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2010年02月08日

スタジオセレクトのバランス調整

スタジオセレクトのソールトゥヒールに埋め込まれているバランスをタングステンでウェイト調整しました。

てっきり、スタジオセレクトにボルトオンされているステンレスウェイトは全て規格が統一されており、交換可能なのかと思い込んでいたのですが、様々な規格があるようで、違うパターから外したものを取り付けるということはできないケースもあるようです。

今回はスタジオセレクトのニューポート2タイプのウェイト15gにタングステンをインサートし、25gまでウェイトアップしました。

左上の画像が元の状態で直径16ミリちょっとの穴が開いています。それを17ミリまで広げ、深さ2.5ミリのところ3.5ミリまで深くし、当社の17ミリタングステンをインサートします。

右上の画像が内径を広げたあとの状態です。写真でみると微妙ですが、底がピン角になっているのが分かると思います。

少し精度が低いというか、面ブレしていますし、同芯もずれています。内径が16ミリちょっとですが17ミリちょっとのモデルもあるようなので苦労が伺えます。精度が出てないので、改造するなら1つ1つ手作業になってしまいます。

CNCで交換用のウェイトを1000個作って販売しようなんてビジネスを思いつくショップさんもあるかもしれませんが、おそらく精度的に色々な問題が発生するかと思います。買った時に付いていたものを1つ1つ手作業で加工するしかないと思います。

左上の画像がタングステンを接着した状態。右上が面(ツラ)を揃えた状態です。

ちなみに右側2つはマレットについていたもので、ネジの径が小さくなっています。こちらはニューポート2には装着不可能です。左のものは内径が17ミリ以上でしたが、他の寸法は変わりありませんでした。同じ製品なのに誤差があります。

そして勘違いしないでほしいのですが、この製品はトゥ側とヒール側にバランスがインサートされていますので、慣性モーメントが大きくなっているように思われるかもしれませんが、素材は同じステンレスなので、慣性モーメントは変化していません。

同じ重さのヘッド内部に空洞を設けることによって、単純にレングスによってヘッドウェイトを変えられるというメーカーにとって好都合な商品です。

軽いウェイトのものは内部が空洞になっているので、逆に慣性モーメントが小さくなってしまっています。

つまり、長いレングスのものを買うと損します。性能は短いものほど無垢の削りだしの状態に近くなります。

投稿者 M.Sasaya : 2010年02月08日 12:00