2010年06月22日
California NAPA Custom order(2010,6,22)
こちらはスコッティーキャメロンカリフォルニアシリーズのナパですね。香港からのご注文です。
フェースPZmillingとタングステンインサート(タングステンにはGマークをずらして彫刻します)。ソールにタングステンを2つ。1つはヒールにブレットインサートです。
トップブレードとフランジにサイトライン。フランジのサイトラインは上から見てラインが繋がるようにラウンド部分まで彫刻します。
このくらい複雑な注文になると、お客様の書いたスケッチをみて、行間を読み取り、こちらでデザインを考えるような作業が必要になります。もちろん寸法に指定がある場合は、指定を忠実に実現するのですが、例え地球上で実行するには不可能な注文が混じっていても、上手く”寸法指定のない部分”を利用して加工します。
特に、海外のお客様のご注文は曖昧なものが多く、スケッチもレフティーとレギュラーが入り混じったような絵を描いて来られます。細かく内容を確認していると時間が掛かりますし、確認したところでお客様もあまり細かくイメージされていないケースが多く、行間を読むというか、図面の空白余白を読む作業が重要となります。
具体的には、タングステンが10ミリ厚なのに、厚みが8ミリしかないところへインサートの希望の場合、寸法指定10ミリがなければ、7ミリにタングステンを削って入れるようにするといった感じでしょうか。
あれだからできない、これだからできないということではなく、どうすればできるかを考えるようにしています。
そうして様々な加工を実現することによって、GFの技術も向上しましたと香港のディストリビューターに報告した時、非常に喜んで頂くことができました。
投稿者 M.Sasaya : 2010年06月22日 14:54
