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2011年09月30日

ライ角80度未満規定の理由

キャメロン・コンビのセンターネック装着加工が完了しましたが、もう1本ご注文が入りました。大変ご好評頂いております。

シャフトは直角に対して10度以上傾けなければならない(ライ角は80度未満でなければならない)とルールで決められています。それは伝統的なゴルフのスイングのスタイルを守るためで、股の下を通らせたりスイングが変わってしまい、違うスポーツにならないようにするという目的も含まれますが、もう1つ理由があります。

実際にライ角90度のパターを打ってみれば明らかなのですが、異様に”入り”ます。

「飛球線の横に立ち、右から左に打つ。」というのがゴルフの難しさの理由なんだということがはっきりと認識できます。

ルール適合ぎりぎりのライ角79度にしてもその効果はかなり実感できます。ですが、短尺では構えづらく、ヘッドが小さくても効果が分りづらいので、試してみるのであればキャメロンのコンビの長・中尺がお誂え向きだと言えると思います。

本当に入ります。それが実感できると思います。ですので、最近ライ角79度への調整というのが非常に増えているのがスペックシートのページで確認して頂けると思います。

投稿者 M.Sasaya : 15:13

2011年09月29日

Trinity(トリニティー)

トリニティー、吊るしの量産品と比較するとかなり高価ですが、完成品パターとしては最も人気があるモデルです。

投稿者 M.Sasaya : 15:21

Scotty Cameron KOMBI L センターネック加工

こちらも大変ご好評頂いていますキャメロンのコンビのセンターネック装着加工です。

ゴールドファクトリーでは3万円前後で加工可能ですが、キャメロンのツアー支給品の最新情報では20万円前後で取引されているのが確認されています。

今回のご注文はセンターネック装着加工、ヒールのホーゼル穴埋め加工、レングス46インチライ角79度でストレートシャフトを装着、グリップは再利用し、グリップの感覚は18cmというものです。

まず、センターネックにすると元のダブルベントシャフトは曲がっているので使えませんので、ストレートシャフトが必要になります。

ライ角はネックの装着穴を何度で開けるかで決まります。79度というのは、80度がルール違反なので、ギリギリにするという意味になります。

グリップの再利用は通常メーカーからすると邪道なのですが、アメリカのキャメロンスタジオではグリップとシャフトは必ず返却、もしくは再利用することから、キャメロンについては再利用や返却が常識となっています。

また、ツーピースのグリップの場合、指定がなければ元の状態のまま、今回のように18cmと指定があればそのように仕上げます。

※指定がない仕様については、元の状態と同じ、もしくはゴールドファクトリーにお任せという指定をされているのと同様の扱いとなります。ご注意下さい。

投稿者 M.Sasaya : 14:38

2011年09月28日

New PZ(Next Generation PZ Milling)加工実績

Next Generation PZ millingの加工実績が100本を超えていることが分りました。先月(8月)だけでも23本の注文があり、日々増えている傾向にあります。今月ではほぼ毎日加工の依頼があります。

もちろん完成品を加工することができる技術があるメーカーがほとんどないこともありますが、この加工実績は現在業界No.1、国内シェアだけでなく世界シェアでもNo.1です。

ミーリング痕というのは、機械によって違いがあり、100台の機械があれば100種類になります。ゴールドファクトリーでは常に同じ切削ができるように工夫していますので、半永久的に同じ切削を再現できますが、ゴールドファクトリーと同じ切削を他社ですることは不可能です。

現在、ゴールドファクトリーでは600件の加工データ(スペック)を公開しています。どのような打感に仕上がるのか全く予想できない注文をするのではなく、「このパターの打感はこうなります。」「このパターのお勧めスペックはこのようです。」と説明ができる実績も魅力の一つだと思います。

投稿者 M.Sasaya : 15:14

ディープミーリング(Next Generation PZmilling)

スコッティーキャメロンがツアー支給品だけでなく、一般の市販品(大量生産品)でもディープミーリングのパターを販売することになったようですし、ディープミーリングの加工ができるショップもゴールドファクトリー以外にもでてきているようです。

ですが、伴にあまりディープではなく、打感の変化もほとんどないようです。CNCのコンピューターで切削するのではあの程度が限界のようです。

手動で1本1本のグルーブを切削しないとゴールドファクトリーのネクストジェネレーションPZミーリングのようにはなりません。

この加工ができるのは世界中でゴールドファクトリーだけというのも付加価値がありますが、他店でも同じ加工を真似し始めると、当然ゴールドファクトリーより安価で加工する必要があり、クオリティーも落とさざるおえなくなり、技術力の差を再確認して頂けるのではないかと思います。

「ゴールドファクトリーでなければ、ゴールドファクトリーではないんです。」という付加価値です。
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話は変わって、追加加工の依頼が増えています。1度加工したパターをもう少しこうしたい、ああしたいという調整や加工に積極的なお客さんが増えているようです。

ゴルフが上達するには以下2つのうち、どちらかの能力が必要になります。

1、ゴルフクラブにスイングを合わせて、微調整しスイングする能力。

2、もしくは自分のスイングにクラブを合わせるにはどのように調整&加工したらいいかを判断する能力。


どちらかの能力がなければ、クラブを使いこなすことはできませんが、前者は遠回りなのは明らかです。ですが、後者の能力を磨くのも意外と簡単ではありません。

「思ったのと仕上がりが違う!」というクレームもたまには付くことがあります。当然こちらの返事は、「思ってたイメージが間違ってたんですね!」というだけで、きちんと調整&加工した結果の仕上がりをイメージする能力はゴルフの必須技術です。

まとめて加工したほうが安いから不必要な加工もまとめてやっておく。もしくは、一度加工したクラブは勿体無いので二度と加工しないという野暮なことを考えるのではなく、自分のセンスを磨くための加工でもあり、毎回毎回自分がイメージしていた仕上がりと実際の仕上がりが同じであるかを確認していくという作業が重要です。

それもゴルフに必要なテクニックの一つなのですから。

投稿者 M.Sasaya : 11:17

2011年09月22日

オービットG(Obit Around-G)

サークルGとGold's Factoryロゴは各一ヶ所づつ本体料金に付属しているので、ソールのオービットGとディープミーリング、イニシャル、サイトラインだけの追加。

まるでトリニティーのようになってますが最小限の追加加工で済ませている上手な注文です。

注文慣れしている人のアドバイスがあったんだろうというのが感じ取れますよね?

受注したお店とお客様の間で信頼関係が作れているのだろうということも製品から感じ取れます。

こういったワンオフの特注品というのは、お客様も製造に参加していますので、きちんと仕上がりがイメージできていないと、「思っていたのと違う」とがっかりする結果になります。仕上がりをイメージすることはプロのデザイナーでも難しいことですが、自分に合ったクラブを作る(注文する)というのもゴルフの技術の1つです。

いろいろな加工がありますし、大きさ、深さ、色などを考慮するとバリエーションも無限です。お店のオーナーに細かく相談してみてください。ですが、聞くのは無料だろうとか、お客様は神様だろうという冷やかしの姿勢では信頼関係は作れず、よいクラブには仕上がらないと思います。

残念なことに横柄なお客さんが多いと取扱店から相談されることがあります。所詮ゴルフは趣味であり、遊びかもしれませんが、ゴルフファーであればどこへいっても常にマナーを問われているということを忘れないで下さい。

投稿者 M.Sasaya : 15:34

2011年09月21日

アメリカンクラシック3にNewPZとタングステン

先日、紹介したアメリカンクラシック3をテフロンブラック処理しタングステンを接着しました。フェース面のNew PZミーリングがネックへの接続部分でフェードアウトしていく部分も綺麗に仕上がっています。
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以下、9月8日の記事です。

Next Generation PZ millingはフェース面の高さが30mmを超えるので円弧を少し大きくして全面がカバーできるように、且つ円弧の中心をインパクトゾーンのセンターではなく全体のセンターに少し持ち上げています。

ネックでフェードアウトしていく部分が非常に繊細でした。これはゴールドファクトリーでなければめちゃくちゃにされてしまう加工だと思います。

円弧の大きさ、円弧の位置(センターをどこに持ってくるか)、円弧をどの方向に走らせるか(その方向がこのパターのライ角になります)、ネックとフェースの接続部分の処理など非常に繊細にも関わらず、このパターの固定は非常に難しいです(平らな部分が一切ないので)。

最小限の変更を加えて綺麗に整えましたが、作るほうからすれば言われた通りにやっただけと言って、通常通りに加工して、綺麗に仕上がらなかったですねと言われることもあります。どこで注文してもゴールドファクトリーと同じに仕上がるとは限りませんのでお気を付け下さい。

タングステンにも微妙な変更が加えられています。タングステンの回りの枠ですが、枠を付けるスペースが取れないので、本体ではなく、タングステンのほうに枠を付けています。

投稿者 M.Sasaya : 10:30

Ryu-Zen Putter

こちらもトリニティー並に根強い人気があるゴールドファクトリーを代表する作品です。ですが、主に海外メインでの売上になっています。

販売価格は海外では2,500ドル前後の装飾で販売されていますが、装備を減らせば15万円~といったレベルです。

ワンオフモディファイの商品が減ってきているので、このRyu-Zenとトリニティーにしたバージョンを製作してみようと思っています。

投稿者 M.Sasaya : 09:59

2011年09月16日

Newport 2 GSS Replica "TIRINITY"

ゴールドファクトリーで大人気の加工はタングステンインサート、ディープミーリング、カリフォルニアシリーズのハニーディップ剥離、スタジオセレクト・ファストバックやスクエアバックのセンターネック溶接、コンビ・ショートやロングのセンターネック装着などなど、たくさんヒットさせてきましたが、やはり最高作品と言えるのはこのパター”トリニティー”だと思います。

投稿者 M.Sasaya : 13:13

2011年09月15日

Wilson TPA-18の5サイトライン

これが所謂TPA18型と言われるパターの原型(厳密にはテーラーメイドのもの)で、オデッセイの#9番やスコッティーキャメロンのデルマー等はこれのレプリカになります。

#9番やデルマーのチューンナップ依頼で多いのが、この5本線を真似たいというものが多いので、ここにデータを公開しておきます。

まず、線のピッチですが、それぞれのラインのセンター(線の中心)からセンターまでの感覚は3.25mmとなります。そして線の太さですが白い線が1.2mm金色の線が1.0mmです。

両端の線の中心から中心までの距離は13mm、線の太さを含めて端から端までだと14.2mmとなります。

この5本線が発売されたときは、本当に”入る”と言われて評判になりました。まさに名器です。是非、カリフォルニアデルマーのハニーディップ剥離などの際に合わせてお申し付け下さい。

投稿者 M.Sasaya : 18:01

2011年09月14日

KOMBI Sのセンターネック装着

キャメロンのコンビSのダブルベントシャフトを抜いて、シャフト穴をアルミで埋めてドットにし、新たにセンターに穴を開けて、センターネックを装着する加工です。

アダムスコットが使用しているということで大人気の加工です。

スコッティーキャメロンスタジオで作られたツアー流出品が出てくれば30万円前後で入手できるのではないかと思われますが、今のところ出てきてさえいないということで、問合せはほぼ毎日、加工は常にヘッドがあり、注文が入っている状況です。

こちらはシャフトやグリップを変更するか否かにもよりますが3万円前後で加工可能です。合わせてNew PZmillingやタングステンインサートなどを検討されてもいいかと思います。

投稿者 M.Sasaya : 10:52

2011年09月13日

KOMBI Sのウェイトアップ

キャメロン・コンビのセンターネック装着はホーゼル穴埋めと、新ネック装着で20gウェイトアップします。更にウェイトアップさせたい場合はタングステンをインサートするのですが、今回はソールウェイトの内部からインサートしました。

外部からインサートしてタングステンを見せるのも洒落てますし、重心深度を深くしたいのか、慣性モーメントをアップしたいのかなど、要望に合わせて位置を変えることも可能です。是非、センターネック装着と同時に加工をご検討ください。

投稿者 M.Sasaya : 10:46

工作機械のレストア

先週末、ゴールドファクトリーのメインともいえる彫刻機という工作機械が壊れてしまいました。モーターが壊れただけなので、現在交換作業をしています。

今から10年以上前の話になりますが、ゴルフ業界で仕事を始めた当初は量産品の製造販売をしていたため、製造は全て外注でした。その当時は製造に使っている機械の性能の良さが、良い製品に繋がるということを謳っていました。

基本的に工作機械はX軸、Y軸、Z軸といって、横方向、縦方向、そして上下に動きます。手動では、そのうち1つの方向を動かすことができませんが、機械にコンピューターを搭載すると2方向、3方向に動かすことができます。それによって美しい曲線を描くことができるようになります。それがCNC(コンピューター・ヌメリック・コントロール)と呼ばれるものです。

昔はそのCNCと呼ばれる機械が、3軸制御(X,Y,Z同時制御)なのか、4軸(4方向・4次元ともいいます)、5軸(5方向・5次元ともいいます)なのかという機械の性能を競っていましたが、今となっては非常に馬鹿馬鹿しいことに思えます。

PCが多少なり使えれば誰でも動作可能なことに加えて、3軸同時制御でないと作れないものというのは飛行機のインペラ(プロペラ)だけだと言われていて、パターを作るのには全く無関係。無駄に高くなり、少量生産ができなくなるだけだからです。

そこでゴールドファクトリーではコンピューター制御ではなく、手動の機械を使うことにしています。手動で動かす機械は汎用性が非常に高く、技術さえあればどんなものも作れるので、汎用機と呼ばれています。

ですが、汎用機を動かす技術があるエンジニアは日本ではもうほとんどいません。ゴルフ業界では世界レベルでもゴールドファクトリーだけです。使えるエンジニアがいないので、すでに汎用機を生産しているメーカーは1つもありません。

ゴールドファクトリーで使用している工作機械はほとんどのものが1970年前後に製造されたものです。ですから、ゴールドファクトリーのエンジニアは機械を動かす技術だけではなく、機械をレストアする技術も持ち合わせなければなりませんし、最悪の場合、機械を自作するくらいの技術がなければ続けられません。

ちなみに、今回の機械の故障による作業の遅れなどは一切出ておりませんのでご安心下さい。

そしてモーターの交換終りました。同じ年式の同じ機械が2台あるので作業には影響もなく、どうして片方だけが壊れたのかといえば、前回モーターを交換した人が少し雑で不器用だったのかもしれません。雑な取り付けで少しずつモーターに不可が掛かっていたようです。

これでまた出費がかさむと思いきや、新しいモーターは1万5千円でした。安いですね。業者に頼んだら10万だったかもしれませんが、自分で取り付けたので安価でした。

投稿者 M.Sasaya : 10:20

2011年09月09日

KONBIのセンターネック装着

今日もコンビのセンターネック装着の依頼が2件来ています。非常に人気の加工で問合せは毎日来ます。

加工賃はざっくり3万円前後ですが、「えっ!3万円もするんですか?もう1本買えちゃうじゃないですか。」という価値観がずれている野暮なお客さんが多くてがっかりします。

おそらくキャバクラでの3万や4万は高いとは思わないのでしょうが・・・・・

基本的にキャメロンのツアー流出した改造品というのは相場として30万円前後するのが普通です。それを3万円前後で作りますというのがこの加工が人気の理由で、たくさんのご注文を頂いております。

投稿者 M.Sasaya : 14:00

2011年09月08日

KOMBI LONGにセンターネック装着

こちらもブログで紹介すると、同じ加工をしたいとたくさん問合せのくる加工です。

元の穴を同じ素材のアルミで塞ぎますが、ホーゼル穴には3度の角度が付いているので、その角度に合わせて先端をカットし、長さを調整して接着、トランスルーセントカラーを流し込みます。

センターネックはお客さんの指定のライ角、フェースアングルで穴を開けて接着。溶接はしませんが15mm入っているので充分な接着強度が得られています。

センターネックは内部でソールからのウェイトに干渉していますので、後日ソールのウェイトを脱着するなどする時には、ゴールドファクトリーにお申し付け頂くようになります(他店で分解すると、壊してしまう可能性がります)。

投稿者 M.Sasaya : 13:55