2009年11月30日
黒色酸化皮膜
先日紹介しました下地研磨を終えて、工場にて黒色酸化皮膜をしたのがこちらのパターです。
黒色酸化皮膜の美しさとはどこのメッキ工場に依頼するかではなく、どこのショップに依頼し、そのショップの研磨技術がどの程度であるかで決まります。
つまり、どこのショップに注文するかによって仕上がりが全く異なるということです。
こちらが皮膜処理をする前の研磨の状態です。
企業秘密にしておきたいところですが、うちの下地は上の画像レベルまで磨き込んでいます。しかも、バレルなどの機械を使わず、全て手研で処理しています。
黒色酸化皮膜では、指で擦った程度の曇りまでも全て浮き上がります。
投稿者 M.Sasaya : 20:00
2009年11月24日
GA00B SM490A
もはやSM490AでGA00Bを作った記憶がないのですが、これは間違いなく本物です。
私だけにしか分からないことですが、SM490Aという文字のハンドスタンプは私が打ったものです。
おそらく何本もまとめて打刻しているのだと思いますが、なぜか自分で打ったものだということが分かります。
タングステンをインサートして、トップブレードにサイトドット。黒色酸化皮膜でリフィニッシュしました。
ヘッドウェイトは354で仕上がりました。
投稿者 M.Sasaya : 14:59
2009年11月15日
GF00A + グラデーションカラー
こちらはClub-Tさんからご注文頂いたGF00Aです。ペイントのカラーを手違いで間違ってしまったので2つのバージョンが偶然できましたが、比較的複雑なペイントなので紹介します。
ペイント1つ取っても、機械で塗装している量産品とは異なり、1つ1つ手作業で行っていますので、あまり複雑な塗装というのはできません。
単色のペイントでさえ、エアースタックといって、空気が詰まってしまい上手くペイントが沈まなかったり、はみ出したペイントを除去する際に全てのペイントが除去されてしまったり、除去の際に切削したエッジが鋭利だと拭き取り用のウェスを破ってしまったりという問題が発生します。
そのようなトラブルが多々発生しましたが、やり続けることかれこれ10年が経ちますので、このくらいの塗装であれば容易にできるようになりました。少し前まではお断りさせて頂いていたレベルです。単純な手作業ですが、なかなかできるところはないと思います。もちろん個人では無理だと思います。
投稿者 M.Sasaya : 17:25
2009年11月12日
GF00A Vertical Gold's Factory
こちらはClub-Tさんからのご注文。
GF00AにパーシャルビックGマーク、バーティカルGold's Factoryロゴ、バーディカルロゴの隣はタイガーウッズモデルのようにドットを切削し、隠しGマークを彫刻するという、人気ロゴのオンパレードです。
バックフェースはシンプルにGマークとSUS303の文字を彫刻。SUS303という文字ですが、SUS303なのか、それ以外の素材なのかによってパターの価値が全く異なりますので、やはりSUS303は彫刻しておく価値が充分にあるのではないかと思います。もう見慣れてしまった感がありますが、一般的にはSUS303でできたパターというのは高級過ぎて、一度も見たことがないという人もたくさんいますし、一般的なゴルフショップでは軟鉄よりもステンレスのほうが高いという認識すらないというのが普通です。
投稿者 M.Sasaya : 17:22
2009年11月11日
ラウンドGold's Factoryの機械切削
こちらはラウンドGold's Factoryという刻印と、更にその中にGマークを入れたものなのですが、あえてハンドスタンプではなく彫刻しました。
今まではラウンド刻印をハンマーで叩き入れて、その中にGマークの刻印を叩き込んでいました。ハンドスタンプはスコッティーキャメロンの影響で人気がありますが、実際には素材のためにはよくないですし、パターが曲がったり、フェースが平らでなくなったり、色々な影響がでます。
ハンドスタンプは周辺が盛り上がったり、独特な風合いがあり、時にものすごく魅力的に見えたりすることもありますが、ほとんどの場合は汚く仕上がり、素材を酷く痛めつけます。その為、最近はコレクターやマニアはハンドスタンプを避ける傾向が強くなってきています。
ハンドスタンプは超少量生産をするためにミルズやタッドムーアがやり始めた加工です。昔は1つの刻印を彫刻するには何万円も掛けて原版を作る必要がありましたが、最近は少量での彫刻というのがすでに可能になっているので、実用的な意味は全く無くなってしまっています。
投稿者 M.Sasaya : 16:08
2009年11月08日
関西取扱店向けパターの製作(その2)
こちらも同じく大阪のゴルフショップアイフィーさん向けの商材で、今流行りの加工を網羅してあります。
PZmillingしたジャーマンシルバーのフェースインサート、スターリングシルバーで象嵌したオリハルコンインサート、ヒールのインサートはタングステンではなく、ジャーマンシルバーで作ったオリハルコン。
バックフェースにはGマークとGFのHPロゴを彫刻しました。
投稿者 M.Sasaya : 15:56
2009年11月07日
関西取扱店向けパターの製作
こちらはAnswer2のsus303ですが、タイガーのパターにスペックを近づけたモデルです。少し研磨も強めに入れて、キャメロンのバレル研磨の感じを出してみました。ロフト&ライ、レングスはメーカー発表されている通りです。実際には色々な調整がされているのでしょうから、多少違ったものになってはいると思います。
こちらは今回から新しく取引を開始しました、大阪のゴルフショップさんでアイフィーさんからのご注文でした。
ゴルフショップ・アイフィー
http://golf.shimano.co.jp/
投稿者 M.Sasaya : 13:09
2009年11月06日
ピンアンサーのタングステンインサート加工
こちらもお馴染みのピンアンサーへのタングステンインサートです。
これだけたくさんのご注文を頂くということは、かなりたくさんの方々がピンアンサーを使っている、もしくは使っていたのであるけれども、軽くて実戦では苦労していたということだと思います。こちらもピンアンサーを実使用するのであればマストなチューンアップですね。
このタングステン加工も最近ではいろいろなメーカーやショップさんが真似するようになってきました。ですが、そんなに簡単な加工ではありません。ただインサートすればいいという問題でもありません。タングステンをインサートする位置の割り出しは数百本と加工してきたノウハウが必要です。特にピンアンサーのような鋳造のパターは形状が1本1本異なりますので、性能を引き出すためには相当の経験と技術が必要になります。
安く加工したいのであれば、精度を少し落とす等の相談にも乗りますので、安物には手を出さないように気を付けてください。酷い加工をする工場が増えて来ていますし、偽物のタングステンを販売するメーカーも少なくありません。スコッティーキャメロンですら、ステンレスをタングステンと宣伝して販売する時代です。
投稿者 M.Sasaya : 17:06
オデッセイ・ブラックシリーズ#1サイトライン加工
ブラックシリーズのサイトラインの延長加工です。こちらはすでにお馴染みになりましたが、このパターを使うのであれば、サイトラインのチューンナップはもはやマストですね。そのまま使っていて笑われたというお客さんがいらっしゃいました。
但し、簡単な加工に見えて、元のサイトラインとの調和、補正、調整という部分を考えるとノウハウの必要な難しい加工です。信頼のできる工場にご注文下さい。
投稿者 M.Sasaya : 16:57
2009年11月05日
Tad More + F-insert & T-insert
本体はあまり高額なパターではないと思うですが、かなりの金額を掛けてリフィニッシュとチューンナップをしました。
まだペイントしている段階なのですが、びっくりするほどかっこよくなりました。
軽くリフィニッシュして、メッキをビーズボロンに変更。もともと小さめのカッパーのフェースインサートが入っていたのですが、切削して除去し、新たに大きめのインサートを作り、PZmillingして再インサートしました。
ソールにはオリハルコンタングステンがインサートされ、独特なペイントが施されました。
投稿者 M.Sasaya : 16:32
