2010年05月17日
スコッティーキャメロンのバランスウェイト
こちらは先日から作っています。ゴールドファクトリーのスコッティーキャメロン用のバランスです。
左上はお客様のノーマルのスタジオセレクトシリーズ・ニューポート2のバランスを外したところです。画像をクリックして大きくして頂くと、内部にゴミが入り込んでしまっていることが分かるかと思います。
バランスを外した瞬間、社内では「く、くっさー。」と叫ぶ声が。かなり、バランスの内部はかなり臭いです。その匂いは洗剤で洗って取れるようなレベルではなく、アセトンなどで洗浄しなくては取れないほどです。
これはパッキンが付いているものの、ネジ式なので、水や砂、泥、草木の汁といったものが内部に入ってしまい、一度入ってしまった水分は蒸発しない限り流れ出ないことによると思われます。
公式にはバランスレンチは販売されておらず、日本ではウェイト交換のサービス無し。つまり、ネジ式にしてはあるけれども、公式には”非”脱着式ということです。
日本のユーザーは脱着式を望んでいないので、非脱着式にしたのは正解だと思います。ですが、非脱着式にも関わらず、自分達のアフターケアを容易にするためだけにネジ式にしたのは失敗でしたね。
ゴールドファクトリーが推奨するのは、パッキンは付いているけれども、ネジ式ではない非脱着式のバランスです。
それと左上の画像を見てください。内部にはかなり大きな空洞があります。これでは慣性モーメントは小さくなってしまい、本来このパターが持っている性能を出し切れないでいます。
右上の画像がゴールドファクトリーで作ったウェートです。内部に空洞はなく、パッキン付き、ネジが切ってないので、ボルトオンではなく、接着するタイプになっています。一応、レンチをかます穴は開いていますが、これは無くすこともできますし、ウェートを表示する文字を彫刻したりすることもできます。更にタングステンをインサートしてウェートをバランス調整することもできます。
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以下、4月29日の記事です。
スコッティーキャメロンのカリフォルニアシリーズ、ソノマとデルマーのバランスウェイトは内部まで同形状でできています。
素材はステンレス。ウェイトは上の画像のものは1ヶ10gですが、内部には少し空洞になっている部分があります。
今回、全く同形状ですが、ネジ式ではなく、接着式、内部に全くの空洞のないバランスウェイトを作ってみました。上の画像の左側のものが純正、右側のものが今回ゴールドファクトリーで製作したものです。
そして何グラムで仕上がったかというと、1ヶ20gになりました。
つまり、10gのバランスウェイトが装着されているパターはトゥが10gダウン、ヒールが10gダウンしています。
このようなバランスウェイトがインサートされていると、トゥヒールが重く、慣性モーメントがアップしていそうなイメージはあるかもしれませんが、20gもダウンしているとなるとかなり慣性モーメントはダウンしています。
これだけ慣性モーメントをダウンさせてしまうと、肝心な時にハーフトップしてしまったり、緊張した場面でヒールヒットしてしまったりというミスが容易に起こり得ます。
今回作ったようなバランスウェイトに交換すると非常にナチュラルな状態となり、本来の性能を発揮することができます。
その上で、レングスに対して重すぎるということであれば、バックフェースに穴を開けたり、アルミニュームをインサートしてウェイトを落とせば、更に慣性モーメントをアップすることができます。
今回作ったバランスウェイトへの交換のご希望、またはお問合せはinfo@goldsfactory.comまで、お気軽にお問合せ下さい。
投稿者 M.Sasaya : 2010年05月17日 18:00
