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2008年11月07日

PS No.1 + Slit Line

中野のClub-Tさんからのご注文。

PS No.1のテフロンブラックにスリットラインを切削、フェースヒールにダンシングスクリプトでGold's Factory、キャビティーにブルーアルマイトのアルミを1つインサートしました。


タイガーウッズが使うこともあって、やはりニューポート2形状が全盛です。

もともとスコッティーキャメロンのデザインですが現在はどこのメーカーでも同形状のものを販売していますので、すでに定番化されたと言ってもいいと思います。


しかし、私のお勧めは、このPS No.1形状、ベースとなるのはピン・アンサー・デールヘッド(船底ソール)で、やはりワイドなキャビティー、ディープなフェース、はアンサー2タイプよりやさしく感じます。

もうほとんど在庫もなくなってきましたので、今のうちに1本作られておいては如何でしょう。



Private Stock No.1 + Teflon Black + Slit Line.

Gold's Factory Dancing Script on Face-heel.

Aluminum Alumite Blue in Cavity.


Private Stock No.1 is Ping Anser Deal Head shape.
Private Stock No.2(Answer No.2 Fe) is Scotty Cameron Newport 2 shape, based on Ping Anser 2

No.1 is deep fece, and No.2 is shallow.

You might be feel shallow face is easier, but it's not fairway wood, it doesn't need to be a low center of gravity.

Deep face have wide sweet area.

No.2 is getting popular, because Tigar Woods use, but No.1 is also a nice putter.

投稿者 M.Sasaya : 11:45 | コメント (1)

2008年08月04日

GF01B(フローティングフェース)


キャビティーがないGF01Bを使ったフローティングフェースです。

元々スリットラインというのは、キャビティーの中にカットされているもので、アドレス時にトップブレードに隠れて見えないような設計になっています。

GF01Bのようなキャビティーのないデザインの場合は貫通スリットはアドレス時に見えてしまいますが、フローティングフェースにすることによってラインが見えなくなっています。

メタルソウという丸い円盤でソールからトップブレードまでかなり深く削りこんでいて、フェースのボールの当たる周囲は完全にフローティングした状態になっています。

なんでも1度はやってみないと分かりませんので、今回初めてこの加工をお引き受けしたのですが、切削量が通常のスリットラインに比べて非常に多いとともにに、かなりの負荷が機械に掛かるので、残念ながら当社の工作機械での加工はかなり厳しいようです。

This is a GF01B putter with slit line.

But this putter doesn't have cavity, so the customer ordered to make it floating face.

We tried and make it somehow, but it's quite difficult for our machine.

This could be the first and last putter that we make floating face.

投稿者 M.Sasaya : 19:00

2007年11月03日

3mm Slit Line for Soft Feel

 

こちらは現在、Club-Tさんで展示中の商品です。

テスト的な意味で作ったものですが、なにが3ミリかといいますと、
スリットがキャビティーの壁から3ミリ離れて切削されています。

通常は0.5~1ミリですが、壁に近いほど振動が共鳴します。
その為、ピーンという音が出たりするわけですが、高音は打感の硬さを感じさせます。

フェースから3ミリほど話すことによってこの共鳴は停止し、ポケキャビ効果だけが残り、
打感が非常に柔らかく感じられるようになります。

というのは、机上の空論で今回実際に作るのは始めてだったのですが、
かなり打感がよろしいらしく、Club-Tのオーナー盛岡さんがえらくを気に入ったようです。

お客さんに売らないで、自分で使う気のようですが。  ゞ( ̄ー ̄ )おいおい

投稿者 M.Sasaya : 12:00

2007年09月03日

メタルソウ・キーシードカッター加工


↑クリックすると大きくなります。

スリットラインの機械加工の様子です。

スリットは円盤型の刃物でメタルソウというものを使うのですが、木工業界で木を切断するのに丁度同じ形状で大きめの円盤を使いますよね。それの小型盤のようなもので切り込みます。

左上がメタルソウがキャビティーを貫通した直後の様子。
キャビティーバックの壁面との差は僅かに0.5ミリです。
(以前は1ミリのところに貫通させていたのですが、PS No.2のようなデザインではキャビティーの潜りが少なく、スリットがアドレス時に見えてしまうことを軽減するため、0.5ミリというギリギリの設定に変更しています)。

このキャビティーの境目ギリギリをメリメリとカッターが割り込んでくる瞬間は非常に緊張します。

ちなみにキャビティーの中はあらかじめ油で満たされていますが、あえて鉱物系の切削油を使わずに刀剣用オイルを使って切削しています。
更にメタルソウの円盤の上にはスポイトで刀剣用オイル垂らしてあり、遠心力でオイルがメタルソウの外形に流れて行き、1つ1つの刃のギザギザに行き渡ります。

この段階から全て刀剣用オイルを使用し、鉄が充分に刀剣用オイルを吸っている状態なので、当社のパターは鉱物系のオイル(CRC556等)よりも、植物性のオイルのほうが相性がよく、人間の手の皮脂汚れなどが付着しても安心です。

スリットライン加工はパターの量産段階で全てのパターに切り込みを入れるのは安価で簡単ですが、完成品に1つ1つ手作りで切り込みを入れるのは非常に難しい加工です。

*どこか他に、この加工ができるメーカー・ショップさんをご存知の方がいらっしゃいましたら是非お知らせ下さい。価格設定等の参考にさせて頂きたいと思います。

投稿者 M.Sasaya : 11:39

2007年06月21日

長めのスリットライン

こちらは取扱店のツアースペックゴルフさん経由で、アメリカのお客様からのご注文です。

ソールのスリットラインをできるだけ長くしてほしいとの要望です。
スリットを長くというのは何か海外での流行りでしょうか。
予想される効用は色々とありますが、スリットを長くしても当然キャビティーの幅でしか貫通はしません。
それと今回はタングステンがあるので、これ以上は長くできませんでした。そしてタングステンもこれ以上トゥヒールには寄せられません。

スリットを入れると打感が硬くなると以前書きました。
実際、硬くはなりませんが、高い音がするので硬く感じるというものですが、このくらいスリットを長くするとそうでもないんですね。むしろ少し柔らかく感じる感じ。奥が深いですね。

どんどん注文が難しくなります。

投稿者 M.Sasaya : 17:11