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2010年03月29日

バランスレンチのピン折れ修理

バランスレンチのピン折れの修理依頼を頂きまして、今回は無償交換という形を取らせて頂いたのですが、自社で製造しているものなので修理が簡単にできるということは非常に重要なことだと思います。

スコッティーキャメロンも一般のお客様が自分でバランスを脱着するということを想定して作っていませんので、外しやすいものや、外しにくいもの、色々あります。

今回のピンの折れ方は5本のピンのうち、3本しか完全に入っていない状態で回したため、3本のうちの真ん中のピンが中心軸となり、そこを中心に左右の2本のピンが折れたという感じでしょうか。いずれにしても5本のピンに均等に力が加わらなかったのかと思います。

ですが、バランスに開いている穴の精度が低いので、ピンが入りづらいものも多々ありますし、接着剤が多量に使われていて、ヒートガンでかなり高い温度で暖めなければならないものもあります。

レンチが壊れなければ、パター本体が壊れてしまいますので、やむ終えないことかと思います。

最近、オークションなどで簡易型のレンチや、安物のレンチが売っているそうですが、そういったものは修理ができないので、かえって高くつくものです。

そういった安価なレンチでパターを傷つけてしまったというお客様からソールの研磨の依頼を頂いたことも1度ありました。是非、お気をつけ下さい。

バランスレンチの使い方ですが、確実に5本のピンが入っている状態で力を加えることと、バランスを初回外すときはかならずヒートガンなどで暖めること。特に前者は重要です。あくまでも工房向けの工具なので、使用に関しては多少の技術は要求されます。ご了承下さい。

投稿者 M.Sasaya : 2010年03月29日 14:56