2009年08月19日
ソケット(アイアン用黒一色)の装着方法
シャフトのチップ(シャフトの先端)ですが、#100番以下の荒目の紙ヤスリ等でメッキを削り落としておきます。ホーゼル(ヘッドのシャフト挿入穴)へのシャフト挿入長さが30ミリであれば35ミリ削り、ソケットの中に5ミリほど入るようにするとソケットが浮いたりしずらくなります。
次にソケットの挿入ですが、ソケットは若干細目に削りだされていますので、シャフトに強く押し込む必要があります。ソケットが緩い場合は内径が合っていませんので、サイズを確認して下さい。
ソケットの挿入には2つの方法があります。1つは、ヒートガンなどで暖めて柔らかくして押し込む方法、もう1つは工具を使って叩き込む方法。前者の場合、後に緩んでソケットが浮いてくる可能性があるので気を付けてください。
挿入長を全ての番手で同じにしたい場合は器具等を当ててハンマーで叩き込みます。この場合はシャフトとネックの底の間に少し隙間があくので多少接着強度が落ちます。もう一つの方法としてソケットをヒートガンで暖めておき、ヘッドを押し付けてソケットを押し込む方法があります。この方法だとシャフトとネックの底に隙間が空かないので最大の接着力が得られます。
ソケットの外形は小刻みに13.5mm、13.8mm、14.0mm、14.5mm、15.0mmと5種類用意しました。
半端な数値の13.8mmはフォーティーン推奨サイズです。ゴールドファクトリーは14.0mmと14.5mmを誤差によって使い分けています。
ネックの太さはノギス(デジマチックキャリパ)で測ると正確に計れます。
ソケットのサイズはネックより必ず若干太めをお選び下さい。セルロイドは時間が経つと縮んで細くなります。それによって浮きずらくなっていると言われています。
ネックよりも若干太めのソケットを選と、当然段差が残りますので、段差を擦り合わせます。
段差が極端に大きい時にはネックに傷が付かないようにマスキングして、紙ヤスリ等で削ってからアセトンで溶かして、滑らかに仕上げますが、なるべくギリギリのサイズのソケットを選べばアセトンで溶かして擦り合わせるだけで充分です。
アセトンはホームセンターなどで少量購入することもできますが、女性のマニキュアの除光液がアセトンにトリートメントを加えたものなので代用可能です。
トイレットペーパーは水に溶けるので、ウェス(布切れ)やティッシュペーパーにアセトンを染み込ませ、ソケットに押し付けてヘッドを回転させ、少しずつソケットを溶かして削り取ります。
ペーパーはこまめに交換して、新しい部分を上手に使って下さい。
左手でペーパーを持ち、そのままネックに押し当てて、右手でヘッドをクルクルと回すように回転させますので、ソケットには横線が入ります。
当社の場合は、ソケットを削った横線が付かないよう、画像のように磨き上げてしまいますが、横線が付いていても使用には影響ありません。気になるようでしたら、コンパウンドなどで磨いて下さい。
投稿者 M.Sasaya : 2009年08月19日 18:38
