のセンターに少し持ち上げています。
ネックでフェードアウトしていく部分が非常に繊細でした。これはゴールドファクトリーでなければめちゃくちゃにされてしまう加工だと思います。
円弧の大きさ、円弧の位置(センターをどこに持ってくるか)、円弧をどの方向に走らせるか(その方向がこのパターのライ角になります)、ネックとフェースの接続部分の処理など非常に繊細にも関わらず、このパターの固定は非常に難しいです(平らな部分が一切ないので)。
最小限の変更を加えて綺麗に整えましたが、作るほうからすれば言われた通りにやっただけと言って、通常通りに加工して、綺麗に仕上がらなかったですねと言われることもあります。どこで注文してもゴールドファクトリーと同じに仕上がるとは限りませんのでお気を付け下さい。
タングステンにも微妙な変更が加えられています。タングステンの回りの枠ですが、枠を付けるスペースが取れないので、本体ではなく、タングステンのほうに枠を付けています。
投稿者 M.Sasaya : 10:30
2011年09月14日
KOMBI Sのセンターネック装着
キャメロンのコンビSのダブルベントシャフトを抜いて、シャフト穴をアルミで埋めてドットにし、新たにセンターに穴を開けて、センターネックを装着する加工です。
アダムスコットが使用しているということで大人気の加工です。
スコッティーキャメロンスタジオで作られたツアー流出品が出てくれば30万円前後で入手できるのではないかと思われますが、今のところ出てきてさえいないということで、問合せはほぼ毎日、加工は常にヘッドがあり、注文が入っている状況です。
こちらはシャフトやグリップを変更するか否かにもよりますが3万円前後で加工可能です。合わせてNew PZmillingやタングステンインサートなどを検討されてもいいかと思います。
投稿者 M.Sasaya : 10:52
2011年09月13日
KOMBI Sのウェイトアップ
キャメロン・コンビのセンターネック装着はホーゼル穴埋めと、新ネック装着で20gウェイトアップします。更にウェイトアップさせたい場合はタングステンをインサートするのですが、今回はソールウェイトの内部からインサートしました。
外部からインサートしてタングステンを見せるのも洒落てますし、重心深度を深くしたいのか、慣性モーメントをアップしたいのかなど、要望に合わせて位置を変えることも可能です。是非、センターネック装着と同時に加工をご検討ください。
投稿者 M.Sasaya : 10:46
2011年09月09日
KONBIのセンターネック装着
今日もコンビのセンターネック装着の依頼が2件来ています。非常に人気の加工で問合せは毎日来ます。
加工賃はざっくり3万円前後ですが、「えっ!3万円もするんですか?もう1本買えちゃうじゃないですか。」という価値観がずれている野暮なお客さんが多くてがっかりします。
おそらくキャバクラでの3万や4万は高いとは思わないのでしょうが・・・・・
基本的にキャメロンのツアー流出した改造品というのは相場として30万円前後するのが普通です。それを3万円前後で作りますというのがこの加工が人気の理由で、たくさんのご注文を頂いております。
投稿者 M.Sasaya : 14:00
2011年09月08日
KOMBI LONGにセンターネック装着
こちらもブログで紹介すると、同じ加工をしたいとたくさん問合せのくる加工です。
元の穴を同じ素材のアルミで塞ぎますが、ホーゼル穴には3度の角度が付いているので、その角度に合わせて先端をカットし、長さを調整して接着、トランスルーセントカラーを流し込みます。
センターネックはお客さんの指定のライ角、フェースアングルで穴を開けて接着。溶接はしませんが15mm入っているので充分な接着強度が得られています。
センターネックは内部でソールからのウェイトに干渉していますので、後日ソールのウェイトを脱着するなどする時には、ゴールドファクトリーにお申し付け頂くようになります(他店で分解すると、壊してしまう可能性がります)。
投稿者 M.Sasaya : 13:55
2011年08月31日
Scotty Cameron KOMBI のセンターネック装着
こちらも人気の加工で、加工が完成したものはまだ2本目ですが、お問合せは絶えず頂いております。
センターネックの装着は24,150円(新しい削り出しネック作成+装着穴開け)、ホーゼル穴埋めが+5,250円です。もともと3万円前後で売っている大量生産されたパターですから、本体と比較してしまうと簡単に注文できる金額ではありませんが、この加工は簡単ではありません。
まず、ホーゼルの穴埋めですが、内部にインサートするSUS303の状態は少し引っ張り出すと右上のようになっています。穴が斜めに空いているので、真っ直ぐの棒を突っ込んだだけではなく、角度を調整するという技が必要になります。
そして装着するネックですが、こちらの穴開けにはソールインサートの分解と組立てが必要になります。
ソールのインサートは両面テープで固定されているのですが、逆に接着剤のように熱でブレイクしないので脱着に1時間くらい掛かります。
穴明けの技術も相当難しく、シャフトアングル1.3度でフェースアングルは4度オープンになります。穴の向きが0.3度狂ってしまうとフェースアングルは1度ずれてしまいます。
非常に繊細な加工で、なんどもライ角とフェースアングルを確認しながらネック装着穴を広げていきます。
投稿者 M.Sasaya : 14:10
2011年08月30日
17mmタングステンインサート
スコッティーキャメロン・インスパイヤード・バイ・ブラッドファクソンモデルのソール面に17ミリのタングステンをインサートしました。
タングステンのサイズが増え、装飾したものを含めるとかなりの数になりますので、注文が仕方が少し難しいかも分りませんが、お気軽にお問合せください。
タングステンインサートは定番中の定番加工になっています。軽いパターを我慢して使ったり、ソールに鉛をベッタリ張ったりという野暮なチューンナップはせず、一度お気軽にお問合せ頂ければと思います。
今回はタングステンの回りの枠に黄色いペイントを入れました。もとからのソールの黄色いペイントは少しオレンジが混じでしたので、近い色になるように赤を少し混ぜて調整しました。
投稿者 M.Sasaya : 13:48
2011年08月26日
Next Generation PZ Milling
以前加工したことがあるパターですが、追加加工を承りました。以前のカラーはレッドトランスルーセントでしたが、夏はやっぱりブルートランスルーセントがお洒落ですね。そして要所要所で白を組み合わせるのがかっこいいです。
今回はソールウェイトにタングステンを仕込み、Next Generation PZ Milling、バーティカルサイトライン、フェーストゥにアルミニュームなどを追加しました。
投稿者 M.Sasaya : 13:59
2011年08月16日
キャメロンタイプ・ソールウェイト(31,500円)
キャメロンのウェイトアップをお考えならこれが一番のお勧めです。
12ミリのタングステンや17ミリのタングステン(どんなサイズでも作れます)をフェースに入れると21,000円、ソールに入れると24,150円で、1対のインサートだと最大で20gアップとなります。
こちらのキャメロンタイプのソールウェイトは31,500円ですが、直径は22mmで装飾的にとてもかっこよく、1対のインサートで最大40g~45gのウェイトアップが見込めますし、もちろんステンレスにすれば0gアップですので、0g~45g前後まで自由自在に調整ができます(調整は厚みやステンレスとの複合などによって行います)。
キャメロンのスタジオセレクトやカリフォルニアシリーズのようにネジ式の交換式ではないので、緩んだり不純物が入ったりすることもありません。
アメリカのキャメロンスタジオでスタンプを押した5万~6万円程度のものや、20万円前後のハンドスタンプの軟鉄パター、80万円前後のSS303や120万円前後のGSSよりも、特注感があり高級に見えるものになると思います。
ゴールドファクトリーを知らない、一般のゴルファーが見れば間違いなくキャメロンのスタジオで作られたGSS以上の値段がするものだと見誤ると思いますし、実際に120万円前後で購入されたGSSにこのソールウェイトをインサートされたお客様もいらっしゃいました。
加工賃が3万円以上というと、もう1本新しいパターが買えてしまうのではないかと比較対照を勘違いしているお客様も多々いらっしゃいます。
吊るしの量産品と比較すれば確かに高価ですが、この手の受注生産品はアメリカのキャメロンスタジオで作られたものになると数十万円~数百万円というのが相場です。
また、新しく作るのではなく、完成品を持ち込みで加工するという技術は、スコッティーキャメロンのアメリカスタジオにはありません。
投稿者 M.Sasaya : 14:32
2011年08月05日
Scotty Cameron 350G・GSS Restoration
スコッティーキャメロンGSSのレストア依頼です。100万円以上するパターですので完璧に新品にしてしまうのではなく、風合いを残しつつ研磨しました。
今回、見て頂きたいのはトランスルーセントの美しさです。
ドットの底面をリューターとダイヤモンドコンパウンドを使って磨き上げ、艶がある状態にしてトランスルーセントカラーを載せました。
トランスルーセントレッドの色味ですが、かなり濃くなっています。これは単に分厚く塗るのではなく、黒を足すのではなく、ある色を微量混ぜ合わせます。
混ぜる色はとても意外な色なのですが、その雑みのようなものがGSSの素材の艶と光の反射が交わると妖艶な輝きになり、本物より本物らしいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 17:49
Scotty Cameron Fast Backセンターネック加工
ファストバックのセンターネック加工のご注文、非常にたくさん頂いております。
左上の画像のような純正と同じのトランスルーセント赤だけよりも、少し白を入れてみるとガラッと雰囲気が変わります。
どうせもともとのペイントは溶接で焼け爛れてしまい、入れなおさなければなりませんので、追加費用は掛かりません。折角なのでマイナーチャンジしてみては如何でしょうか?
投稿者 M.Sasaya : 14:17
2011年07月25日
サイトドットタングステン
キャメロンのボタンバック・ニューポートへサイトドットタングステンのインサート依頼です。
まず、サイトドットの位置について説明します。「パッティングは重心(芯)でボールをインパクトするのであるから、サイトドットはスイートスポットの真上にあるべきである」と思っているかたが多いのですが、間違いが2つあります。
トランポリンはリングの真ん中が一番高く飛び跳ねるのと同じく、ボールをインパクトするのはあくまでもキャビティーのセンターです。例えそこに重心がなくても力の伝導率が一番高い場所でインパクトするのは当然のことです。
力の伝導率が最も高い場所を”スイートスポット”といいますが、スイートスポットは重心ではなく、最適打球点です。
ボタンバックのキャビティーの幅は53mmで、サイトドットを入れる場所はその半分の26.5mmの位置となります。そしてちょうどその真下にセンターのボタンがあるというのがこのパターのデザインコンセプトです。
そして右上の画像ですが、2.5mmのタングステンをインサートしようとしたところ、2.5mm切削したところに床がありませんでした(インサートと本体のちょうど中間で、若干の空洞になっていました)。ですので、3.5mm切削して、ちょうどインサートに届いたところにタングステンが腰を下ろすように穴を開けました。
銅のインサートをタングステンが上から固定する状態になるので、もしかすると打感が少し良くなるかもしれません。
サイトドット・タングステンのインサートは10,500円です。
投稿者 M.Sasaya : 15:57
2011年07月22日
Scotty Cameron "KOMBI"センターネック加工
ネックはステンレスで削りだしたものと、アルミで削りだしたものを2つ作ってみたのですが、内部でステンレスに連結していることと強度的な問題からステンレスをチョイスしました。
色合いはアルミのほうが綺麗かとも思ったのですが、やはりボディーのシルバーはアルマイト処理されているため、地肌の色とは微妙に異なり、むしろステンレスのほうが相性がいいように思います。
センターネック穴の加工が終わりました。トップブレードからソールに貫通し(左上の画像)、ソールウェイトに刺さって(右上の画像)、止まります。
現在、ネックを削り出しています。
ソールプレートですが、おそらく3ミリくらいの板であろうと予想していたのですが、念のために外してみると想定外でした。
これだけ大きなインサートだと、アルミのボディーにネックを入れるというよりは、ステンレス製のソールプレートにネックを入れるような状態になります。
切削するのも、アルミならば軽く固定しておけば大丈夫ですが、ステンレスとなると相当な負担が掛かりますので、固定用のジグを特注で拵えます。
こちらはキャメロンのコンビですが、ダブルベントのシャフトを抜き、穴を埋め、新しくセンターネック穴を開けて、ネックを接着し、ストレートシャフトを刺します。
センターネック穴の加工はこれからですが、元の穴埋めは同素材のアルミニュームで埋めてレッドドットにします。このパターは大小合わせて15個のレッドドットが初めからありますので、デザイン的な相性も抜群です。
ですが、右上の画像のように穴は真っ直ぐではなく、フェース側に3度傾いていますので、アルミは平らにはならず、穴の中で斜めに傾いてしまいます。
左上の画像のようにインサートするアルミニュームに3度の角度を付けてインサートし、右上の画像のようにぴったりと平面になるようにインサートします。
トランスルーセントのレッドをペイントすれば誰が見ても純正そのものです。
投稿者 M.Sasaya : 11:52
2011年07月21日
Scotty Cameron American Classic
テフロンブラック加工が終わり、ペイントも完了しました。353.8gで仕上がりました。
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以下、製造工程です。
これは流石に苦戦しました。トゥ側のタングステン穴を切削するのに1日、ヒール側も1日掛かりました。
なんとか固定しましたが、手で強く押すと100分の1ミリくらい動いてしまう状態で、ほとんど力を加えられません。10mm厚のタングステンをインサートしますが、10分の1mmづつ100回に分けて削りました。
画像の状態でトゥ側を切削すると、確実に動いてしまうので、トゥ側とヒール側、両方の穴を切削するための専用ジグを作る必要がありました。
ソールから銅のウェイトが飾りでインサートされています。
内部の状態が分らないので不安でしたが、問題なく加工できました。テフロンブラックも問題ありませんでした。
元のヘッドウェイトが334g、タングステンをインサートすることによって予想では354gでしたが結果は正確には353.8gでした。ブルズアイ調のトランスルーセントレッドで装飾したタングステンをインサートしました。
投稿者 M.Sasaya : 16:30
2011年07月13日
センターネック溶接加工(カリフォルニア・ソノマ)
Next Generation PZ milling(Deep Milling)完了しました。
このNew PZは今日3本加工し、あと2本注残がありますが、常に注文がある状態です。非常に人気です。
特にショップさんからの注文が多いのですが、試しに1度でもいいので注文頂けると毎週2~3本前後の注文を取って頂けるようになると思います。毎週毎週、New PZの注文だけしか取ってこないショップさんもあるくらいです。
そのくらい決定的な打感の差が出ます。是非、お試し下さい。
今朝、従業員を溶接工場に行かせまして、ネックの溶接が終りました。溶接工場はあまり込んでなかったようで30分程度の待ち時間だったそうですが、通常は2時間くらいまたされます。
メッキ処理などは送りつけてしまいますが、溶接はきちんと加工に立ち会って作業指示をします。
ブラスト処理をして、フェースにNext Generation PZmillingをして、明日組立てします。
センターネック用のネックの削り出しと、固定用の穴あけが終りました。接着ではなく、溶接するので固定穴は不必要でもあるのですが、ライ角とフェースアングルを正確に出すためにネックを潜らせてあります。
フランジに黒いマーキングマークがありますが、これはフェースアングルを調整するために2点計測した目印で、15mmの間隔を取ってマーキングしてあります。
フェースアングルを4度オープンにするためには、シャフトアングルを1.3度傾ける必要があります。
※フェースアングル4度オープンというのはシャフトがバックフェース側に1.3度倒れているのと同意です。
1.3度のタンジェントに15mmをかけると0.34ミリ、ですが元々ソノマのフランジは15mmの間隔で0.53mm傾斜しています。
0.53mm - 0.34mm = 0.19mm
差し引き0.19mmバックフェース側が持ち上がっている状態でシャフト穴を垂直に開けます。
難しいので、この計算式は覚える必要ありません。
なぜ、そんな面倒な計算が必要になるかと言うと、トップブレード側の加工をしている際に、ソール側は見えないということです。フェースアングルはソールに対するネックの角度ですが、機械にヘッドを固定してしまうとソール面の計測はできなくなってしまいますので、フランジ側から2点計測によってタンジェントを計算します。
スコッティーキャメロン・カリフォルニアシリーズ・ソノマのネックを切断してセンターネックを溶接します。
ゴールドファクトリーに届いた状態は、まだシュリンクが掛かる新品でしたが、インサートを外し、ペイントを剥離、ハニーディップを剥離したのが右上の状態です。
クランクネックの切断です。写真撮影用に少し平らに削って整えてあります。
段差が出来ていますので、削って慣らしますが、そのためにはネックのあった部分だけでなく全体を削りなおす必要があります。
綺麗に段差を処理するために、動力200Vの回転の速いベーダーマシン(研磨機)で処理し、磨き用の研磨機で#60番、#180番、#240番、#360番と研磨した状態です。
この後、機械が空いたらネックの接続部分の穴を開けて、旋盤でネックの削り出し作業を行います。
投稿者 M.Sasaya : 17:00
2011年06月29日
センターネック溶接工程
ネックを切り落とし、ネック接続部分を機械加工し、仮止めしてある状態です。
スコッティーキャメロンが溶接加工している風景を見ると、ネックをトップブレードに押さえつけておいて溶接するだけですが、正確に位置と角度を決めるために機械加工をしています。
この角度がパターのスペック全てを決定付けます。ライ角、フェースアングル(シャフトアングル)、重心角度、重心距離など、全てがこの溶接で決まります。
溶接が終った直後の状態です。まだ手で持つとかなり熱いくらいの状態ですが、水などで冷やすと”焼き”が入って硬くなってしまいますので、自然に冷えるのを待ちます。
ペイントは全て剥離してありますが、剥離しないままに溶接するとペイントは焼きついてしまいます。
センターネックの溶接とは完全に仕上げ処理をやり直す大手術です。ネック以外の部分を一切触らずにできるような加工ではありません。
素材が溶接で焼けて、ネック周辺の色が変わっていますが、変わってない部分も実際には微妙に焼けて色合いが変わっています。全面にビーズブラストを打って、フェースをソールを磨きます。
フェースはキャメロンのミラーはあまり丁寧に処理されたものではなく、少し粗めのヘアラインなので、真剣に磨きこむのではなく、ある程度適当に手際よく作業するのが重要です。
ビーズブラストの色合いは粗めのビーズをある程度SUS303に打ち付けて整えたものにSUS303の粉塵を混ぜて調整します。この色合いはキャメロンのアメリカのスタジオで作られたものにかなり似ているということで定評があります。
そしてトランスルーセントをペイントして完成。
トランスルーセントのペイントはスコッティーキャメロンがアメリカのスタジオで使っているものと同じメーカーのものにクリア樹脂を混ぜて少し強度をアップしたものを使っています。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2011年06月06日
まだまだ人気上昇中のセンターネック加工
オンラインショップを会員制にさせて頂いた都合で、一時的に受注が減っていたスコッティーキャメロンなどの他社製品加工ですが、上手く商品取扱契約店での受注に切り替わりだしまして、スクエアバックやファストバックのセンターネック加工、カリフォルニアデルマーのハニーディップなどは現在10本以上の加工依頼を頂いています。
センターネック加工はネックの切断、新しい削り出しネックの作成、溶接までで29,400円、新しいストレートシャフトを購入しても33,390円というお手軽な加工なのですが、何回かお客様から「もう1本パターが新品で買えてしまうくらいの価格ですね。」と言われたことがあります。
値段の高い安いというのは、必ず比較する相手があって判断されるのですが、比較する相手を間違っていることがあまりに多く、非常に残念です。ハンドメイドの特注品と大量生産品を比較するのはもちろんナンセンスです。その量産品を作るための工場設備に何億掛けた上で3万前後のものを量産しているのかということを無視しては物の価値は理解できません。その工場で1本しか作らなければ、代金は何億円にもなります。
ましてほしいのはダブルベントの量産品ではなく、Scotty Cameron純正のXPERIMENTAL PROTOTYPEとして市販されているセンターシャフト20万円~30万円を作りたいわけですから、比較するのは3万円前後の量産品ではなく、20万円~30万円のXPERIMENTAL PROTOTYPEが3万円前後で作れてしまうということです。
これだけたくさんのご注文が頂けているということは、大半のお客様にはご理解頂けていると思いますが、毎年新製品を作り続けていくゴルフ業界のビジネスにはかげりが見えてきています、今ある物を新しいものにするというビジネスがもっともっと広く知れ渡っていけば、エコにもなりますし、ゴルフ業界の発展にも繋がると考えています。
投稿者 M.Sasaya : 14:30
2011年03月14日
デルマー+バーティカルサイトライン
バーティカルのサイトラインもトップブレードの形状によって入れ方の選択肢が複数生まれます。正しい選択肢が選ばれていることが重要です。
カリフォルニアデルマーのトップブレードはラウンドしています。一定のラウンド(一周すると円になるようなラウンド)ではなく、複数の円が組み合わされているものです。
このラウンドに合わせて、コンピュータープログラムを組み、同じラウンドでバーティカルのサイトラインが切削できればいいのですが、ゴールドファクトリーにはコンピューターがありません。全て手動での機械加工になります。
コンピューターでラウンドしたサイトラインを切削できたとしても、果たしてそれが真っ直ぐに見えるのかと言えば、おそらく見えないと思いますし、問題となるのは値段ですね。プログラム作成料は数千円~数万円ではなく、数十万円単位です。
通常はトップブレードのラウンドを無視してソールに平行に切削するのですが、このパターの場合はキャビティーが斜めになっています。
ですから、このキャビティーの斜めに合わせるというのがデザイナーのコンセプトに沿った選択肢であるということになります。
サイトラインは真ん中が一番浅くなり、トゥヒールの両サイドが深くなりますが、底面は真っ直ぐなのでアドレスしたときにきちんと真っ直ぐ見えます。今回は一番浅い部分を0.5mmとして切削しました。
投稿者 M.Sasaya : 12:11
2011年03月11日
フェース面の平面精度
10年くらい前の話になると思いますが、ゴールドファクトリーが加工するパターのフェースの平面精度は非常に高い。しかし、スコッティーキャメロンのフェースの平面精度は非常に低く、平らではないとインターネットで発表して、スコッティーキャメロンのファンの方々を多く敵に回しました。
スペックシートのリストを見て頂ければ分るように、現在のスコッティーキャメロンのパターの精度は非常に高いものとなっていますが、昔はそうではありませんでした。
それはスコッティーキャメロンが昔販売していたパターを確認すれば明らかなことです。
例えばこちらのパターですが、非常に状態が良かったのですがフェースの真ん中あたりが0.12mmほどへこんでいました。Next GenerationPZmillingのグルーブの深さがちょうど0.12mmですから、端っこしか削れず、真ん中はそのまま無傷で残ってしまう状態。
フェースを0.13mmほど削り、平らにしてからNext GenerationPZmillingをしました。その分、ヒールのロゴが薄くなってしまったかもしれません。
こういった加工もやってみるまでお客様のほうでも、当方でも分らない部分ですが、もちろん追加料金も掛かりませんし、フェースの真ん中が削れていない状態のままで、運が悪かったですねと言って返送することもありません。
それ以外の部分はフル研磨してあります。目でみて分る範囲の修正を加えました。これからガンブルー(黒色酸化皮膜)に出します。錆の根などの影響で出るピンホールなどが発生しなければいいのですが。祈りつつ、メッキ工場に送ります。
投稿者 M.Sasaya : 08:00
2011年03月07日
ニューポート2とナパの研磨
こちらはニューポートの研磨です。ガンブルー(黒色参加皮膜)仕上げですが、結構状態がよかったので、期待できます。フェースは多少傷が付いていますが、Next Generation PZmillingをご注文頂いているので、そこも含めて綺麗に仕上がると思います。
Next Generation PZmillingの黒色参加皮膜処理は今回初になります。
こちらは先ほど紹介しましたカリフォルニアシリーズのナパです。少しバックフェースの錆の根が深かったので心配なところですが、可視できる範囲では完全除去したつもりです。
それ以外は特に問題なく仕上がりました。ソフトブラックメッキにします。
最近のキャメロンは本当によくできていると思います。昔のキャメロンを見て頂くと、いろいろな問題が見つかりますので、私が昔キャメロンのことを質悪だと否定していたことが分ると思います。
そういった研磨の差というのが、ハンドグラインドしたものと、そうでない量産品とではっきりとするのが、こういったネックの周辺です。
ハンドグラインドで有名なTPミルズなどは今でも簡単なL字でさえ、ミルズ本人(本人といっても、現在は息子さんなので別人ですが)が研磨したものは18万~20万円しますが、ゴールドファクトリーは1万円前後ですので、是非合わせてご注文頂きたいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 18:19
カリフォルニア・ナパのNext Generation PZmilling
こちらはカリフォルニアシリーズのナパですが、Next Generation PZmillingのご注文です。
L字はフェース面とネックが繋がっていますし、ネックがフェースよりも前に出ているので、このままPZmillingをするとネックをえぐり込んでしまい、ネックが半分無くなってしまいます。
その為、元からあるネックとの段差の部分に0.5mmほどのサイトラインのようなものを切削しておき、Next Generation PZmillinの深さは0.1mmですから、このラインが側溝の役目をして、刃物が逃げた瞬間に機械をストップ、位置を次のミーリングにセットしてスタートというふうにして、刃物を逃がしながら切削します。
かなり高度な加工ですが、汎用フライス盤を使ったフルバックではなく、彫刻機械を手動で動かしているので、できるストップ技です。
投稿者 M.Sasaya : 15:40
カリフォルニアデルマー・テフロンブラック
ハニーディップを剥離し、ソールウェイトを非脱着式のオリハルコン、サイトラインを5本に加工したパターの再加工です。
今回はテフロンブラックしました。ソールウェイトを外して、ウェイト自体もテフロンブラックするということで、このような仕上がりになりました。薄っすら純銀のピンは光沢の差で可視可能です。
純正のハニーディップ、ハニーディップの剥離処理、テフロンブラックの3種類を楽しまれる人は多いです。
テフロンブラックを剥離するとハニーディップを剥離した状態と同じ状態になります。ですが、どちらの順序でも同じ値段です。
それとハニーディップの剥離(ビーズブラスト処理)とテフロンブラックは当社で加工できますが、元のハニーディップは加工ができません。最終的に元に戻せないということは覚えておいて頂きたく思います。
投稿者 M.Sasaya : 15:14
2011年03月01日
Scotty Cameron Laguna 2.5 Brad Faxonのネック調整
このパターもネック調整、特にライ角の調整が難しいパターです。スコッティーキャメロンのインスパイアード・バイ・ブラッドファクソンです。
トップブレードとソールが平行ではありません。普通にソールで計測してしまうとものすごくフラットなデータが出てしまいます。
先日、お伝えしたようにフェースのミーリングはどの方向に向かって付いているのかを確認すると、右上の画像になります、トップブレードと平行です。つまり、ソールでライ角を計測すると68度くらいしかなくても、トップブレードでは72度あり、このパターは72度のライ角でロフトが切削されていることになります。
こちらはそうゆう経緯があったかなかったか分かりませんが、ライ角が77.5度、ソールで測っても73.5度くらい。ネックがアップライトに調整され、ぐにゅっと曲がっていました。
曲がっているネックを真っ直ぐに直すと、ライ角が73.5くらい。微調整して71.5度にしました。
このパターの場合、ライ角はスタジオセレクトのようにトップブレードとソールの中間で測って、アップライト目でもいいかと思います。ですが、ソールで測ってしまうと、とんでもないことになります。
そしてフェースを削りなおす際には、トップブレードに平行に削らないと、もはやスコッティーキャメロンとは呼べないものになってしまいます。
投稿者 M.Sasaya : 17:41
2011年02月28日
スコッティーキャメロンS.S.ニューポート2
到着時ライ角70度、フェースアングル8度オープン。
こちらを71.5度、4度オープンにネック調整します。スペックデータはリスティングを始めてから、もうすぐ300件に達成します。
このデータの公開を始めるまでは、年に数本もネック調整の依頼は無かったように思います。現在では、ほとんどのお客様が合わせてご注文頂いております。まだまだ、ごく一部かもしれませんが、パターのネック調整が定着したことを嬉しく思っています。
その他、Next Generation PZmillingとリフィニッシュ、シャフト&グリップ交換のご注文頂きました。
投稿者 M.Sasaya : 15:44
カリフォルニア・デルマー(ハニーディップ剥離)
こちらは店頭販売用にハニーディップを剥離したカリフォルニアデルマー、大阪のゴルフショップアイフィーさんからのご注文分です。
こういったキャメロンのハニーディップの剥離やオデッセイのサイトライン加工など、シンプルな作業1つ取っても他社で加工するのとゴールドファクトリーで加工するのでは違いますというのを説明してきたことによって、他社で加工して失敗しましたという問い合わせが減ってきました。
ですが、当然こういった加工だけでは当社の経営は成り立ちませんので、オリジナルのパターを使っていただくまでの伏線です。
スコッティーキャメロンやオデッセイといった他社の製品をゴールドファクトリーで加工することだけに意味を見出されても困ります。あくまでも他社製品ですので分らないこともありますし、分かる範囲内での対応をさせて頂いています。サービスの一環であるということも合わせてご理解下さい。
スコッティーキャメロンやオデッセイの商品知識について、勝負を挑んでくるお客様が多々いらっしゃると取扱店様から報告を多々受けています。
加工に関する知識は全ての従業員、取扱店が持っているべきですが、他社の製品情報は持ち合わせておりません。そういったことは、予めご自分で調べてから加工のご注文を下さい。
商品の知識で挑戦したいのであれば、スコッティーキャメロンの商品はスコッティーキャメロンへ、オデッセイの商品はオデッセイへお問合せ下さい。
投稿者 M.Sasaya : 15:17
2011年02月22日
Scotty Cameron California NAPA Custom Order
レストアして、Next Generation PZmilling、GPZmilling、サイトドット、タングステンインサートをフェースに1対、ソールに1個インサートし、ソフトブラックのツートンで仕上げます。
このくらいの状態であれば新品状態になります。
フェースのNext Generation PZmillingはこのまま加工してしまうと、ネックがフェース側に出ているので、ぶつかってしまい、綺麗に仕上がりません。
ネックとフェースの接続部分に斜めの段差が付いていますが、ここにサイトラインのような細めの線を入れて、そこから刃物を逃がすことによって、綺麗に仕上げます。
投稿者 M.Sasaya : 15:41
2011年02月17日
ニューポート+サイトドット3mm
スタジオセレクトのニューポートにサイトドットを彫刻しました。
到着時のスペック:
Head Weight: 357g
Lie Angle: 73.75°(TopBlade74.5°Sole72.5°)
Loft Angle(Sole): 6°
Real Loft Angle: 4°
Face Angle: 8°open / Shaft Angle: 2.6°open
フェースアングルを4度オープンに調整します。
必然的にシャフトアングルは1.3度になり、リアルロフトは5度になります。
投稿者 M.Sasaya : 14:29
California DERMAR ミラーブラックフィニッシュ
こちらはスコッティーキャメロン・カリフォルニアシリーズ・デルマーのミラーブラックフィニッシュです。
ミラーブラックというのは、ソフトブラックの艶消し処理をしないものです。ミーリング痕が多少残っているので、ミラー(鏡)というほどは眩しくないと思いますが、眩しいです。
でも、かっこいいですね。
素材はステンレス(SUS303)ですが、メッキすると打感は軟鉄のメッキモデルに近くなってしまいます。
でも、かっこいいですね。
そして更にペイントは黒です。ワンポイントどこかに赤を入れます。
投稿者 M.Sasaya : 13:31
2011年01月19日
ファストバックのセンターネック加工の料金
ファストバックのセンターネック溶接は返送料まで全て込みで33,915円です。
(内訳:センターネック溶接29,400円、ストレートシャフト3,990円、返送料525円。)
※元々のシャフトがダブルベントシャフトですから、センターネック用のストレートシャフトが必要になります。当社で標準使用しているものが3,990円、その他のシャフトもほぼ同額です。
同時加工でNext Generation PZmillingをご注文頂きますと18,900円アップで、52,815円です。
ファストバック1.5のヘッドを当社で調達してきてセンターネック加工した場合、61,425円で非脱着式のオリハルコンソールウェイト25g装着モデルへの交換が無料になります。Next Generation PZmilling同時加工で80,325円です。
ファストバック1.5センターネック+非脱着式オリハルコンウェート25gのヘッドウェイトは338g前後になります。
投稿者 M.Sasaya : 14:30
2011年01月14日
カリフォルニアデルマー・ハニーディップ剥離
こちらは関西のショップさんからのご注文です。スペックシートは作りませんので、こちらだけでの紹介となります。
カリフォルニアデルマーのハニーディップを剥離し、ビーズブラスト。1つはトランスルーセントのベビーブルー、もう1つ濃いほうはトランスルーセントブルーです。
こちらは通常シャフト付きで、スペック計測もついて9,450円、返送料525円です。
投稿者 M.Sasaya : 15:39
2010年12月22日
Scotty Cameron NAPAに2重のオリハルコン
形状の問題で1個のタングステンの厚みは外側で6ミリ、内側で8ミリしか入りませんでしたが、2重にすることによって26gアップさせています。
このくらいウェイトアップさせると「カチン」とか「コチン」という甲高い打音だったのが、「ゴツッ!」という低音になり、性能アップしたことがリアルに感じ取れるようになります。
是非、L字とかT字という難しいパターは無理にがんばって使うのではなく、チューンナップしてみて頂きたいです。ピン型よりもより効果を感じ取りやすいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 14:51
2010年12月16日
DETOURのバランス内部
こちらが昨日のDETOURのバランスを外した内部の空洞にタングステンをセットした状態になります。
ゴールドファクトリーで用意しているタングステンは最大径が17ミリですので内径に合わせてステンレスで台座を作ってぴったりに径を合わせてあります。
投稿者 M.Sasaya : 13:25
2010年12月15日
DETOURのNEWPORT2のバランスにタングステンをインサート(2件目)
ステンレス製のバランスウェイトを特殊レンチで外し、内部の空洞に17ミリのタングステンをインサート(ステンレスで台座を作って隙間を埋めます)、更に取り外したバランスにもタングステンをインサート。
合計30gアップで加工賃が10,500円です。
この加工をすると重心深度の深さは他に類をみないレベルになります。この価格でこのチューニングができるのであればやらないのは勿体無いと思います。
投稿者 M.Sasaya : 15:15
2010年10月13日
Scotty Cameron NewportBeachのロフト
こちらは今日完成しましたスコッティーキャメロンのニューポートビーチです。
サイトドットの彫刻、ビーズブラスト処理、Gマーク彫刻(フェーストゥ)、シャフト交換を承りましたがロフトが7.5度で切削されています。6度もオープンになっていますが、リアルでも6度残っています。
パターのロフトは3度~4度ついていると言われていますが、もともろは雑誌社の勘違いですね。
もともと、ピンのオールドアンサーは7度~8度ついていました。さすがにそのくらいのロフトになるとデザインが難しくなるため多少減りましたが、それでも5度~6度は付けられています。
3度~4度というのはおそらくリアルロフトを計測したのかと思いますが、通常、ソール幅の広く”座り”が存在するフェアウェイウッドやパターのようなクラブのロフトはリアルロフトではなく、ソールに対するフェースの角度を表記します。リアルロフトをロフトと言って表記するのはアイアンだけです。
ですが、現在ではそれが一般化されてしまったので、パターのロフトはアイアンと同じようにリアルロフトで表示されるケースが増えています。
パターのロフトは5度~6度は付けて切削しなければ、まともにボールは転がりません。
ゴールドファクトリーのパターはロフトが多いと言われることがあるのですが、だいたいスコッティーキャメロンのパターと同じです。中にはこのように7.5度もロフトがあるものも多々あります。
投稿者 M.Sasaya : 16:22
2010年09月22日
Scotty Cameron GSSの成分検査表
GSSの日本での成分分析の結果が出ました。
GSSの主要成分である、ニッケル、クロム、硫黄(サルファ)の3成分に限定して含有量を検査しました。
GSSの含有量 ニッケル8.43%、クロム17,61%、硫黄0.30%
アメリカの研究所での検査結果は以下でした。
当社SUS303 ニッケル8.53%、クロム17,78%、硫黄0.36%
GSSの含有量 ニッケル8.34%、クロム17,11%、硫黄0.33%
とうことで、1%以下は計測誤差だということがよく分かると思いますが、計測誤差レベル以下で当社で使用しているSUS303とGSSが同一金属だという検査結果が国内の検査機関でも確認できました。
当社SUS303製のパターご購入のお客様につきましては、現在アメリカの研究所の検査結果を、素材の証明書として添付させて頂いております。国内の検査結果も正式な検査証を入手次第配布させて頂きたいと思います。
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以下、8月29日の記事です。
これはスコッティーキャメロンのGSSを削った時の切粉です。切削時の模様はこちらのブログ記事にてご確認下さい→http://www.goldsfactory.com/blog/archives/2010/07/20180000.html
このスコッティーキャメロンGSSの切粉と、ゴールドファクトリーで使用しているSUS303をアメリカの研究所に送って、成分分析をしました。
↓その結果がこちらのPDFファイルです。PDFファイルでダウンロードしてご確認下さい。
ファイルをダウンロード
0.01%という非常に微量な単位まで計測されていますが、許容範囲は±1%以下と言われています。
小数点以下は削除して比べて頂くと分りやすいと思いますが、完全に1%以下の誤差で適合しています。
最下部に"Material is 303"と表記されています。研究所から"どちらも303ステンレスです"とのコメントがあり、ジェネラルマネージャーのサインがあります。
スコッティーキャメロンのGSSとゴールドファクトリーで使用しているSUS303は同じ素材です。
303ステンレスの条件ですが、クロム含有量18%、ニッケル含有量8%が条件とされています。許容範囲は±1%です。
ドイツの規格ではニッケル含有量が9%で、ドイツ製のジャーマンステンレスはニッケル含有量が高いと言われています。
当社SUS303のクロム含有量17.78%、ニッケル含有量8.53%に対して、スコッティーキャメロンのGSSはクロム含有量17.11%、ニッケル含有量8.34%です。
今回の検査結果を見て頂くと、どちらの素材も303ステンレスの条件に適合し、スコッティーキャメロンのGSSはドイツ製であることとは無関係であることも分ると思います。
この検査結果は当社のSUS303がスコッティーキャメロンのGSSと同じ素材であることの証明として、プリントアウトしたものを、当社パターに添付して配布させて頂きたいと思います。
※データの確実性を検証するため、日本国内の研究所にも検査を依頼しています。検査結果については後ほど報告させて頂きます。
※この検査はスコッティーキャメロンのGSSの品質を批判するものではなく、JIS規格で管理された日本製のSUS303は世界最高峰と呼ばれるGSSと同等品であり、品質が劣るものではないことを証明するために検査を行いました。ご理解頂ければ幸いです。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2010年09月15日
Scotty Cameron California Monterey
以前、チューンナップしたモントレーのハンドグラインド加工のご注文頂きました。
削り出しパターが発売され始めたころ、一般的な価格は3万~4万円でしたが、更にハンドグラインドが加えれれたモデルは10万円以上という別格の値段が付けられていました。
ですが、ハンドグラインドできる部分というのは限られていましたので、トゥとヒールが少し丸められている程度でした。プロ支給品に至っては、研磨できない部分は紙ヤスリを使って指で研磨しているメーカーも多々ありました。
そのタイミングで、削り出しパターの全面研磨ができるということでツアーサービスで評判になったのがゲージデザインでした。当時は近代ゴルフの子会社で、ワールドブランズという名前の会社でしたが、毎朝社員よりも早くプロが出社してきて、順番を待っていることもありました。
ゴールドファクトリーにはその時のクラフトマン3人のうちの2人がいますので、パターの全面研磨はもちろん可能なのですが、1ヶ所だけ研磨できない場所があります。
バックフェース・キャビティーバックの中のTitliestの文字が彫刻されている面だけが研磨できません。
今回は、機械切削されたフェースの精度を残すため、フェース面は研磨していません。ソールも特に目立った傷がなく、ウエイトが入る穴に悪影響を出したくないので研磨していませんが、フェースとソールの間のリーディングエッジは研磨してあります。
もちろんホーゼルの真裏まできちんと研磨してあります。
そしてビーズブラストで仕上げた写真がこちらになります。
形状はそのままですが、全面研磨されていますので、ミーリング痕は一切ありません。これだけで風合いにかなりの高級感が出ると思います。
ですが、最近はハンドグラインドをするメーカーというのは完全に無くなって、すべてバレル研磨になってしまいましたので、言われないと違いはほとんど分らないと思います。
そのため、ビーズブラスト前の作業が分るように説明を加えさせて頂きました。後ほど、アッセンブル完了後に綺麗な画像を載せさせて頂きます。
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以下、9月3日の記事です。
フェースにハンドスタンプが入っているので、アメリカのスコッティーキャメロン・スタジオに直接注文されたパターだと思います。
ハニーディップを剥離して、グラスビーズブラスト処理。ネック調整、ペイント変更をしてソールのウェイトバランスをゴールドファクトリーオリジナルの非脱着式の最大ウェイトのものに交換しました。
ゴールドファクトリーのお客様で、「金持ちは脱着しない。」という名言を残されたかたがいらっしゃいます。もちろん極端に誇張された表現だと思いますが、その通りだと思います。
ウェイトを脱着して遊ぶのは、もう少し安価なおもちゃでやるべきで、芸術(アートオブパッティング)だと謳っている高級品のウェイトが脱着式だというのは、安っぽさを感じさせるばかりです。
非脱着式ウェイトの装着、グラスビーズ、ペイント変更の3点はゴールドファクトリーのお客様には是非やって頂きたい三種神器です。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年09月10日
Scotty Cameron Circa62 No.7
スコッティーキャメロンのサーカ#7ですが、デルマー2のようにインサートがないのでチューンナップしやすいパターだと思います。
サイトラインを2本追加して、タングステンをインサートしました。
3本ラインの間隔については、ボールの直径43mmに合わせるとか、その半分にするとか、キャビティーの幅の半分にするとか、その都度”意味のある寸法”を検討して切削しているのですが、ご要望があれば言って頂けるか、マジックで印を付けておいて頂いてもいいと思います。
切削の仕方については、ゴールドファクトリーとスコッティーキャメロンは同じ方法で、垂直でも水平でもなく、斜めに刃物を倒した状態で、キャビティーの壁まで削ります。
キャビティーの壁にある円径のストップマークが刃物の底です。左がスコッティーキャメロンで、右のラインがゴールドファクトリーで彫刻したもの。
キャメロンはコンピューターが彫刻していますので、円がはっきり出ています。ゴールドファクトリーは手動なので、ぴったり半円にして角溝にしています。
投稿者 M.Sasaya : 14:17
2010年09月09日
カリフォルニア・デルマー化粧直し
こちらはハニーディップを剥離して、ビーズブラスト処理し、ペイントを変えた化粧直しのご依頼。
是非、ゴールドファクトリーのお客様にはカリフォルニアシリーズをお使いでしたら最低限ご注文頂きたい加工です。
投稿者 M.Sasaya : 16:26
2010年09月07日
Scotty Cameron 303SSS Cutting Chips
スコッティーキャメロンの303SSSにタングステンインサートをしました。
カッティングチップス(切削粉)を研究サンプルとして保管させて頂きましたが、今のところ成分分析はしない予定です。
GSSとSSSの成分比較は興味があるところかと思いますが、機械切削をする職人にとって、その金属がどんな成分であるかは、成分分析に掛けなくても明白です。GSSを成分分析に掛けたことによって、それが正確なものであることも分りました。
もし日本製のSUS303よりもSSSやGSSのほうが打感が柔らかいと感じるのであれば、それはプラシーボ効果(思い込みによる効果)です。
それは悪いことではないと言いたいところですが、不確定要素(分けの分らない要素)を増やすことは、ゴルフをより複雑にし、難しくします。
そういった間違った処方箋を服用してしまった患者があまりに増えてきた場合には、このGSSとSSSのカッティングチップを成分分析に掛けたいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 14:08
2010年09月02日
Scotty Cameron Classic 1.5 Refinish
かなり綺麗に仕上がりました。これはきっと喜んで頂けると思います。
丁寧に時間を掛けて磨きこんだのがよかったようです。それでも錆には根があるので、痛んだ素材感が出てしまう可能性があったのですが、比較的上手くいったと思います。
キャビティー内部など、これ以上研磨できない部分以外は新品以上の輝きです。
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以下、8月25日の記事です。
こちらはガンブルー(黒色酸化皮膜)でリフィニッシュ依頼のスコッティーキャメロンです。この状態で皮膜処理に出します。
かなり厚い錆の皮膜が形成されている状態でしたので、削れる部分は錆の根まで厚めに削り取り、磨き上げました。
メッキは英語ではプレーティングと言いますが、プレートでカバーするメッキとは違い、皮膜と言われる黒色酸化皮膜は地肌の状態がそのまま仕上がりになります。
ここまで磨きこんでも、おそらく多少は隠し切れない地金の痛みが出てしまうと思います。研磨での磨き込みはご覧いただけるように、これが限界かと思われますので、もし気になるようでしたら、テフロンブラックなどのプレーティングに挑戦してみて下さい。
投稿者 M.Sasaya : 17:00
2010年08月11日
スコッティーキャメロンの純正シャフト
Scotty Cameron Studio Stainless NewportBeach
Total Weight: 496g
Head Weight: 341g
Swing Weight: D2.3
Frequency: 342cpm
Shaft: Scotty Cameron(33.75inch)
Grip: Scotty Cameron(Red)
データを取り続けてきて、スコッティーキャメロンのセッティングについて分ったことがあります。
振動数は340cpmを切ると、打ち負けてしまいます。酷いものはビヨヨ~ンというシャフトが一度負けて、しなり返してくるような打感になることがあります。当然、ミスヒットにも弱くなります。
スコッティーキャメロンは、あえてその限界ギリギリのセッティングを狙っています。
なぜか?それは”打感が柔らかい”と錯覚させるためです。やはり海外でも”ソフトフィーリング”と呼ばれて、重要視されている要素の1つです。
そのまま使うのであれば問題はないのですが、重くするのであればリシャフトを合わせて考えるようにしてみてください。
投稿者 M.Sasaya : 14:36
2010年08月09日
Scotty Cameron DERMAR2 refinish(2010,7,29)
こちらはインドネシアのお客様からのご依頼です。
デルマー2のリフィニッシュですが、下地が痛んでいるため、ソフトブラックでは目立ってしまうということで、お客様と相談せて頂き、テフロンブラックでカバーしました。
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以下、7月297日の記事です。
こちらはデルマー2のリフィニッシュのご依頼です。
コンディションがよくなかったので、文字が消えたり、等高線切削の段々がなくなってしまうギリギリまで研磨しました。
それでもソフトブラックのミラーは素材の状態が悪いと浮き彫りになってしまいます。
錆には根があって、その根はかなり深いということが分ると思います。
初めの状態からすると、ここまで綺麗になればリフィニッシュの範囲としては充分だと思いますが、この上からテフロンブラックでカバーして覆ってしまえば新品同様になってしまいます。もしくは梨地処理の違うメッキにすれば、全く分らなくなってしまうと思います。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2010年08月03日
DETOUR用のバランスレンチ
DETOUR用のバランスレンチが完成しました。かなり大きいですね。手の内側に握っているほうがスタジオセレクト用のバランスレンチです。
バランスレンチは5つのピンが確実に根元まで入っている状態で回して下さい。2~3本しかピンが掛かっていない状態で回すと、壊れてしまいます。
スコッティーキャメロンのバランスウェイトはもともとアマチュアが脱着して使う目的で作られているものではありません。
当社のバランスレンチは誰でも容易に脱着ができるように開発したものではなく、あくまでも工房のプロのクラフトマン向けに作ったの工具です。
本体が壊れる前にバランスレンチが壊れるような仕組みにはなっていますが、脱着の際に本体を傷つけないように気を付けて下さい。脱着は自己責任で行って頂けるようお願い致します。
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以下、7月27日の記事です。
こちらで販売しているバランスレンチはスタジオ用です。ご注意下さい。
http://www.goldsfactory.com/webshop/studio_article_cameron.html
DETOUR用のバランスレンチを作ります。直径が1インチ(25.4mm)ですね。スタジオセレクトは22mmです。
その他、ご希望があれば各種バランスのレンチ製作致しますので、下記までお申し付け下さい。
info@goldsfactory.com
投稿者 M.Sasaya : 16:00
2010年08月02日
LUGUNA1.5 センターネック加工
こちら溶接が終りました。ソールのバランスウェイトにタングステンをインサートして10gアップ。ヘッドウェイトが242g前後で仕上がる予定です。
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以下、7月30日の記事です。
スコッティーキャメロン・スタジオセレクト・ラグナ1.5のセンターネック加工です。
ネックを切った状態で、本体のヘッドウェイトが283.5g、バランスウェイトが20g×2ヶで323.5g、
こちらで削りだしたネックがぴったり10gですので、合計333.5g、ここに溶接が付いて335gくらいでしょうか。
少しだけ軽そうですが、形状的には充分です。何もしないでここまでウェイトが出せるなら試してみたいというかたも多いと思います。
これから溶接に持っていきます。
投稿者 M.Sasaya : 18:30
2010年07月23日
Studio Select Newport 2 Custom order (2010,7,23)
バックフェースにレッドアルマイトのアルミをインサートしました。
ウェイトにして3.5gだけ軽くなっています。この3.5gは大きいですね。アルミをインサートして振動数が340cpmになりました。入れないと338cpmを割ります。
338(サン・サン・ハチ)と書いて、サ・サ・ヤと読むのですが、ヘッドウェイトは338g(約340g)が現在の最低ウェイト、振動数は338cpmがシャフトが耐え切れているギリギリの硬さだと覚えておいて下さい。
どちらも、それを割り込むと使いずらくなるケースが多いです。こちらも他のパターのデータと比較して頂けると分りやすいかと思います。
SPEC SHEETのブログ→ http://www.goldsfactory.com/spec-sheet/
投稿者 M.Sasaya : 16:52
2010年07月20日
Scotty Cameron GSS Custom Order(2010,6,27)
スコッティーキャメロンのGSSのソールにスタジオセレクトのバランスをインサートしました。
細かいスペックに付きましてはスペックシートも更新しましたので、確認下さい。
GSSに量産品はなく、価格は120万円~400万円と言われていますが、おそらくアメリカのスコッティーキャメロンのスタジオに直接注文を依頼しても、この加工は”できない”と思います。
後日加工でこのような細かい加工ができるのは日本人ならではの器用さによるものです。
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以下、7月16日の記事です。
スコッティーキャメロンのGSSのソールにスタジオセレクトのバランスウェイトをインサート。バランスウェイトはゴールドファクトリーで拵えたものですが、外形は寸分の狂いもなくオリジナルと同じものです。
通常ゴールドファクトリーでインサート穴を開けると、しっくりとしたぴったりサイズになってしまうのですが、こちらはかなり隙間が開いていて誤差があります。誤差まで寸分の狂いもなくスコッティーキャメロンの純正と同じにしました。
ここまではスコッティーキャメロンが作っても、ゴールドファクトリーが作っても全く同じものになっているはずです。
更に、バランスウェイトの内部にタングステンがインサートされています。ここは見えませんが、ゴールドファクトリーのオリジナルの技術になります。
比重により15gアップ、ヘッドウェイト350g→365gになります。
こちらがスコッティーキャメロンのGSSを削った切粉です。
さすがに100万円クラスのパターになると切粉まで希少な気がして、かっこいいですが、これから研究所に送ることによって普通のSUS303ステンレス、もしくは18-9ステンレスであることがわかり、ただのゴミ屑に戻ります。
この袋で3袋分くらいが取れましたので、複数回の比較テストができるかと思います。1つはアメリカの研究所に、1つは日本の非破壊検査に掛けてみたいと思います。
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以下、6月27日の記事です。
こちらはソールにスタジオセレクト用のバランスウェイトを蓋のように薄くしたものをインサートし、さらにその内部にタングステンをインサートする依頼のパターです。
最近、日本製の軟鉄鍛造を謳ったアイアンで、実は台湾製や中国製のものが多く混在しているということで、ゴールドファクトリーのアメリカのディストリビューターをしているツアースペックゴルフが金属片をラボ(研究所)に送り、見事に日本製の鍛造と中国産の鍛造の成分の違いを割り出したというデータが発表されたのですが、そういったことができるのであればGSSという素材をきちんと調べて貰おうということでサンプルを探していました。
GSSとSUS303は同じものですか?という質問を受けるのですが、SUS303というのはJIS(日本工業規格)で定められた素材の名前ですが、GSSというのはスコッティーキャメロンが商標登録をしたブランド名であり、GSSという素材の名前はどこの国の工業規格にも存在しません。
スコッティーキャメロンの公式ページを見てみると、Studio Glossaryというページの中に以下の説明があります。
Trademarked by Scotty to signify the highest quality stainless steel he's found for putter making, GSS stands for German Stainless Steel.
語源はジャーマンソフトステンレスですが、ドイツ製の金属であるなしに関わらず、スコッティーキャメロンは最高品質のパターであることを表示するためにGSSと言う名前を付けることができます。
何度も説明しているのですが、同じ質問は繰り返され、GSSという素材は存在していませんといっても余計に理解して頂けなくなります。
GSSですと言ってしまうと商標権に抵触します。ですが、「GSSと同じ素材」と表記し、同じ素材であることを証明する成分分析表を提示すれば解りやすいのかと思います。
そのための、サンプルを探していたのですが、このパターのタングステン穴を削る際の切粉をサンプルとし、アメリカの研究所に送ります。現在は、切削のテストと、切粉を集めるため機械のクリーニング、研究所に送るための打ち合わせをしているところです。
投稿者 M.Sasaya : 18:00
Sonoma CenterNeck + 17mm Tungsten
こちらも修理完了です。トップブレードの深い傷を強引に取り除きましたので、若干歪さが残っています。ネックが残っているまま、フェースは削らぬままですので、完璧なリフィニッシュはもう少し使い込んでからでもいいと思います。
細かいスペックに付きましてはスペックシートも更新しましたので、確認下さい。
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以下、7月16日の記事です。
5月28日作成のパターです。トップブレードに深い傷を負って、修理のため戻ってきました。
フェースを削らせて頂くか、ネックを切り離させて貰えれば新品になるのですが、フェースを削るにはインサートを外して作り直さないといけないですし、ネック切断は費用が掛かります。
このまま研磨するとネックの部分が削れないのでかなり苦労しました。100%のできとは言えませんが如何でしょう。
センターネックパターはトップブレードを傷つけないように気をつけて下さい。
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以下、5月28日の記事です。
こちらはトランスルーセント(半透明)カラーのピンクをペイントしました。
ピンクというのは赤+白で作られる色味ですが、トランスルーセントの場合は少しパープルっぽい色味は感じますが、白はミックスされていません。だからといって色が単純に薄いだけかと言えば、赤はどこまで薄めても赤ですし、乾けば一緒ですから、上手い具合に色合いを表現しているのかと思います。
ヘッドはカリフォルニアシリーズのソノマですが、金色味がかったメッキを剥離し、ビーズブラスト仕上げにしました。その他、センターネック加工とタングステンインサートですが、元から入っているソールのバランスは非脱着式の当社オリジナルのものに変更し、内部の隙間を完全に除去してあります。
投稿者 M.Sasaya : 17:30
2010年07月09日
Scotty Cameron California NAPA
Scotty Cameron California NAPA
Head Weight: 367.5g
Lie Angle: 71.5°(TopBlade 73.5°Sole 69.5°)
Loft Angle(Sole): 5°
Real Loft Angle: 3°
Face Angle: 8°(open)
投稿者 M.Sasaya : 15:04
2010年07月06日
California DerMar Custom order(2010,7,6)
以前、サイトライン加工をご注文頂いたパターです。今回は表面加工(ハニーディップ)の剥離とグラスビーズブラスト処理、ペイントのご依頼を頂きました。
Scotty Cameron California DerMar
Head Weight: 361g
Total Weight: 530g
Swing Weight: D7.5
Frequency: 322cpm
Lie Angle: 70.5°
Loft Angle(Sole): 5.5°
Real Loft Angle: 5°
Face Angle: 2°
Shaft: Scotty Cameron(34inch)
Grip: Scotty Cameron
こちらのパター当社ではバランスウェイトの変更等しておりませんが、34インチで15g→20gのバランスウェイトに交換されています。そのため、ヘッドウェイトが361gと重く、振動数が322cpmと柔らかくなってしまっています。
データ的には少し柔らかすぎるのですが、フレアータイプ(ラッパ型)のシャフトは種類が少ないので、チョイスが非常に難しいところです。良いシャフトが見つかったらご報告させて頂きたいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 17:04
Studio Style Newport2 Custom order(2010,7,6)
リフィニッシュとフェース&フェースインサートの削り直し、タングステンインサートのご依頼です。
こちらはツイッターからご注文頂いたお客様です。グリップに劣化がみられ、シャフトスタビライザーの侵入が難しかったので、サービスで新品にさせて頂きました。
シャフトはキャメロンタイプ(島田ゴルフ製)のステップシャフトはシャフトスタビライザーが入りませんので、初めからついていたもの(キャメロン純正のもの)、グリップは元々入っていたものと同じもの(色はヘッドに合わせました)を使わせて頂いております。
Scotty Cameron Studio Style Newport2
Head Weight: 363g
Total Weight: 527g
Swing Weight: D0.7
Frequency: 346cpm
Lie Angle: 70°
Loft Angle(Sole): 5°
Real Loft Angle: 3°
Face Angle: 3°
Shaft: Scotty Cameron(33inch)
Grip: IOMIC MID(Blue)
振動数は340gを超えているので充分ですが、スコッティーキャメロン純正のシャフトは軽くて柔らか目です。
ヘッド重量が363gでも総重量は527gまでしか上がらず、33inchですが、振動数は346cpmと柔らかめに出ています。
それとIOMICのMIDというグリップですが、このグリップを付けるとスパインが縦に出現します。つまり、このグリップは横にしなりやすく、縦にはしなりずらいグリップで、その影響が振動数にまで現れます。
今まで気がつかなかったのですが、トゥダウンしずらくなるのでいいグリップだと思います。軽いパターには細いグリップ、重いパターには太いグリップが相性が良いというセオリーが正しいことが、振動数で解明できました。
投稿者 M.Sasaya : 16:26
2010年07月02日
Newport2 ProPlatinum Custom Order(2010,7,2)
こちらは香港のお客様からのご注文です。
スコッティーキャメロン・ニューポート2・プロプラチナムをビーズボロンメッキで再メッキし、ソールタングステン、バックフェースレッドドットを加工しました。
Scotty Cameron Newport2 ProPlatinum
Head Weight: 350.2g
Lie Angle: 70.5°
Loft Angle(Sole): 4°
Real Loft Angle: 2°
Face Angle: 6
投稿者 M.Sasaya : 15:58
California DERMAR Custom order(2010,6,25)
バランスウェイトをゴールドファクトリーオリジナル(オリハルコン仕様)に変更し、トゥにジャーマンシルバーのオリハルコンをインサートしました。
こちらで作業完成となります。写真は計5枚掲載しました。スペックシートを添付し、化粧箱に入れ、化粧箱専用のダンボール箱で返送します。
Scotty Cameron California DERMAR
Head Weight: 369g
Lie Angle: 71.5°
Loft Angle(Sole): 5°
Real Loft Angle: 4°
Face Angle: 4°
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以下、6月30日の記事です。
イニシャルの彫刻をしました。お客様のご希望で確認用画像を容易致しました。
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以下、6月25日の記事です。
こちらはスコッティーキャメロン・カリフォルニア・デルマーの表面処理(ハニーディップ)の剥離とビーズブラスト処理のご依頼です。ソールとフェースはミラーでご注文頂いています。
色合いのご確認用に撮影致しました。
ちょっとしたひと手間ですが、バランスインサートの内部は梨地処理して、内部の接着剤などを綺麗に掃除してあります。その上であらためてソールをミラーにしてあります。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2010年07月01日
Studio Select Fastback Custom order(2010,7,1)
こちらはセンターネック加工のご注文です。スコッティーキャメロンのスタジオでカスタマイズされたモデルのようで、トップブレードにサイトラインが2本追加され、刻印がいくつか追加されていました。
お客様のご要望で、トップブレードのサイトラインの1本を隠すようにネックを溶接しました。スイートスポットは残りのラインのある場所よりヒール寄りですのでお気を付け下さい。この場所で打つとプッシュアウトすると思います。
Scotty Cameron Studio Select Fastback No.1
Head Weight: 371g
Total Weight: 552g
Swing Weight: E1.7
Lie Angle: 75°
Loft Angle(Sole): 6°
Real Loft Angle: 5°
Face Angle: 4°
Shaft: Scotty Cameron Type120g(33.5inch)
Grip: Scotty Cameron Baby-T
投稿者 M.Sasaya : 16:22
2010年06月27日
Scotty Cameron LA COSTA custom order(2010,6,27)
こちらはスコッティーキャメロン・ラ・コスタのタングステン加工と、剥がれてしまった黒色酸化皮膜をビーズボロンメッキにしました。
Scotty Cameron California La Costa
Total Weight: 498g
Head Weight: 342.3g
Swing Weight: D8.5
Lie Angle: 70°
Loft Angle(Sole): 4°
Real Loft Angle: 2.5°
Face Angle: 5°
Shaft: Scotty Cameron(34.75inch)
Grip: Scotty Cameron Dancing(Red)
投稿者 M.Sasaya : 15:47
2010年06月25日
スクエアバックNo.2のバランスにタングステンをインサート
Scotty Cameron Studio Select Square Back No.2
Total Weight: 561g
Swing Weight: D3.7
Lie Angle: 70.7°
Loft Angle(Sole): 6°
Real Loft Angle: 5°
Face Angle: 4.5°
Shaft: Scotty Cameron(32.5inch)
Grip: Scotty Cameron BABY-T
Balance Weight: 52g(2pcs)
※シャフトを抜いてないのでHead Weightが不明。
こちらはスコッティーキャメロン・スタジオセレクト・スクエアバックNo.2のバランスウェイトの中にタングステンをインサートするという依頼です。
20gと書いてありますが、元の重さは18.3gです。タングステンを入れて25.9gになりました。片側だけで7.6gアップ、合計で15.2gアップになりました。
こちらは本体の加工は無く、バランスの加工だけですが、クラブのスペック計測もさせて頂きました。
計測したデータはスペックシートを配布し、デジタルデータとしてブログに保存します。
※現在、加工した商品のデータをリスティングするためだけの専用のブログの設置作業中です。
商品は他社製品(スコッティーキャメロン)ですが、当社専用の化粧箱に入れて梱包し、更に化粧箱を発送用のダンボールに入れて返送します。
※こちらのデータ計測&保存(スペックシート作成)と化粧箱の添付のサービスは、現状は担当者不在の際や梱包に問題が発生した際などには配布されません。確実に必要な場合は有料サービスをご指定下さい。
投稿者 M.Sasaya : 13:39
2010年06月22日
NEWPORT2 Custom order(2010,6,22)
スコッティーキャメロンニューポート2プロプラチナム。鉄+ビーズボロンメッキです。
元は単なるプロプラチナムですが、溶接したり、彫刻したり、ハンドスタンプ入れたりで、GSSみたいな状態になってます。
こちらはあまりにいじりすぎてますので、再販は決してされませんようお願い致します。
投稿者 M.Sasaya : 16:04
California NAPA Custom order(2010,6,22)
こちらはスコッティーキャメロンカリフォルニアシリーズのナパですね。香港からのご注文です。
フェースPZmillingとタングステンインサート(タングステンにはGマークをずらして彫刻します)。ソールにタングステンを2つ。1つはヒールにブレットインサートです。
トップブレードとフランジにサイトライン。フランジのサイトラインは上から見てラインが繋がるようにラウンド部分まで彫刻します。
このくらい複雑な注文になると、お客様の書いたスケッチをみて、行間を読み取り、こちらでデザインを考えるような作業が必要になります。もちろん寸法に指定がある場合は、指定を忠実に実現するのですが、例え地球上で実行するには不可能な注文が混じっていても、上手く”寸法指定のない部分”を利用して加工します。
特に、海外のお客様のご注文は曖昧なものが多く、スケッチもレフティーとレギュラーが入り混じったような絵を描いて来られます。細かく内容を確認していると時間が掛かりますし、確認したところでお客様もあまり細かくイメージされていないケースが多く、行間を読むというか、図面の空白余白を読む作業が重要となります。
具体的には、タングステンが10ミリ厚なのに、厚みが8ミリしかないところへインサートの希望の場合、寸法指定10ミリがなければ、7ミリにタングステンを削って入れるようにするといった感じでしょうか。
あれだからできない、これだからできないということではなく、どうすればできるかを考えるようにしています。
そうして様々な加工を実現することによって、GFの技術も向上しましたと香港のディストリビューターに報告した時、非常に喜んで頂くことができました。
投稿者 M.Sasaya : 14:54
2010年06月18日
California DERMAR + Kitty-G
先日紹介させて頂いたパターです。アッセンブルが終りました。
こちらがワンポイントのトゥのマークです。
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以下、6月17日の記事です。
今、一番苦戦している加工ですが、あとはアッセンブルだけです。
トゥのマークは頂いた原板のサークルGがダンシングしていなかったので、こちらで2つの原板を合わせたのですが、サークルGのダンシングの原板はグッドデザイン賞のマークのような反時計回りに25度ではなくて、時計回りに25度なので、逆回転させるのに苦労しました。
投稿者 M.Sasaya : 19:00
2010年06月10日
California Delmar(Beads Brast Finish)
こちらはシンプルですが、お勧めの加工です。カリフォルニア・デルマーの表面処理を剥離し、ビーズブラストし、ノーメッキのSUS303の色合いにしました。
刻印のペイントはボディーに合わせて白にしました。
ブラストしてペイントしただけですが、これだけで打感もよくなりますし、デザイン的にもかなりかっこよくなります。是非ご注文下さい。
投稿者 M.Sasaya : 16:59
2010年06月09日
Scotty Cameron California Delmar(2010年6月8日のオーダー)
こちらはスコッティーキャメロンカリフォルニアシリーズのデルマーです。
表面処理を剥離し、ビーズブラスト処理。フェースに17ミリのタングステン、トゥにジャーマンシルバーのオリハルコンをインサート。
トップブレードにバーティカルのサイトラインを彫刻し、シャフトスタビライザーを当社にて装着致しました。
デルマーは、このジャーマンシルバーのオリハルコンが鉄板チューンです。
投稿者 M.Sasaya : 18:46
2010年06月02日
スクエアバック + 彫刻スリット
こちら先日紹介したパターです。本日組みあがりました。
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以下、6月1日の記事です。
さすがに、テフロンブラックまで加えると納期が長く掛かってしまいます。月内には仕上がりませんでしたが、もうすでに全ての加工は終わり、あとはアッセンブルだけです。
このバランスですが20gと書いてありますが、タングステンをインサートして4gアップさせてあります。
本当は5gアップさせる予定だったのですが、天井からインサートされている弾丸インサートと干渉してしまうので、綺麗にインサートするため若干削り落としました。
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以下、5月14日の記事です。
この加工は絶対お勧めです。社内では彫刻スリットと呼んでいますが、スリットをメタルソウで切り込むのではなく、ラインを彫刻します。更に、スリットの幅を通常の1ミリではなく、2ミリと太目に彫刻しました。スクエアバックのキャビティーは非常に深いので太めのスリットでもアドレス時に見えません。この2ミリの彫刻スリットの打感は違いが非常にはっきりとしていて、素晴らしいです。
普通のスリットというのは、メタルソウという円盤型のソウ(ノコギリ)で切り込みを入れます。スクエアバックのようにトゥヒールにバランスがあったりすると、メタルソウだとバランスのほうまで切り込んでしまいます。そこで彫刻でスリットを切削するというのがこの方法です。
メタルソウのスリットは幅が1ミリですが、彫刻だと好きな幅に微調整が可能です。今回は2ミリ幅で彫刻しました。。
その他、ブレットインサートとセンターネック加工をしています。ブレットインサートはソールのバランスに干渉するので非常に難しいです。苦戦していますが、かっこよく仕上がりそうな予感がしています。また完成後のイメージは後日紹介します。
投稿者 M.Sasaya : 18:00
2010年05月31日
GFオリジナル・キャメロン用バランスウェイト
当社で作ったオリジナルのキャメロン用バランスウェイトですが、バランスレンチ用の穴を純銀の丸棒で埋めて、オリハルコンにしてみました。
作り方は12ミリのオリハルコンタングステンと同じです。2.5ミリの純銀の丸棒を穴に入れて油圧を掛けて潰し、はみ出している部分を機械で削りました。12ミリのオリハルコンに使う純銀の丸棒は2ミリですが、こちらは2.5ミリなので少し迫力があります。
折角、高価なパターなのにバランスの脱着式は安っぽい(オモチャッぽい)。どうせ個人的に脱着することがないのであれば、こちらに交換されてみては如何でしょうか。
投稿者 M.Sasaya : 17:18
2010年05月25日
Sonoma CenterNeck + Teflon Black
お馴染みになってきましたね。キャメロンのカリフォルニアシリーズ・ソノマのセンターネック溶接です。
こちらはテフロンブラック加工がプラスされています。タングステン加工かテフロンブラック加工を追加するのが流行っています。
テフロンブラックをするのであれば、ソフトブラックメッキも格好がいいと思います。タングステンを入れるのであれば、12ミリにするのか、17ミリにするのか。12ミリならばオリハルコン、17ミリならばラウンドGOLD'S FACTORYの刻印ありのものがいいと思います。更に組み合わせを変えればなお格好がいいと思います。
ソールのバランスはゴールドファクトリーがオリジナルで作った無垢のもので埋めてしまうと格好がいいと思いますし、タングステンが内部で干渉しても安心です。異物が内部に入ったり、故障したりという心配も無くなります。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2010年05月17日
スコッティーキャメロンのバランスウェイト
こちらは先日から作っています。ゴールドファクトリーのスコッティーキャメロン用のバランスです。
左上はお客様のノーマルのスタジオセレクトシリーズ・ニューポート2のバランスを外したところです。画像をクリックして大きくして頂くと、内部にゴミが入り込んでしまっていることが分かるかと思います。
バランスを外した瞬間、社内では「く、くっさー。」と叫ぶ声が。かなり、バランスの内部はかなり臭いです。その匂いは洗剤で洗って取れるようなレベルではなく、アセトンなどで洗浄しなくては取れないほどです。
これはパッキンが付いているものの、ネジ式なので、水や砂、泥、草木の汁といったものが内部に入ってしまい、一度入ってしまった水分は蒸発しない限り流れ出ないことによると思われます。
公式にはバランスレンチは販売されておらず、日本ではウェイト交換のサービス無し。つまり、ネジ式にしてはあるけれども、公式には”非”脱着式ということです。
日本のユーザーは脱着式を望んでいないので、非脱着式にしたのは正解だと思います。ですが、非脱着式にも関わらず、自分達のアフターケアを容易にするためだけにネジ式にしたのは失敗でしたね。
ゴールドファクトリーが推奨するのは、パッキンは付いているけれども、ネジ式ではない非脱着式のバランスです。
それと左上の画像を見てください。内部にはかなり大きな空洞があります。これでは慣性モーメントは小さくなってしまい、本来このパターが持っている性能を出し切れないでいます。
右上の画像がゴールドファクトリーで作ったウェートです。内部に空洞はなく、パッキン付き、ネジが切ってないので、ボルトオンではなく、接着するタイプになっています。一応、レンチをかます穴は開いていますが、これは無くすこともできますし、ウェートを表示する文字を彫刻したりすることもできます。更にタングステンをインサートしてウェートをバランス調整することもできます。
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以下、4月29日の記事です。
スコッティーキャメロンのカリフォルニアシリーズ、ソノマとデルマーのバランスウェイトは内部まで同形状でできています。
素材はステンレス。ウェイトは上の画像のものは1ヶ10gですが、内部には少し空洞になっている部分があります。
今回、全く同形状ですが、ネジ式ではなく、接着式、内部に全くの空洞のないバランスウェイトを作ってみました。上の画像の左側のものが純正、右側のものが今回ゴールドファクトリーで製作したものです。
そして何グラムで仕上がったかというと、1ヶ20gになりました。
つまり、10gのバランスウェイトが装着されているパターはトゥが10gダウン、ヒールが10gダウンしています。
このようなバランスウェイトがインサートされていると、トゥヒールが重く、慣性モーメントがアップしていそうなイメージはあるかもしれませんが、20gもダウンしているとなるとかなり慣性モーメントはダウンしています。
これだけ慣性モーメントをダウンさせてしまうと、肝心な時にハーフトップしてしまったり、緊張した場面でヒールヒットしてしまったりというミスが容易に起こり得ます。
今回作ったようなバランスウェイトに交換すると非常にナチュラルな状態となり、本来の性能を発揮することができます。
その上で、レングスに対して重すぎるということであれば、バックフェースに穴を開けたり、アルミニュームをインサートしてウェイトを落とせば、更に慣性モーメントをアップすることができます。
今回作ったバランスウェイトへの交換のご希望、またはお問合せはinfo@goldsfactory.comまで、お気軽にお問合せ下さい。
投稿者 M.Sasaya : 18:00
スタジオセレクト + オウンネーム
こちらはスタジオセレクトにオウンネームの彫刻です。
オウンネームと言っても、色々な彫刻の仕方というのがあります。もちろん高価な彫刻から、トロフィーなどに彫刻する金属に傷をつける程度の安価な彫刻、レーザー彫刻、エッチング、シルクスクリーン、などなど。
どれがいいのかと言えば、値段の問題ではなく、パターの他の文字やマークと同じ彫刻の仕方で行うというものです。
誰かが後から、オウンネームを彫刻したのが分かれば、単なる中古品です。
後から加工したのが分からないように、同じ彫刻の仕方で行うことにより、初めから彫刻されていたように見えるものを作るのであれば、それは特注品です。
ちょっとした文字の彫刻でも中古品と別誂品では全く価値が異なってしまいます。スコッティーキャメロンクラスのパターを加工するのであれば、何百円何千円をケチるのは、何万円を損するに等しい行いと言えます。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年05月14日
ファストバックのセンターネック加工
こちらは東京ショールームでご注文頂きました、ファストバックのセンターネック加工です。
香港にお住まい?のお客様だそうで、本日加工終了後ゴールドファクトリーのガレージから香港にEMSで、そのまま直送させて頂きました。
その他、トゥ側のバランスにサークルGを彫刻しました。キャメロンにサークルを彫刻するのって気持ちいいですね。こうゆう注文はたくさん取ってきてほしいです。
昔、ゲージデザインから独立した頃、ゴールドファクトリーを設立した当時はキャメロンに自社のマークを彫刻するというのは、おそらく屈辱的なことに思えていたような記憶があります。他社製品に自社のマークを彫刻するとか、自社製品をノーロゴで販売するというのは、なるべく避けていたように思います。
なぜかと言えば、自分に自信がなかったから。
歴史的な名刀と言われる正宗は全て”無名”だそうです。正宗という彫刻がある刀は1本もないそうです。それだけの自信、絶対の自信ががなせる業だと思います。
私はその当時、自分の技術に自信がなかったから避けていたのではないかと今となっては思えます。
でも、今はスコッティーキャメロンにサークルGを入れてやるのって。ものっすごい快感。
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ゴールドファクトリー東京ショールーム
〒165-0026 東京都中野区新井1-6-6
ゴルフショップ Club-T 内 ゴールドファクトリーショールームスペース
TEL/FAX: 03-3387-5632
投稿者 M.Sasaya : 16:00
カリフォルニア・ソノマ + センターネック加工
こちらカリフォルニアシリーズは市場では超品薄ながらも、ゴールドファクトリーでは既におなじみになりましたカリフォルニアシリーズ・ソノマのセンターネック加工です。
こちらはノーマルの状態ではゴールドのメッキ処理がされています。折角のSUS303ステンレスなのに、メッキをして打感を悪くしているのは非常に勿体無いですし、何よりもダサいです。
センターネック加工はしないまでもメッキの剥離処理は必ずご注文下さい。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年05月13日
カリフォルニアシリーズ・デルマー(テフロンブラック加工)
こちらもスコッティーキャメロンのカリフォルニアシリーズ、デルマー3です。
テフロンブラック処理をし、ペイントを変更しました。特に高額なチューンナップをした分けではありませんが、これだけで充分に違いをアピールできると思います。
カリフォルニアシリーズは猫も杓子もなので、せめてメッキの剥離とビーズブラストだけでもしてみては如何でしょうか。安価な加工ですが、充分に違いもアピールできますし、打感も非常に柔らかくなります。折角のSUS303ステンレスなのに、メッキ処理してしまっては、打感は全く軟鉄と同じになってしまい勿体無いです。是非、お試し下さい。
投稿者 M.Sasaya : 21:00
各種センターネック溶接
スクエアバックやファストバックなど、スタジオセレクトシリーズは常に何個ものご注文を頂いていて、溶接待ちのもの、ネックを切断している途中のものなど、色々な工程のものが存在しています。
こちらは手前がスクエアバックで、奥がファストバックなので、5月11日の記事で紹介した分の溶接が仕上がった状態です。
このように溶接が終った状態のものというのは、高熱が加えられ焼きが入っています。これを綺麗に仕上げて、ペイントを入れ直して完成となります。仕上がったものしか見たことがないと、その過程でどれほどの熱が加えられたのかは分からないかもしれませんが、ホワイトホットのフェースインサートのような樹脂は完全に溶けて、燃えてしまうほどの熱が一時的に加わっています。
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以下、5月12日の記事です。
更にセンターネック加工のご注文です。
右上の画像ですが、こちらは当社で使用しているバランスレンチですが、ゴールドファクトリーで販売しているものを少し改造しています。どこが違うかというと、ハンドルの長さですね。この長さだとヒートガン要らずでバランスが取り外せます。
ゴールドファクトリーは国内トップシェアの注文量を誇っていますので、作業能率を考えて、バランスレンチもそれぞれの作業員に合わせてチューンナップしてあります。
バランスレンチは量産品ではなく、手作りですのでこのようなカスタマイズもご希望があれば可能ですし、名前を入れたりということも対応可能です。ゴルフクラブ同様、如何様にもできますので、お気軽にお問合せ下さい。
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以下、5月11日の記事です。
こちらは全てセンターネック加工依頼のパターです。
メッキ物はメッキを剥離し、全てネックを切断し、研磨してあります。
お客様のご要望に合わせてネックを作成し、ライ角とフェースアングルを計算した穴をトップブレードに開けて接着します。
更に、ネックの周りを溶接して完全に溶着します。
投稿者 M.Sasaya : 14:35
カリフォルニアシリーズ・デルマー3(ノーメッキ加工)
こちらはスコッティーキャメロンのカリフォルニアシリーズ、デルマー3です。
非常に人気の商品で、品薄なようです。ですが、猫も杓子もなので、ゴールドファクトリーをご覧のお客様は、そのままノーマルでは使うようなダサイことはしないで下さい。
とはいえ、高額なチューンナップをする必要はありません。メッキを剥離してペイントを変えるだけで充分です。
こちらはノーメッキ処理して、ビーズブラストして、ペイントしたものです。SUS303ステンレスなのでメッキを剥離しても錆びることはありませんし、硬いメッキを剥がすだけで打感はかなり柔らかくなります。
投稿者 M.Sasaya : 14:00
2010年04月28日
スコッティーキャメロン再メッキ(純金)
こちらはスコッティーキャメロンで、もともと純金メッキされていたパターですが、実使用を考えて純金で再メッキしました。
今月(4月)の16日~18日に掛けて、北京ゴルフフェアという、日本やアメリカ同様のゴルフフェアが北京で開催されました。
どういったものが展示されたかというと、ほとんど全てのものが金メッキだったそうです。中には500万円以上もする、メッキではなく、すべて無垢の純金で作ったパターもあったそうです。
金メッキでの装飾は中国に限らず、全世界的に流行ってきている傾向があります。日本では流行っていないと思うかもしれませんが、今年の展示会ではアイアンのバックフェースやドライバーのソールなどに金メッキを使っているメーカーが相当数ありましたし、どこのメーカーも1つくらいは金メッキのバリエーションを加えていました。本間ゴルフなんかは昔から金色の取り入れ方が上手かったメーカーだと思います。
ゴールドファクトリーでも中国向けの純金メッキ以外に、金色のアルマイトのアルミニュームのインサートやブラスインサートなど、ゴールドファクトリーの名前にちなんで金色を取り入れることが多々ありました。
スコッティーキャメロンも優勝記念モデルなど、保存用のが多いですが、金メッキのパターを各種販売していますし、ピンなども同じで、保存用の記念パターには金メッキをして、保存展示していることが多々あります。
北京のゴルフフェアを見に行った多くのみなさんに言われたことですが、金メッキ物はどれも表面処理が汚く、ポツポツと素が入っていたり、キャビティーの奥のほうの色が薄かったり、偶然ついたヘアラインのようなものがたくさんあったそうです。それはそのはずで、金メッキというのは高価な加工で厚みも薄いので、そういうものです。
ゴールドファクトリーの金メッキは非常に厚く、高価で、更に下地に同系色である銅メッキをしているので綺麗に仕上がっていますが、普通はこうはなりません。値段も普通のメッキの倍以上になってしまいます。
もう使わないけど、記念にずっと保存しておきたいというパターは誰しも1本はあるはずです。ただ、バックに刺して保管しておくのではなく、そういったパターは金メッキして保存しておけば、必然的に扱いも丁寧になりますし、見栄えも美しいものになります。それが2本3本と増えてくると、充分に財産と言えるコレクションになるのではないかと思います。
ピンやスコッティーキャメロンを始め、多くのパターメーカーが、プロが使ったパターや、優勝を勝ち取ったパターは金メッキして、コレクションとして保管しています。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2010年04月27日
303ステンレスにメッキ処理(ソフトブラック)
こちらはスコッティーキャメロンスタジオセレクト、ステンレス製のパターにソフトブラックメッキ処理をしたモデルです。
ステンレスにメッキ処理することはできないと思っていたのですが、できるようです。もちろんステンレスにメッキをする技術がある工場があることは知っていました。ですが、ゴールドファクトリーで使っていた工場がもともとできたのか、最近になってできるようになったのかは不明です。
いずれにしても、メッキは軟鉄よりも、ステンレスよりも硬い素材です。ステンレスは錆びないため、メッキ処理をする必要がなく、わざわざメッキをして打感を硬くするという発想が今までは出てこなかったということです。
ですが、このパターのように誰もがステンレスでできていることを認知しているパターをあえてメッキすることはレア度アップになると思います。
みなさんも、パッティングの調子が悪いときなどは、気分転換のため、メッキしてみたり、メッキを剥離してみたりしてみては如何でしょうか?
投稿者 M.Sasaya : 10:00
スコッティーキャメロンの再メッキ(ビーズボロン)
こちらはスコッティーキャメロンのビーズボロンでの再メッキになります。
ある程度高額なパターの場合、メッキを洋服のように着替えさせることによって、それで使い勝手が良くなり、コンディションをキープできます。また、単なる再メッキでも、多少の研磨で取れるような傷は取り除きますし、ライ角やロフトのチェックもします。シャフトやグリップの状態等もチェックし、何か問題があればお客様に連絡しますので、何か一つでもゴールドファクトリーで加工して頂けると、同時に安心も得られるのではないかと重います。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2010年04月26日
Cameron Delmar & Sonoma
もうすぐ連休ですね。キャメロンのカリフォルニアシリーズ、それからスタジオセレクトの加工依頼がぞくぞくと入ってきています。
そろそろゴルフ業界は本格的にシーズンインを迎えます。今年は昨年までに比べゴールドファクトリーは大きくレベルアップしています。たくさんの加工の種類を取り揃えていますし、加工技術も非常に高くなってきています。
現在ゴールドファクトリーで将来に向けて取り組んでいることというのは証明書(サティフィケイト)の発行というものです。
これはもちろん全ての自社商品への添付ですが、自社製品は少しずつモデルや在庫が減ってきています。市場の大きさに合わせた生産をすることによって大切に販売していくことを目的としてラインナップをあえて減らしていますが、近い将来には全ての商品に対して、証明書、ヘッドカバー、化粧箱、ソードオイルを添付して販売できるような方向性を考えています。
更に、自社製品だけでなく、他社製品に対しても、当社でチューンナップしたものには全て証明書を発行するというものです。これが非常に要望が多いようです。特に海外のお客様からの要望が多いです。
また、商品以外のサティフィケイトということで
1. Amateur Crafting - Basic/Recreational Clubmaking
2. Pro Crafting - Advanced/Pro Shop Clubmaking
3. Pro Grinding - Master Craftsman
4. Pro Milling - Master Craftsman
つまり、クラフティング技術に関する技術の証明書になりますが、あまり偉そうなこともしたくないので控えていた部分ですが、特に海外の取扱店さんは一度ゴールドファクトリーに勉強にきて、証明書受け取ることにより、ゴールドファクトリーから技術の証明を得ている名のもとに商売することでより営業しやすくなると考えて頂いているようです。
飛行機代やホテル代を含めると何十万円もの出費になります。ゴールドファクトリーの技術を得ることに、それだけの価値があると考えていただけているということですので、嬉しい限りです。
それとアマチュア向けのベーシックなクラフティングのコースとそのコース受講の証明書というのも考えています。なぜアマチュアの一般的なお客様がクラフティングを勉強したいのかと思ったのですが、意外と要望が多くてびっくりしています。
やはり、アマチュアでもグリップ交換くらいは自分でやりたいし、たまにはリシャフトなんかもしてみたいということなのでしょうか。
「私は自分でグリップ交換しています。」という話をしたとき。
「そうゆうのはきちんとプロにやってもらったほうがいいよ。」などと水を刺されると無用なプレッシャーになるものです。
「いや、私はきちんとゴールドファクトリーのベーシッククラフティングのコースを受講して、証明書も発行して貰っていますから大丈夫です。」といいかえせれば、完璧なプレッシャー返しですね。ゴールドファクトリーがバックについているという安心感を持ってプレーして頂ければと思います。
これらはなんとなく初めてしまってはいけないことですので、現在詳細について見当させて頂いている最中です。実際に対応できるようになるのはもう少し時間が掛かると思います。
投稿者 M.Sasaya : 14:36
2010年04月23日
溶接痕のムラ直し
おそらくどこかのショップさんだと思うのですが、知り合い経由でのご依頼です。
溶接してロゴを消して、再メッキしたところ、ピンホールがたくさんでてしまって、且つ色合いが同じにならなくなってしまったので直してほしいということでした。
溶接部分を削り取り、もう一度溶接をし直して、はみ出た溶接を削り取って、最メッキしました。うちもあまり上手いほうではないというか、誰がやってもそうなのですが、必ず多少のピンホールや色合いの違いなど、加工した形跡というものは残ります。今回はかなり綺麗に仕上がったほうだと思います。
フェース、ソール、ネックの3ヶ所の修理をしました。
こういう注文は非常にいい傾向だと思います。お客さんの要望を色々やってみるのは重要なことですし、失敗することがあればゴールドファクトリーがバックアップできればすごく幸せなことです。
ゴールドファクトリーの製品の販売はどこのショップさんにでもできるということではないのですが、こういった加工のご依頼は過去に取引のないショップさんでも対応致します。
頭の片隅にでも置いておいて頂いて、もし何か失敗があったときはゴールドファクトリーまでご連絡頂ければ幸いです。
投稿者 M.Sasaya : 17:25
2010年04月22日
スコッティーキャメロン・ボタンバックのサイトライン加工
ボタンバックのサイトライン加工です。
単なる線1本ですが。スコッティーキャメロンのパターはトゥとヒールの大きさが異なったり、長さが異なったりします。
真ん中に1本線を入れるだけ?ではなく、その真ん中がどこなのかというのが重要になりますし、サイトラインがキャビティーの壁ギリギリまで切削されていることも重要です。
そしてこのボタンバックのようなデザインの場合、ボタンがきちんとセンターにあることはありません。ですから、サイトラインを切削した時に視覚的にサイトラインがセンターにあるように見えるのか否かをあらかじめ予見してから加工する必要があります。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年04月21日
スタジオセレクト+アルミインサート
こちらはスタジオセレクトにアルミを1ヶインサートする加工のご依頼です。
パターデザインのセオリーについて少しお話したいのですが、基本は左右対称(トゥとヒールが対象)のシンメトリックにしないとスイートスポットがセンターにきません。
ですが、ネックが付いているために、どうしてもヒールが重くなってしまいます。その為、ヒールをカットして左右非対称のアシンメトリックとなるわけですが、それでもクランクネックでスイートスポットがセンターにくるというのは不可能です。必ず、ヒールが重くなってしまっています。
ではなんのためにネックがあるのかというとオフセットを付けるためですね。そして重心距離を短くするためです。それまでのL字型パターよりも、クランクネックができたことで格段にパッティングがやさしくなりましたし、マレットやT字型パターよりも構えやすいオフセットが作れるようになりました。
それでも左右対称よりもヒールは重く、スイートスポットはヒールより。ビリヤードのテーブルのような人工の高速グリーンの上をパッティングマシーンでボールをヒットすると、ほとんど全てのパターではボールがプッシュアウトしてしまいます。
できることであれば、トゥは軽くしないで、ヒールを軽くするようなチューンナップを心がけて下さい。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2010年03月25日
スタジオセレクト用Oリング入荷
やっと見つかりました。スタジオセレクト用のOリングです。
スタジオセレクト用のオリジナルデザインのウェイトを、このOリングを使って作ります。
このOリングは一度外すと伸びてしまって密着性が悪くなるので、新品に交換したほうがいいと思いす。
今後、当社でスタジオセレクトのバランスを加工したり、脱着をしたものは、全て新品のOリングに変えて返送致します。ご希望があれば、オリジナルの返送も致します。
また、Oリングの単品販売も可能です。ご希望があれば、お気軽にお問合せ下さい。
投稿者 M.Sasaya : 15:33
2010年03月23日
Delmar+CenterNeck+TeflonBlack+Tungsten
デルマー3をセンターシャフト加工し、タングステンをインサート。Ryuji Imadaモデルですね。
こちらのセンターシャフトは溶接位置をゴールドファクトリーの通常位置より4ミリほどヒール側に溶接して、ちょうどタイトリストのTの文字のあたりをネックが指し示す位置に調整してあります。
これは市販品のRyuji Imada Modelに装着されているセンターネックの位置になります。トップブレードのセンターからは10ミリ以上はネックよりになります。
ヘッドウェイトはセンターシャフト加工して、タングステンを入れて、ちょうど340gです。
投稿者 M.Sasaya : 14:00
Delmar3+CenterNeck+TeflonBlack+Orichalcum
こちらはDelmar3をセンターシャフト加工し、テフロンブラック仕上げ。
フェースにオリハルコンタングステンをインサートし、バックフェースにジャーマンシルバーをインサートしました。
こちらのネック溶接はスコッティーキャメロンのオリジナルっぽさを出すため少し大盛になってます。
バックフェースのジャーマンシルバーはフェースが薄いため3.5ミリという薄さでインサートしました。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年03月05日
スタジオセレクト(LH)のセンターネック加工
こちらは香港のディストリビューターからのご注文です。
スコッティーキャメロン・スタジオセレクトのスクエアバックレフティーをセンターネック加工しました。
その他、サイトラインを2本追加し、タングステンを1つ15gから20gにタングステンインサートで調整しました。
もともとあったセンターのサイトラインですが、キャビティーがかなり深いにも関わらず、奥の壁ギリギリまで入っています。これはさすがスコッティーキャメロンですね。サイトラインのセンター付近に小さな段差があるのですが、この段差の部分で2本に分けて彫刻しています。しかも、綺麗な角溝彫刻ですね。
全く同じ切削方法で壁ギリギリまで、角溝の2段線を左右に彫刻しました。
単なるサイトラインですが、このスコッティーキャメロンの加工方法は普通の工場ではできないと思いますし、この加工の意味さえ理解できないと思います。その結果、サイトラインが真っ直ぐに見えないという問題が多々起きています。
サイトライン加工は値段をケチるのであればやらないほうがいい加工です。ケチるのであれば切削なんて危険なことはしないで白いマジックで線を引いておいて下さい。
投稿者 M.Sasaya : 16:18
SONOMAのセンターネック溶接
カリフォルニアシリーズのSONOMAをセンターネック加工依頼です。
このパターはステンレス素材ですが黄色味がかったメッキがされています。SONOMAをお持ちであれば、センターネック加工をしなくても、メッキだけ剥離してビーズブラストなどで普通のGSSのような仕上げをしただけでも格好が良いと思います。
こちらはメッキを剥離し、ビーズブラスト処理したあと、キャメロン純正色に近いインクレッドをペイントしてあります。
投稿者 M.Sasaya : 14:00
ブレットインサート(弾丸インサート)
先日紹介しました弾丸インサートが仕上がりました。
本当に実弾を打ち込んだの?って1人くらいには言われたかったんですが、言われませんでした。
単なる9ミリのタングステンインサートです。セカンドステップにインサートするのは初めてです。
ある意味、実使用としては邪道かと思うインサートで、こんな邪道な加工はやれませんと昔ならば言っていたかもしれませんが、逆にここまで突飛な加工をやらせて頂けるお客様もそうはいないので、ありがたくご注文受けさせて頂きました。
ですが、これは本当にやってよかったです。タングステンの面取りのキラキラ感だったりがとても美しいです。最近はこの程度の装飾がアドレスの時に邪魔になるなんて格好を付けたことを言う人はプロでもあまりいないと思います。
更にフェースにはオリハルコンインサートとPZmillingがしてあります。PZmillingのラインのキラキラ感とオリハルコンの純銀のピンのキラキラ感も綺麗ですね。これは女性でもほしがると思います。
フェースのオリハルコンはもちろんソールのバランスに干渉していますが、フェースのスリードットの一つを綺麗に隠すようにインサートしたかったので、タングステンの厚みは5ミリにしてあります。そのため、バランスへの干渉は少しかすった程度に収まっています。
投稿者 M.Sasaya : 13:16
スタジオセレクトのバランスのチューンナップ
最近よくご注文頂くのが、このスコッティーキャメロン・スタジオセレクトのバランスにタングステンをインサートするなどしてチューンナップしたものになります。
今回は5g重くなるように調整して表面に20gの文字を彫刻しました。
このスタジオセレクトのバランスですが、当社でも交換用のものを作るつもりで、現在オーリングの調達等をしています。交換用といっても、お客様がガチャガチャと交換できるということではなく、お客様のご要望を聞いて、当社でオリジナルのものを作るということで、あえてネジ式にはしないつもりです。
1つはカリフォルニアシリーズのバランスはステジオセレクトシリーズには使えない。スタジオセレクトのマレット用はピン型には使えないなど、もともとの互換性が低いことと、もう1つはお客さんは自分で交換することを望んでいるのではなく、市販品と違うバランスが付いているパターを使いたいと思っているという理由によります。
あえて取り外しのできない5つ穴の付いていないオリジナルのバランスや、穴の数が違っても面白いと思いますし、オリハルコンも考えられます。もともと交換できないものを交換できるようにしようとは思わないことで返って可能性が広がり、商品価値が上がるのではないかと期待しています。
投稿者 M.Sasaya : 12:57
California Delmarのアッセンブル
昨日、各種加工しましたデルマーのアッセンブルが完了しました。
フェースはファインミーリング処理した後に、平面にした後にPZmillingをしました。
メッキの剥離をしていないので、綺麗なツートンカラーに仕上がっていますが、素材がステンレスなので錆び等の心配はありません。メッキを剥離してビーズブラストするのも綺麗ですが、あえてメッキの残すのも綺麗です。
タングステンはフェースに12ミリと9ミリで2つづつインサートしています。内部でソールのバランスと干渉していますが、一度バラして綺麗に組み上げ、接着剤で隙間無くシーリングしてあります。
ペイントはキャメロンのオリジナルとほぼ同色に近いと言われていますインクレッドで仕上げました。
投稿者 M.Sasaya : 10:55
2010年03月04日
StudioSelectNewport2 + 弾丸インサート
こちらはゴールドファクトリーの最高技術ですね。香港のお客様からのご注文で”弾丸インサート”になります。
韓国やハワイなどの拳銃所持が許されている国の射撃場でパターをバイスに固定し、実弾を打ち込んで頂いたものを、ゴールドファクトリーに送って頂きます。そこまではお客様に対応して頂きます。
その後、ゴールドファクトリーでボディーをビーズブラストで化粧直しし、打ち込まれた実弾を綺麗に機械切削にて真円加工して完成です。
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みたいな雰囲気ですね。第二ステップへの各種加工は、傾斜が大きく、ラウンドしている部分なので、一番難しい加工の一つになります。
投稿者 M.Sasaya : 12:19
California Delmar + Tungsten Insert
こちらは香港のディストリビューターからのご注文です。
このくらい複雑なタングステンインサートになってくると、おそらくゴールドファクトリーでしかできないレベルの加工になってくると思います。
CaliforniaシリーズのDelmarはステンレス製ですが金色味のあるメッキ処理がされています。そのままメッキを剥離することなく、フェースにPZ milling処理、12ミリのタングステンと9ミリのタングステンをインサートする依頼ですが、ソールにはバランスがボルトオンされているので、そのバランスにインサートが全て干渉してしまいます。
切削をした後で、バランスを取り外し、内部に残ったバリやキリコをリューター等で完全除去し、水分などが内部に入らないようにシーリングをして組み上げます。
組み上げの作業はおそらく数時間掛かると思います。
おそらくこの加工を注文されたお客様はソールのバランスにタングステンが干渉するイメージというのはこの画像を見るまでイメージされていなかったと思います。
あまり中国や香港のお客さんはご自分でクラブを分解することはないと聞いていますし、バランスレンチを販売したこともありませんので、タングステンが何ミリでソールのバランスが何ミリなので、内部で何ミリほど干渉して、その結果云々という説明をしてもなかなか実物を見ないイメージするのが難しいのかと思います。
かなり複雑な組み上げになることは予想していましたが、珍しい加工になるので、経験のために、とにかくやってみることにしました。
投稿者 M.Sasaya : 11:48
2010年02月28日
スクエアバックのセンターシャフト加工
こちらはスコッティーキャメロンのスクエアバックです。
センターシャフト加工をし、テフロンブラック処理しました。
投稿者 M.Sasaya : 20:00
ファストバックのセンターシャフト加工
こちらはスコッティーキャメロン・スタジオセレクトのファストバックです。
センターシャフト加工をし、テフロンブラック加工しました。
投稿者 M.Sasaya : 16:00
Studio Select Newport + タングステン
以前、スコッティーキャメロン・スタジオセレクトのニューポート2にした加工と同じですが、こちらはニューポートです。
バランスを外し、内側にタングステンをインサート、外側に25gと彫刻してあります。
ボディーはテフロンブラックです。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年02月27日
Studio Select Newport 2 + タングステン
こちらはスコッティーキャメロン・スタジオセレクトのニューポート2です。
ウェイトを取り外し、ウェイトの内部にタングステンをインサートし1ヶ15g→25gとしました。
バランスの外側には25gの文字を彫刻してあります。
ボディーはテフロンブラックで仕上げました。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
Studio Select Newport 2 + スリットライン
こちらはスコッティーキャメロン・スタジオセレクトのニューポート2です。
スリットラインを入れてテフロンブラックコーティングしました。
投稿者 M.Sasaya : 10:00
2010年02月26日
キャメロン用のバランスレンチ
こちらはスコッティーキャメロンのスタジオセレクト用のバランスレンチです。ご好評につき増産致しました。
とはいえ、こちらは1つ1つ手作りなので、もう少し長くとか、短くとか、ご要望があれば対応できますし、使ってみて調子が悪ければ調整することもできますし、ロゴを追加したりすることもできます。
ショップさんからのご注文も多いということで今回は多少のマイナーチェンジを加えました。持ち手はボルトで固定されているのですが、持ち手の片側に平らな面が作ってあります。その部分をセンターに持ってきてボルトを締めて頂くと右上の画像のように形状を変化させられます。こちらのほうがより力が加えやすいと思います。
ゴールドファクトリーで使用しているものは20センチくらいの長めの持ち手を付けているのですが、販売用はデザイン性を重視して少し小さめのものを採用しています。
使用上の注意ですが、5本のピンが確実に入っている状態で力を加えて下さい。きちんと入っていない状態で力を加えるとピンが曲がり、余計に入りずらくなる恐れがあります。
今回、少し誤差を多めにみて、ピンを細めにしたのですが、スコッティーキャメロンのバランスは製品間誤差が非常に大きく、ピンが緩いものと、そうでないものがあるので、入りにくい場合は慎重にお使い下さい。
こちらはオンラインショップで7500円(税別)にて販売中です。どうぞよろしく。
投稿者 M.Sasaya : 16:40
2010年02月25日
スコッティーキャメロン + 各種彫刻
こちらは東京ショールーム(in 中野)でご注文頂きました。
スコッティーキャメロン・スタジオセレクトの文字彫刻です。
ステップとフェーストゥに彫刻し、ペイントの変更をしました。少し小傷が目立ちました。もう少し使い込んでからでもいいと思いますが、ステンレスヘッドはメッキが要らず、このくらいの小傷ならばブラストする程度で目立たなくなってしまいますので、よろしかったら是非ご注文下さい。
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ゴールドファクトリー東京ショールーム
〒165-0026 東京都中野区新井1-6-6
ゴルフショップ Club-T 内 ゴールドファクトリーショールームスペース
TEL/FAX: 03-3387-5632
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2010年02月15日
センターネック加工
こちらはスコッティーキャメロン・スタジオセレクトシリーズのスクエアバックのレフティーをセンターネック加工したものです。
レフティーをセンターネック加工する際、またその逆も同じですが、あえてレフティーを購入頂く必要はありません。レギュラーであっても、レフティーにすることができますし、逆も同じです。但し、フェースヒールのロゴがトゥになるか、ヒールになるかという問題だけです。
どちらが安いのか知りませんが、あえて逆を使って作るのもお洒落だと思います。
こちらはレギュラーのファストバックですが、ネックの溶接を少しヒール寄りにしています。
つまりフェースバランスではなく、L字に近いというか、普通のピンタイプと同じくらいのフェースバランス(重心距離)にしてあります。お客様のご要望により特別にそのようなセッティングに致しました。
分かりやすく色分けしてみました。クリックすると大きくなりますので、大きな画像でご確認下さい。
緑色の線が通常のゴールドファクトリーのセッティングになります。今回は少しヒール側にして赤い線にしましたので、センターネックではなく、フェースバランスでもありません。普通のピン型のパターと同じくらいの重心距離なので、これはこれで面白いと思います。
そして注意して頂きたいのは青い線です。ゴルフクラブの知識が薄いショップやメーカーは時々作ってしまうことがあります。こういったものを買わないように気を付けて下さい。これはもはやゴルフクラブではありません。
逆バランスになりますので、パターだけでなく、他の13本のクラブに関しても繋がりが悪くなり、感性が壊されてしまいます。
センターネック(フェースバランス)というのはトップブレードのセンターにネックを付けたものではなく、シャフトの延長線がパターのスイートスポットに近いものをいいます。トップブレードのセンターにネックを付けるとスイートスポットはシャフトよりもヒール側になってしまいます。ゴルフクラブは通常ドライバーからパターまで14本全てのクラブがフェースバランスで、トゥが下がりますが、このパターではトゥが上がってしまいます。
ゴールドファクトリーでは通常は緑色の線で、シャフトの延長がサイトライン線に重なるようにしています。正確にはソールのセンターがいいと思うのですが、トップブレードに穴を加工する時にソールは裏側(機械に接地している側)になってしまい見えませんので、サイトラインに合わせています。
投稿者 M.Sasaya : 15:43
2010年02月08日
スタジオセレクトのバランス調整
スタジオセレクトのソールトゥヒールに埋め込まれているバランスをタングステンでウェイト調整しました。
てっきり、スタジオセレクトにボルトオンされているステンレスウェイトは全て規格が統一されており、交換可能なのかと思い込んでいたのですが、様々な規格があるようで、違うパターから外したものを取り付けるということはできないケースもあるようです。
今回はスタジオセレクトのニューポート2タイプのウェイト15gにタングステンをインサートし、25gまでウェイトアップしました。
左上の画像が元の状態で直径16ミリちょっとの穴が開いています。それを17ミリまで広げ、深さ2.5ミリのところ3.5ミリまで深くし、当社の17ミリタングステンをインサートします。
右上の画像が内径を広げたあとの状態です。写真でみると微妙ですが、底がピン角になっているのが分かると思います。
少し精度が低いというか、面ブレしていますし、同芯もずれています。内径が16ミリちょっとですが17ミリちょっとのモデルもあるようなので苦労が伺えます。精度が出てないので、改造するなら1つ1つ手作業になってしまいます。
CNCで交換用のウェイトを1000個作って販売しようなんてビジネスを思いつくショップさんもあるかもしれませんが、おそらく精度的に色々な問題が発生するかと思います。買った時に付いていたものを1つ1つ手作業で加工するしかないと思います。
左上の画像がタングステンを接着した状態。右上が面(ツラ)を揃えた状態です。
ちなみに右側2つはマレットについていたもので、ネジの径が小さくなっています。こちらはニューポート2には装着不可能です。左のものは内径が17ミリ以上でしたが、他の寸法は変わりありませんでした。同じ製品なのに誤差があります。
そして勘違いしないでほしいのですが、この製品はトゥ側とヒール側にバランスがインサートされていますので、慣性モーメントが大きくなっているように思われるかもしれませんが、素材は同じステンレスなので、慣性モーメントは変化していません。
同じ重さのヘッド内部に空洞を設けることによって、単純にレングスによってヘッドウェイトを変えられるというメーカーにとって好都合な商品です。
軽いウェイトのものは内部が空洞になっているので、逆に慣性モーメントが小さくなってしまっています。
つまり、長いレングスのものを買うと損します。性能は短いものほど無垢の削りだしの状態に近くなります。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2010年02月06日
Ryuji Imada Model + Orihalcon
Scotty CameronのRyuji Imada Modelのパターの偽タングステンインサートを外し、純銀のピンでオリハルコン象嵌したタングステンをインサートしました。
バックフェースにはジャーマンシルバーがインサートされています。ちょうどいいスペースがTitlestの文字の左に開いているので、非常にバランスがよく、かっこよく仕上がりました。
こちらは剥離して、ソフトブラックメッキに変更しています。ソフトブラックも似合いますね。
投稿者 M.Sasaya : 13:13
2010年02月05日
California Sonomaのセンターネック溶接
こちらはScotty Cameron California Sonomaのセンターネック加工です。
もとはクランクネックでしたが、切断し、研磨してならし、センターネックを削り出して作り、センターに穴を開けてインサートし、溶接しました。
センターネックですが、ネックの溶接位置がセンターなのではなく、ネックの延長線がソールのセンターを貫くように設置してあります。これはフェースバランス調整のためです。
フェースバランスというのは、スイートスポットをシャフトの延長が貫いたときに水平となります。トップブレードのセンターにネックを溶接してしまうと、シャフトの延長がスイートスポットをトゥ側に外してしまいますので、非常に打ちずらくなってしまいます。これをトゥアップといいます。
逆に完全なフェースバランスのパターも打ちずらいと言われます。完全なフェースバランスは右にも左にもミスしやすいパターだと言われます。そのため、スイートスポットを若干ヒール側に外すという意味と見た目のバランスの美しさを考慮してシャフトの延長線がソールのセンターを貫く位置が良いとされています。
これはほとんど全てのメーカーが採用している絶対的な理論ですので、あえて位置を少し変えるようなことはしないほうがいいと思います。
投稿者 M.Sasaya : 14:04
2009年12月31日
キャメロン再メッキ(ビーズボロン)
こちらはClub-Tさんからのご注文。
スコッティーキャメロンの最メッキ依頼です。剥離してビーズボロンメッキをしました。
フェースに多少の傷が残りました。
リフィニッシュというのは傷取り研磨をして再メッキし、ほぼ新品の状態になります。それに対して単なる再メッキと依頼されますと、軽く下地処理をする程度。値段もメッキ代だけなので安価になります。ある程度状態がよく、あまり傷等は気にしないという場合は、単に再メッキでも充分だと思います。ですが、傷が残っているなどのクレームは受け付けられませんのでご了承下さい。
投稿者 M.Sasaya : 16:28
2009年12月22日
キャメロン+ビーズボロンメッキ
こちらはClub-Tさんからご注文のキャメロンのリフィニッシュです。
メッキを剥離して、軽く傷取り研磨をし、ビーズボロンで最メッキしました。
投稿者 M.Sasaya : 17:35
スコッティーキャメロンの赤
クラシックレッドでもなく、ルビーレッドでもなく、スコッティーキャメロンと同じ色にしてほしいという依頼がありまして、最近話題のほぼほぼスコッティーキャメロンと同じだと言われている色を塗布しました。
塗る量などによっても色味が分かるのですが、比べるとゴールドファクトリーの塗り方だと少し濃い目の色になっているように思います。そのくらいのほうがかっこいいですよね。ですが、ほぼ同じ色です。
どうぞご注文下さい。
投稿者 M.Sasaya : 12:00
2009年12月10日
スタジオセレクトのセンターシャフト加工
こちらもガンガンご注文頂いております。
スコッティーキャメロン・スタジオセレクトのセンターシャフト加工ですが、ネックを切り離して、研磨で形成。同形状のネックを同素材で削りだし、センターに取付穴加工して溶接するという加工です。
こちらもキャメロンのツアー流出品は数十万円もする割りに、実使用向けのツアー品質のため、あまり仕上がりが綺麗ではないこともあってか、たくさんのご注文を頂いております。
この加工ではライ角とフェースアングルを同時調整しながら溶接する必要がある非常に難しい加工のため、ゴールドファクトリーを代表する加工となります。
投稿者 M.Sasaya : 17:21
2009年12月07日
黒色酸化皮膜リフィニッシュ
錆び錆びだったのですが、けっこう綺麗になりましたね。
雨の日のプレーの後に、うっかり手入れを怠って放置してしまうと黒色酸化皮膜は簡単に錆びてしまいますが、きちんと手入れさえ怠らなければ、ノーメッキのように見る見るうちに錆びていくということはありません。
多少面倒ではありますが、やっぱりこの艶と打感は魅力的ですね。
投稿者 M.Sasaya : 14:51
2009年11月30日
黒色酸化皮膜
先日紹介しました下地研磨を終えて、工場にて黒色酸化皮膜をしたのがこちらのパターです。
黒色酸化皮膜の美しさとはどこのメッキ工場に依頼するかではなく、どこのショップに依頼し、そのショップの研磨技術がどの程度であるかで決まります。
つまり、どこのショップに注文するかによって仕上がりが全く異なるということです。
こちらが皮膜処理をする前の研磨の状態です。
企業秘密にしておきたいところですが、うちの下地は上の画像レベルまで磨き込んでいます。しかも、バレルなどの機械を使わず、全て手研で処理しています。
黒色酸化皮膜では、指で擦った程度の曇りまでも全て浮き上がります。
投稿者 M.Sasaya : 20:00
2009年10月29日
S.C.Respect Putter
たくさん注文頂いていますが、こちらが一作品目になります。オープンモデルといって、ヘッド単体で販売されている業者向けに販売されている日本製のオープンモデルです。それをこちらでチューンナップしたものになります。
一番右のレッドドットの中に隠しGマークが入っています。フェースのトゥ側にもGマークを彫刻しました。
理由は分かりませんが、打感が最高です。リスペクトとはいえ、メイドインジャパンだというだけで打感まで本物を越えるほどです。びっくりしました。
重め、もしくは硬めシャフトを入れて、太目のグリップでゴツーンとヒットするとたまらない打感が味わえます。
何十万円もするツアー流出品を購入するくらいだったら、これをベースにフルチューンしたほうがいいものになると思います。
投稿者 M.Sasaya : 12:57
2009年10月21日
S.C. Respectの黒色酸化皮膜加工(ホットブルー)
こちら先日しましたパターです。当社で削りだしたパターではありませんが、キャメロンのスタジオセレクト・スクエアバックのオープンモデルヘッドです。
非常に問合せが多く、すでに数件のご注文頂いているようです。ヘッドの入手に手間取っているようですが、間もなくぞくぞくと完成したものが発表できるかと思います。
明らかにお買い得な商品ですから、この機会にどうぞ。
こちらの商品のご要望は下記までメールにてお問合せ下さい。
info@goldsfactory.com
投稿者 M.Sasaya : 14:00
2009年10月19日
Ryuji Imada モデルのセンターシャフト位置調整
こちらはRyuji Imadaモデルのシャフト位置調整依頼です。みなさんお気づきかと思いますが、このパターはセンターシャフトと言うには少しネックがセンターから外れすぎています。その為、ネックを切り離し、センター寄りに溶接し直してほしいという依頼です。
微妙な位置調整ですが、かなり高額な加工になります。それでもパターの元々の金額が高いのであまり気にならないという感じでしょうか。
まず、ネックを切断して研磨してならし、黒色酸化皮膜に酸を掛けて剥離。ネックは新たに削り出したものをトップブレードにガイド穴を開けて接着。溶接したあと、メッキ工場で黒色酸化皮膜して完成です。
投稿者 M.Sasaya : 15:00
2009年10月07日
SquareBackのセンターネック化
こちらはおなじみキャメロンのスタジオセレクト・スクエアバックのネック切断、センターネック溶接のご依頼です。
あいにくの雨続きで光量が少なく、綺麗な画像が取れなかったのですが、実物は非常にかっこよく仕上がっています。青いペイントに変更しましたが、これがなんともかっこいい。スコッティーキャメロンと言えば独特な赤のカラーを得意としていますが、ちょっと変わった色を使うだけでかなり派手なチューンナップをしたかのような印象になりますのでお勧めです。
投稿者 M.Sasaya : 18:32
2009年09月30日
長尺BIG SURのセンターシャフト加工
こちらはキャメロンの長尺パターなのですが、センターシャフト加工します。
ヒールのホーゼル穴は溶接で埋めて、センターにシャフト穴を開けます。ライ角は79度です。
ホーゼル穴は溶接を流し込んで埋めると、どうしても内部に空洞が残りますし、穴を内側から溶接が引っ張り込むため、少しひけて、フェースがへこむ恐れがあります。
その為、サービスでこの穴にぴったりのステンレスの丸棒を削り出しで作らせて頂いて、それを内部に接着し、その上に溶接を流し込んで段差を塞ぐことにしました。
溶接焼けしていたので、研磨、ブラスト、ペイントなどの化粧直しを全体的にして、センターにシャフト穴を開けてシャフトをインサートしました。
投稿者 M.Sasaya : 18:13
2009年09月29日
キャメロン・スタジオセレクト用バランスレンチ
こちらは当社で販売しているキャメロン・スタジオセレクト用のバランスレンチ、
\7,875(税込価格)(本体価格\7,500)です。
売れてしまって在庫がなくなったので予備を作っています。
画像のようにしっかりとした図面を作って精度を上げているので、ヒートガンでガンガン暖めなくても、力が加えられるので簡単に取り外しができます。ものによってはヒートガンを使わずに取り外しできます。
この精度のレンチは1万円以下で販売することはできない品物です。
当社でも1日掛りで2個しか作れませんでしたので、赤字必死ですが、自社で使う道具でもありますし、多少の赤字で技術力の差を見せ付けられるのであれば安いものだと思っています。
他社が、もしこの価格以下のものを作ろうとすれば、精度が極端に落ちてピンがきちんと奥まで入らないなどのみっともない話になるのは必死なので、サクリファイスだと思っています。
商品のご購入は→こちら
投稿者 M.Sasaya : 13:51
2009年09月27日
スクエアバックのネック溶接
スコッティーキャメロン・スタジオセレクト・スクエアバックのセンターネック溶接した後の画像です。
かなりの高熱なのでこのような状態です。これは研磨せずにこのままサンドブラスト(正確にはグラスビーズブラスト)をして光沢のあるシルバーに仕上げます。来週完成ですね。
投稿者 M.Sasaya : 16:15
2009年09月24日
スクエアバックのセンターネック溶接
こちらも同じみになりました。溶接待ちの、スタジオセレクトのセンターネックが奥のパターです。
手前のパターが先日お伝えしましたキャメロンのリスペクトパターです。形状は本物と寸分違いません。ソールにはステンレスウェイトがなく、その分のウェイトを調整するためキャビティーが浅くなっています。更に素材は軟鉄です。違いはその程度です。
試しに1本作ってみようと思います。キャビティーとフェースヒールに本物と全く同じ大きさ、深さ、位置のレッドドットを切削済みです。メッキは黒色酸化皮膜か、ソフトブラックを予定しています。テフロンブラック加工はステンレスにもできてしまうので、黒色酸化皮膜やソフトブラックのほうが面白いのかと考えています。
お客様のRyuji Imadaモデルのステンレスインサート(偽物タングステン)がたくさん余っているので、それをあえてソールにインサートしてみるというのも面白いかと思っています。
刻印はCAMERONとは彫刻できませんので、S.C. RESPECTなんてのがかっこいいですかね。
投稿者 M.Sasaya : 18:21
2009年09月17日
DEL MAR THREEにタングステンインサート
こちらはRyuji Imadaモデルではなく、DEL MAR THREEにタングステンインサートの依頼です。
これをセンターシャフトにしたもののほうが本人の実使用に近いのかと思います。
こちらもタングステンの位置調整が微妙だったのですが、上手く厚み10ミリのタングステンをそのままインサートしまして、20gアップさせました。ヘッドウェイトがノーマル時で330gでしたので、350gになりました。
元の状態が330gと軽いので、タングステンを入れて350gにしたという製作の意図が感じられる製品というのは、そこに込められた思いを感じますし、魂が込められているという感覚が伝わってきます。
そしてその魂が安心感や自信を生み出してくれますよね。
初めから350gあるのに、ステンレスのインサートを飾りでくっつけときましたでは、何も伝わってくるものがありません。
投稿者 M.Sasaya : 16:15
ネック溶接(センターシャフト)Square Back No.1
こちらも新品ですね。センターシャフト加工の依頼です。ツアー流出品のセンターシャフトは20万円以上しますので、ノーマルを3万円弱でオークションで落札して、そのままこちらで加工するというのがスマートなんだそうです。新品での加工は現在2件ほど頂いていて、1件は商談中だそうです。
バックフェースのサイトラインの白ペイントが少し脇に飛んでますね。見えますでしょうか?
以前、うちでもペイントが少し剥がれていたことがあって、よくあることなのですぐに直しますと伝えたそうなのですが。「よくあっては困る。スコッティーキャメロンならば絶対ない。」とお客様に怒られたことが何回かあるそうなのですが、キャメロンでもありましたね。
綺麗にしてお返ししますのでご安心下さい。
投稿者 M.Sasaya : 14:33
Ryuji Imadaモデルのタングステン交換依頼
これなんかは新品でシュリンクラップが付いた状態でタングステンの交換依頼が来てますね。
やっぱり、タングステンとメーカーが発表している以上、実はステンレスでしたとなれば、当然これが世論かと思います。
タングステンを本物に交換して、33インチにカット。グリップはIOMIC MIDの青に変更します。
※新品だったので分かったことなのですが、このパターは34インチと発表されていますが、33.75インチです。他のスコッティーキャメロンのパターに比べて0.25インチ短くなっています。お気を付け下さい。
投稿者 M.Sasaya : 14:23
2009年09月14日
Ryuji Imadaモデルに10ミリのタングステン
先日から取り掛かっていた、Scotty Cameron Inspired by Ryuji Imadaというパターに入っているステンレスの装飾インサートをタングステンに入れ替えるご注文です。今日完成しました。
レングス32.5インチでバランスをD3-D5くらいのヘビーウェイトをご希望とのことで、交換用4.5mmのタングステンに取り替えるのではなく、タングステン穴を切削し直して10mmのタングステンをインサートしました。
タングステンをインサートする前のウェイトが350.2gでしたが、372gで仕上がりました。
バランスはD2.1で仕上がりました。微調整ができないので、残念ながらD3には0.9ポイントおよばずですがかなり重くなりました。
投稿者 M.Sasaya : 15:36
2009年09月11日
ネック溶接(センターシャフト)Fast Back(その2)
ネックを切断し、平らに研磨したあと、新たにネックをSUS303丸棒から削りだし、トップブレードに穴を開けて仮止めし、溶接しました。
ネックを仮止めする穴を切削する際にお客様の注文はライ角71度でしたが、72度で穴あけしました。トップブレードに1度の角度がついているためです。その状態でネックを仮止めし、溶接するとソールのセンター(サイトライン位置)が地面に接した時にシャフトが丁度71度になるように仕上がりました。更にソールがスクープソールになっているため、シャフト穴をバックフェース側に1度倒しましたその状態でフェースアングルが4度オープンで仕上がりました。
この辺りの角度の調整は経験と熟練が必要で、机上理論と実数値は異なると思います。是非精度の高い加工をお求め下さい。
投稿者 M.Sasaya : 14:22
2009年09月08日
スコッティーキャメロン・クラシック1
シャフト&グリップ交換とサイトライン、タングステン加工のご依頼です。
総重量が550gもあったので、ヘッドウェイトは最低でも340gかと思いきや、抜いてみるとヘッドウェイトは315gしかありませんでした。予想と違かったので、全部バラしてそれぞれのパーツの重さを量りました。
シャフトがカットされた状態で144gなので、カット前でおそらく160g前後のもの。グリップが86gありました。チップに接着剤が10センチ、重さにして5g入っていました。
非常に特徴的な研磨が入っています。左上の画像をクリックして大きくして見て頂くと分かるように、フランジの段差が研磨で消されています。キャビティーの中まで削った形跡があります。ネックも丸めるのではなく、全体的に削られていてロゴが少し薄くなっている部分があります。
研磨してフランジの段差を消してしまうのもシンプルでいいとは思いますが、この段差はサイトライン的な要素も兼ねているので、サイトラインの追加をするのは良いチョイスだと思います。
ヘッドウェイトは350gがご要望だとのことですが、315gしかないので直径12ミリ厚み10ミリの大玉を2つ入れても335gにしかなりません。更に2つくらい入れる必要があります。
フェースを見てほしいとスタッフから伝えられたのですが、おそらくミーリング痕のベルトラインがトゥ側に広がっている部分だと思います。
計測したところ、ベルトラインが低くなっているのかと思いきや、逆に100分の2ミリほど高くなっています。おそらく推測するにこの部分の金属素材が少し硬かったので刃物が逃げたのではないかと思います。100分の2ミリという誤差は気にする必要がないレベルの誤差です。
そして古いデザインなので今のデザインと何が違うのか、是非知っておいて頂きたいことがあります。右上の画像を見て頂くと分かるように、かなりヒール寄りに芯がずれてしまっています。そしてかなり高重心になっています。サイトラインはキャビティーのセンターに彫刻しますが、実際に打つ場所はその1センチ近く内側でなくてはなりません。
ソールにタングステンを入れますので高重心はかなり軽減されると思いますが、実使用されるのでしたらトゥ側のタングステンを少し重くするとか、タイガーウッズのようにヒールに穴を開けるということを考慮されたほうがいいかと思います。
タイガーウッズのパターのレッドドットは単なる飾りではないというのが、スコッティーキャメロンの歴史を紐解いてみると分かって頂けると思います。こうやって進化してきたという軌跡のようなものですね。
投稿者 M.Sasaya : 16:53
2009年09月07日
キャメロン・ファストバックのセンターシャフト加工
もう何本もこの加工をしていますが、スクエアバックやファストバックのネックを切断し、新しく作ったネックを溶接し、センターシャフト加工する依頼です。
キャメロンのツアー流出品でも同じ加工がされたものがあるそうですが、純正は金額が数十万円することと、ネックの溶接が当社が使っている日本人の溶接工場のほうが仕上がりが綺麗だと言って頂けて、製作のご依頼を頂いています。
当社が使っている溶接工場も綺麗だと言って頂けると嬉しいのですが、仕上がりが綺麗なのにはネック切断時にトップブレードを削り直しているという理由もあります。
まず切断ですが上の画像のように厚みが僅か1ミリというファインカットで切り落とします。その後、フライスで余分な肉を削り落としてからベルトグラインダーで研磨します。
ファインカットは新品で購入すると35万ほどしますが、非常に高性能な機械です。こちらは当社でも工房用品として販売させて頂いています。
そしてトップブレードを綺麗に仕上げたのが左上の画像になります。この下処理が綺麗な仕上がりには欠かせない加工となります。
ネックを旋盤で削りだし、本体にネック侵入穴を切削し、溶接に出しますが、溶接の際に高熱が発生するので、あらかじめインサートは外しておきます。
このバランスレンチも販売開始しました。非常に精度が高く、しっかりと食い込むので僅かな力でも本体を傷つけることなく簡単に外せます。メーカー純正品ではないので、安物を購入してしまうと、精度が低く、ピンが少しずれただけでもしっかりと奥まで入らなくなり、本体を傷にしてしまったという報告を受けていますので、お気をつけ下さい。
投稿者 M.Sasaya : 16:53
2009年09月04日
Ryuji Imadaモデルのタングステン
スコッティーキャメロンのリュージイマダモデルにインサートされているタングステンはタングステンではなくステンレスでした。
直径12.3ミリ、深さ4.5ミリで5g切削されていますが、インサート内部に空間があるため、インサートの重さは3gとなっています。ヘッドの重さは348gと充分にありますが、内部に空間のあるステンレスのインサートを入れることにより慣性モーメントが減っている違和感があるということで、このインサート穴に合うサイズのタングステンを作り交換しました。
今回、このパター専用のタングステンを余分に作っておきました。タングステン穴を切削せず、交換するだけなので比較的安価で交換できるようにしました。定価179,000円もする高価なパターなので、もうちょっと出して本物のタングステンに交換してみて下さい。
純正のステンレスインサートは1ヶ3.1gでした。こちらで拵えたタングステンは1ヶ8.4gあります。2つで約10gアップします。金色の枠は真鍮です。枠を付けてサイズ調整しました。厚みは4.5ミリです。
メールにてお問い合わせ下さい→こちらまで
投稿者 M.Sasaya : 18:37
Scotty Cameron CIRCA62 No.5
こちらは黒色酸化皮膜のリフィニッシュです。錆びてしまったら鍍金を変えるのもいいですが、もう一度黒色酸化皮膜をして新品状態にするのもかっこいいと思います。
このパターもトゥが持ち上がっているデザインで、普通にアドレスすると少しトゥアップしるように作られています。ですが、ロフトはトップブレードに沿って切削されているのではなく、ソールに沿って切削されています。つまり、ヒールが低いのではなく、トゥを盛ってある状態です。
ロフトがどこに沿って切削されているかは、ミーリング痕がどこに平行になっているかを見て頂くと分かると思います。
ソールに対して平行にロフトが切削されているということは、今までの話の流れからいくと、球が捕まりやすいデザインではなく、球が引っかかることはあまりないという話になると思われるかもしれませんが、フェースはトゥが高く、横幅もトゥは広く、ヒールは絞ってあります。そしてヒールにはネックの穴が開いていますので、トゥが重めのパターです。芯はフェースのセンターではなく、少しトゥよりになっているので、やはり球は捕まりやすいデザインだと言えます。これもやはりトラディショナルなデザインですね。
捕まりの良いヘッドで純正グリップは細めの皮巻きが装着されていますから、リストを多少使って若干タップするような打ち方に向いているのですが、リストを使わないストロークをしようと思うとグリップが泳ぐ感じがして、手元が軽く感じると思います。
実際このお客様はグリップに軽めのシャフトスタビライザー15gをインサートされていました。
当然そうなってしまうと思います。素晴らしい感性ですね。
私のお勧めとしては、純正グリップは高価なので早めに抜いて保管しておいて頂き、少し太めのグリップに変えるのがいいと思います。IOMICのMIDくらいがいいですかね。バランスが多少軽く感じるようであればソールのへこみ(バックフェース寄り)に鉛テープを張るといいと思います。
あまりヘッドを重くして、グリップを太くし過ぎるとシャフトが軽くて柔らかめなので、打ち負けてしまいます。ビヨーンという打感を感じると思います。硬めのものにリシャフトできればいいのですが、同じ曲がり方のダブルベントは市販されていません。若干の調整で終らせるのがポイントになります。
投稿者 M.Sasaya : 17:47
2009年09月03日
Scotty Cameron Botton Back
こちらはサイトライン加工とネック調整のご依頼です。
画像を拡大して見て頂くと、トゥが持ち上がっているデザインになっているのが確認できると思います。
このパターこそスコッティーキャメロンらしいトラディショナルなデザインだと思います。トゥを少し上げて、フェースをオープンクローズ(ドアスイング)し、少しタップ目に打つように初めからトゥが上がっています。
実はこのパターはトゥが上がっているのではなく、ヒールが薄くなっています。つまり、ロフトはトップブレードに合わせて削られていますので、つま先上がりでアドレスしている状態になります。ショルダーターンでボールを潰さないように打つと引っかかる可能性が高くなります。
その為、綺麗なショルダーターンをされる人には1度~2度フラットにしてご利用されることをお勧めしています。こちらの持ち主の方はノーアドバイスで2度フラットにするようにご指定されています。しかも、新品未使用の状態で送ってこられていますので、見ただけでそれを理解されたようです。
このパターのライ角は72度でした。そしてヒールを削り取っているのでソールセンターが地面に付く状態だとトゥが2度浮き上がってライ角70度で座るようになっています。メーカー発表ではライ角は71度らしいです。ですから、72度のライ角のパターを2度ハンドダウンして構えさせるような仕様になっています。フェースはロフトが付いているので2度トゥアップした分だけ左を向いてしまいますが、少し突っ込んだ打ち方をして帳尻を合わせる仕様になっています。もしくは言い換えるならば、緊張した局面でのミスというのはインパクトがビビって緩む、球は右に流れる。それが下りのスライスラインが難しいと言われる理由です。そういった局面での安心感を演出する形状になっています。
タップ式の打ち方、もしくは少し突っつく傾向が強い方というのはフェースのセンターよりも少しヒールよりでインパクトしがちです。スコアラインやサイトドットは無いほうが構えやすいでしょう。ですが、ショルダーターンの場合はフェースセンターで構えてフェースセンターで捕らえるのがセオリーですから、サイトラインの追加も必須の選択でしょう。たかが線1本ですが、線1本の価値をきちんと理解されたチューンナップだと思います。
ヘッドの形状に合わせて、シャフトは軽めの柔らかめ。グリップはリストを上手に使えるように細めの皮巻きグリップがノーマル時には装着されていました。
投稿者 M.Sasaya : 14:13
Scotty Cameron NewPort2 GSS
各種調整の依頼です。これが本物のGSSってやつですね。120万円くらいすると思います。
GSS(ジャーマンソフトステンレス)というのはドイツで製鉄されたSUS303ステンレスという意味らしいのですが、ドイツ人が自らをジャーマンと呼ぶ分けがないので、スコッティーキャメロンが考えた商品名です。正確にはドイツ工業品標準規格(DIN規格)ではX10CrNiS189と呼ばれています。
ちなみにアメリカ工業品標準規格(ANSI)では18-9 Stainless Steel、日本工業品標準規格(JIS規格) ではSUS303となります。
勘違いしてはいけないのはドイツで作られたものであっても、アメリカで作られたものであっても、日本に持ってくれば全部SUS303です。アメリカに持っていけば18-9 Stainless Steelです。しかし、GSSだけはどこの国に持っていってもGSSと呼ばれます。それはなぜかと言えば、GSSとは素材の名前ではなく、スコッティーキャメロンが考案した商標登録だからです。我々がSUS303をGSSと謳って販売すれば商標に抵触するため、告訴される可能性があります。
ですが、見ての通りGSSはただのSUS303ステンレスです。切削具合も研磨具合も全く同じ。打球も私が打ってみて全く同じです。
厳密に言えば含有物が微妙に異なると言う人もいるようですが、その程度の製鉄所や製造時期によっても変わる程度のレベルで、人が打感としては感じられない微々たる部分です。そこを感じ取る努力をするよりも、注目すべきポイントはたくさんありますので紹介しようと思います。
まずスペックですが、フェースアングルが0度、ライ角が71度でした。フェースアングルは調整されたのか、もともと0度だったのか分かりませんが、最低4度はオープンにしたほうがいいでしょう。ヘッドウェイトは350Gと書かれていても、実際に抜いて量ると340gしかなかったりというケースが20万円前後のものだと多々あるようですが、さすがにGSSともなればきちんと出ていました。正確に計測して348gです。
上の画像のレッドドットの位置ですが、赤い線を引いてみました。少し上に寄っていますね。位置がずれているといことは、CNCで切削してるのかと思ってましたが、うちと同じくハンドメイドなんでしょうか。直径は9.4ミリ、深さは0.9ミリでした。
このパターはネックがセットバックしていますね。赤で印を付けた部分です。
2ミリほどネックがバックフェース側にセットバックしています。これはオリジナルのピン・アンサーやアンサー2にも見られますが、形状をシンプルにするために最近の削りだしパターではトップブレードと面を合わされています。
ゴールドファクトリーのパターではGA00Aのみがこれと同じくネックをセットバックさせています。それ以外のパターは全てトップブレードと面一(つらいち)になっています。
しかし、やはりニューポート2形状でネックのセットバックをやるのは無理があるのか、一番最初のバックフェースの正面画像を見て頂くと、ネックとキャビティーの間に僅かな隙間ができてしまっています。GA00Aはこの2本のラインが1本に重なっており、アドレス時にはクランクネックのラインに重なって1本の線として見えるように設計されています。
フェースのミーリング痕というのは、本来は存在亜しないものなのですが、後からフルバックという刃物でワザと痕を付けています。このパターのミーリング痕は少し特殊で、円弧の中心がフェースのセンターにできています。そのため円と円が重なってできるベルトのようなラインがセンターに存在します。実はこのミーリング痕の付け方はご法度と言われてきた加工の仕方で、普通は円と円が重なってできた真ん中のベルトラインが低くなってしまいフェースが平らにならないと言われます。これは海外で作られた安物に多いミーリング痕の付け方なのですが、こちらでフェースの平面精度を計測したところ。ベルトラインは低くなっていませんでした。これは工作機械の精度が非常に高いことを意味します。ですが、本来は良くないと我々は教わってきています。
そしてフェースヒールのレッドドットですが、こちらも赤でマーキングしました。少し上に寄っているように思います。直径が9.4ミリ、深さが1.2ミリでした。
トップブレードのサイトドットですが直径が3.13ミリ、深さが2.83ミリ。ゴールドファクトリーの標準仕様のサイトドットは直径が3ミリ、深さが0.5ミリです。GSSのサイトドットは比較的小さめのものが多いと言われ、2.5ミリを希望されることが多かったのですが、実際には約3ミリで同じ。但し、深さがかなり深いですね。
なぜかこのサイトドットはフェースに影響を与えていて、サイトドットがある付近では100分の5ミリほど膨らんでいました。
このパターもやはりヘッドが350gあるにも関わらず、シャフトが軽くて柔らかく、特にチップが柔らかくなっているため、少しタップするような感じで打つと打感がいいのですが、ボールを潰さないようにストロークすると手元の軽さが際立ちます。やはり140g前後のステップシャフトか硬めのシャフトにして、グリップはやや太め、もしくは角がしっかりしたものに変えたほうがしっくりすると思います。
投稿者 M.Sasaya : 11:15
2009年09月01日
Scotty Cameron Inspired By Ryuji Imada
こちらはスコッティーキャメロンの定価179,000円のパターです。
ゴールドファクトリーのパターを使い慣れたお客さんからの依頼で、しっくりくるように調整してほしいという依頼です。
まず、フェースのタングステンですね。これはうちの真似をして頂いたんでしょうか?それともただの飾りなんでしょうか?
センターシャフトの割りには、シャフトの延長がセンターから離れ過ぎています。これは慣性モーメントを稼ぐ意味があるのですが、タングステンをインサートしているなら充分な慣性モーメントが得られているはず。もっとギリギリまでセンターに寄せても良かったのではないかと思うのですが、まずはタングステンを外してみましょう。
タングステンインサートを外してみると、厚みは5ミリしかなく、重さは1個3gしかありませんでした。
タングステンの場合、直径12ミリで厚みが5ミリの場合10gになります。
ステンレスで5gくらい。ですのでこのタングステンはただの飾りでした。
おそらくこのインサートはステンレスですが、少し内部に空間があるので3gとなっています。
5g切削して、そこに3gのステンレスを2ヶ所インサートしているので、むしろ慣性モーメントは減っています。重さは4gダウンです。
それでもヘッドウェイトはタングステンを無関係に348gありますから充分ですね。
むしろ調整の必要があるのはシャフトかと思います。スコッティーキャメロンは今でもブルズアイのようなパターを作ったりとトラディショナルなものが多く、スコッティーキャメロンのパターセッティングは少しクラシカルなセッティングになっています。
軽めのステップシャフトを良しとし、チップの柔らかいもの(ファーストステップまでの距離が長いもの)を打感が良いと謳っています。
ですが、それは少しクラシカルなタップ式な打ち方が混ざったストロークの場合の話です。
ヘッドウェイトが350gもあるのであれば、シャフトもそこそこ重めのものにしないと食い合わせが悪くなります。そして重めのシャフトを使ったら、かなりの硬さがないと自分の重さとヘッドの重さに負けてしまいまいます。その重さの中で打感きちんと感じるためにステップが必要になります。ステップは手元に伝わってくる振動を増強させる効果があります。
そしてグリップは新しいうちに綺麗に抜いて、保存しておいて下さい。
製作者のかたには失礼かもしれませんが、もはや昔ながらの鯛焼き方式で天然ゴムを溶かしてグリップを作る時代ではありません。IOMICのような金型成型したエラストマーとの性能の差は歴然です。天然ゴムは素材自体にトルクが大きく、遊びの大きな素材です。更に、このグリップはクラシカルな形状なので、細いだけでなく、角が丸まっています。より手の中で遊んでしまう要因が多く含まれています。
ヘッドウェイトが350gもあってグリップが手の中で泳ぐようだと当然コントロールするのは難しくなります。
投稿者 M.Sasaya : 13:31
2009年08月12日
キャメロンのネック溶接(センターシャフト)Fast Back
キャメロンのファストバックのネック切断&センターシャフト溶接です。
ライ角70度、バックフェース側から1度のシャフトアングルでネック穴を開け、旋盤で別誂したネックを接着固定し、溶接しました。
溶接後、仮組みして計測するとライ角は69度。1度フラットになっています。前回スクエアバックを加工した時も1度フラットになっていたのですが、溶接によって1度の誤差が出ているのかと思いきや、トップブレードがソールと平行ではなく、キャビティー付近が少しへこんでいるため、元々存在していた誤差だということが分りました。この誤差はネック調整で直します。
投稿者 M.Sasaya : 14:19
2009年08月06日
ゴールドファクトリーのレングス基準
ゴールドファクトリーのレングス測定基準は、複数のスコッティーキャメロンのパターを測定した平均値とさせて頂いております。
具体的な測定方法はシャフト延長線基準(シャフトエンドからシャフトの延長線上ソールの交点まで)に近いと思います。
ここで気を付けて頂きたいのは、スコッティーキャメロンが発表している計測基準を採用しているのではなくて、複数のスコッティーキャメロンのパターを計測した平均値を採用しているということです。具体的にはヘッドとシャフトをバラしてそれぞれの長さを計測し、当社のヘッドの長さを差し引いたシャフトの長さを計算し、シャフトカット用のマスターを作成。そのマスターに合わせてシャフトをカットしています。
こちらは33インチ表記のスコッティーキャメロンのパターです。シャフトを真っ直ぐにした状態で、シャフトの中心線とソールとの交点に尖ったものを当てて固定したのが左上の画像です。
この状態でのグリップエンド側の画像が右上で、目盛りは33インチにグリップのエンドキャップ分を足しただけ長くなっています。
次に、このスコッティーキャメロンのパターと同じ条件で、ゴールドファクトリーの34インチのパターを固定してみると、グリップがない状態(シャフトエンド)でほぼ同じ数値が計測されます。
上の画像を見ると、34インチの目盛りよりも約1ミリ程度長めですが、このくらいの誤差は常に出るものと考えて下さい。
2本のクラブを比べて、1ミリの誤差があるとゴルファーは非常に多きな誤差があるように感じるものですが、例えばこのパターのシャフトの長さが794ミリ(80センチ弱)ですので、794分の1の誤差(0.01パーセントの誤差)というあくまでも誤差として認められる範囲の数値となります。気にされるかたは2本同時のレングス調整などをご依頼下さい。
こちらはヒール基準(シャフトエンドからヒールまで)で33インチのスコッティーキャメロンのパターを計測した状態。
32.5インチに8分の1インチほど欠けています。
こちらは60度法(シャフトエンドから60度の壁に当たるところまで)で、同じく33インチのスコッティーキャメロンのパターを計測した状態。
同じく、32.5インチに8分の1インチほど欠けています。
投稿者 M.Sasaya : 14:04
2009年07月14日
キャメロンのネック溶接(センターシャフト)
先日から紹介しているキャメロンのスクエアバックのネック切断&センターシャフト溶接です。
トップブレードのヒールにレッドドットを1つ切削して、化粧直しをしてシャフトの接着が終わりました。ライ角74度で指定頂いたのですが、実際に溶接してみると73度しかなかったので、軽く叩いて調整しました。
投稿者 M.Sasaya : 11:00
