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2010年02月16日

Tri Hot #3 ソールタングステン加工


トライホットは生産量が少な目に押さえられた商品で、生産終了後にプロが使い出したことが影響して、今となっては入手が困難な商品なんだそうです。

ちょうど、発売開始した時の展示会を見に行きましたが、生産量を抑えたというよりは、それまで安価なホワイトホットを売っていたメーカーが高価なパターを出すということで、少しビビッていた感じだったと思います。

このパターはフェースインサートを接着する前にフェースからタングステンをボルトオンし、ボルトの上からフェースを接着しています。

内部構造は上の画像のようになっていますので、タングステンインサートはきちんとした工場に注文しないと空中分解する恐れがあります。

当社ではすでに多くの本数を加工していますが、インサートするタングステンの深さは6ミリと抑え目にし、12gアップまでとしています。

このタングステンを10ミリから6ミリ厚に削り直したりするところも容易ではなく、どこの工場でもできるということではないと思います。

画像のように、フェースとボルトの間には少しの隙間がありますので、気を付けないと音鳴り等の原因にもなります。

ホワイトホットの場合、一度タングステンを接着してしまうと外すのは容易ではありません。通常は高温を掛けて接着剤をブレークさせるのですが、ホワイトホットの場合はフェースなどの樹脂系素材が溶けてしまいます。

ただ10ミリ厚のタングステンを6ミリにしてインサートするのかと思ったらオリハルコンなんですね(汗)。

すごいですね。テンションが上がったので私自ら前倒しでタングステンの旋盤加工して、外径11.90ミリ、厚さ6.10ミリ、誤差100分の1ミリ以下で削り出しておきました。

6ミリ厚のタングステンを2つインサートして12gアップですが、12gアップしてさえ345gしかありませんから、もともとの重さはおそらく333g程度しかありません。このパターのタングステンインサートはマストですね。

更にオリハルコンならば、もしたまたまトライホットを持っている同伴競技者と回ることになって、「同じパターですね。」って言われても、「同じじゃねーよ。」って思った瞬間、メンタル的な勝敗が付きます。

投稿者 M.Sasaya : 2010年02月16日 13:34