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2009年07月22日

ジャーマンシルバー・フェースインサート

流石に今まで4万5千円も掛かっていた作業なだけに丸2日かかってやっとここまでしかできていません。

左上がClub-Tオーナー分、右上のPZ-millingがアメリカの代理店がゴルフダイジェスト撮影用に製造を依頼してきたもの。

枠は削り終わったのですが、中州が残っています。こっから力のある機械に乗せ変えて作業することで安価にしようという作戦です。

価格はおそらく、データがしっかりと取れているという条件で自社製品に限ることと、今回インサートをまとめてつくるので素材がジャーマンシルバーであること、そしてインサートの形が上記のものであることという条件で3万円というところですかね。

オリハルコンより若干高い程度なので、是非この機械に試して下さい。後日加工もOKですし、ヘッドはGF00Aに限りません。ミーリング痕の調整も可能です。


--------------------------以下、昨日の記事------------------------------

ジャーマンシルバーの板が入手できました!

GSS(ジャーマン・ソフト・ステンレス)ではありません。ジャーマンシルバーです。
シルバーといっても銀じゃありません。何十万円~何百万円もするような手作りの時計を作るのに使われる素材で、最高の切削性と柔らかさを持っています。言ってみれば銀色をしている銅という感じの素材です(世界三台高級時計メーカーと呼ばれるようなパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲなどや、フランクミュラー、パネライなど)。

これを定尺で横幅18センチ、長さ2メートル買いました。流通ルートの問題かもしれませんが、かなり高価ですね。

上の左の写真は、材料屋さんで20ミリ間隔にスライスして貰ったものです。
右の写真はそれを更にファインカットで60ミリの長さにカットしたものです。

そしてこの板からフェースインサートの形を彫刻で丁寧に切り抜きます。
更に右上の画像はブラストしてバリ等を飛ばしたところです。

すでに2つ注文頂いています。1つはアメリカですね。アメリカの取扱店さんがゴルフダイジェスト誌から取材を受けるので撮影用に購入したいとのことでした。

もう1つは中野のClub-Tのオーナー使用分です。

フェースインサートはインサートの削り出しが1万5千円、パター本体のインサート穴の切削が3万円で、合計4万5千円という最も高価な加工です。

ですが、少しインサートの数を多めに作って、なるべく安価で販売したいと考えています。なぜならば、ノーキャビティーでSUS303という非常に剛性の高いGF00Aにこのジャーマンシルバーのフェースインサートは最高の打感を実現できるからです。

ジャーマンシルバーのインサートでボールをインパクトして、そのパワーをSUS303のボディーが受け止める。そしてノーキャビなのでパワーが逃げずにネックに伝わってくる。余すところ無く力をボールに伝達します。現状は私の直感ですが、これからそれをこれから検証する予定です。

是非、多くの方に感動して頂けるように、なるべく安価にしようと思って加工時間のテストもしています。

投稿者 M.Sasaya : 2009年07月22日 18:57