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2009年03月25日

スリットライン埋め

今日はスリットライン加工ではなく、スリットライン埋めを紹介します。

何度かやってますが、溶接して溝を埋めます。
キャビティー側の溝は消えませんが、ソール側は消えます。
ですが、折角お金を掛けて加工したのですから、一応なんらかの加工痕が残ったほうがいいのかと思います。スリットを切って、それから埋めたのと、何もしなかったのは違いますから。

打感はスリットが無かった状態とほぼ同じに戻ります。

上の画像はうちのスタッフが溶接工に持ち込みで2時間ほど並んで加工して貰った状態。


研磨ではなく、まずはマシンミーリングで100分の数ミリまで削り込んでから研磨します。

それと今回はインサートがたくさん入っているのでやりませんでしたが、焼き戻しという作業が本来は加わります。それをすることによって、素材がよく馴染み、全く跡形もなく磨き上げることができます。

そしてこちらが研磨が終わった状態です。


これをやってくれるショップさんはそんなにあまりないと思います。

ですが、最近はショップさんのサポート業務もするようにしていまして、ショップさんからの加工依頼も受付しています。お気軽にお申し付け下さい。

投稿者 M.Sasaya : 18:27

2009年01月28日

3mmスリットライン

こちらは中野のClub-Tさんからご注文頂いた、6タングステン+3ミリスリットです。

3ミリスリットはあえてキャビティーから3ミリ離したところにスリットを切ったもの。

6タングステンとの組み合わせは非常に打感がよく、直進性も高くなるということで、中野ではかなりブレークしています。

ハートの位置も斬新に決まりましたね。

投稿者 M.Sasaya : 16:42

2007年09月03日

メタルソウ・キーシードカッター加工


↑クリックすると大きくなります。

スリットラインの機械加工の様子です。

スリットは円盤型の刃物でメタルソウというものを使うのですが、木工業界で木を切断するのに丁度同じ形状で大きめの円盤を使いますよね。それの小型盤のようなもので切り込みます。

左上がメタルソウがキャビティーを貫通した直後の様子。
キャビティーバックの壁面との差は僅かに0.5ミリです。
(以前は1ミリのところに貫通させていたのですが、PS No.2のようなデザインではキャビティーの潜りが少なく、スリットがアドレス時に見えてしまうことを軽減するため、0.5ミリというギリギリの設定に変更しています)。

このキャビティーの境目ギリギリをメリメリとカッターが割り込んでくる瞬間は非常に緊張します。

ちなみにキャビティーの中はあらかじめ油で満たされていますが、あえて鉱物系の切削油を使わずに刀剣用オイルを使って切削しています。
更にメタルソウの円盤の上にはスポイトで刀剣用オイル垂らしてあり、遠心力でオイルがメタルソウの外形に流れて行き、1つ1つの刃のギザギザに行き渡ります。

この段階から全て刀剣用オイルを使用し、鉄が充分に刀剣用オイルを吸っている状態なので、当社のパターは鉱物系のオイル(CRC556等)よりも、植物性のオイルのほうが相性がよく、人間の手の皮脂汚れなどが付着しても安心です。

スリットライン加工はパターの量産段階で全てのパターに切り込みを入れるのは安価で簡単ですが、完成品に1つ1つ手作りで切り込みを入れるのは非常に難しい加工です。

*どこか他に、この加工ができるメーカー・ショップさんをご存知の方がいらっしゃいましたら是非お知らせ下さい。価格設定等の参考にさせて頂きたいと思います。

投稿者 M.Sasaya : 11:39