« オイルカンフィニッシュ(熟成1年) | メイン| Answer No.2(Soft Black) »

2009年06月15日

オデッセイのサイトライン加工


このパターのサイトラインはなんで途中で途切れているのか?

私にはサイトラインが途中で途切れているデメリットはいくらでも思い付くのですが、サイトラインが途中で途切れているメリットはいくら考えても1つも思い浮かびません。

これがゴルフクラブの知識を持つ人間があえてデザインした作ったものだとは私には到底思えません。あえて意図して作ったならば完全な愚作だと思います。しかし、そのように人間が設計して、そのように作ったから、そのようなデザインになっている訳で、必ず何らかの理由があるはずです。

そういう時は一度自分でこのクラブを作ったらどうなるのかをシュミレーションしてみれば、自ずとゴルフクラブが理由を語ってくれます。

まずラインが切れている部分、この部分はタングステンフランジといって異なる素材(タングステン)で出来ています。つまり、本体とタングステンフランジは別々に作られ、メッキ処理されてから、合体(アッセンブル)されているはずです。サイトライン彫刻はメッキの前に彫刻しなければ、その部分だけノーメッキとなり錆が出やすくなり、量産には向きません。合体する際にタングステンフランジにサイトラインが入っていたらどうなるのか?

「本体のサイトラインとタングステンフランジのサイトラインが真っ直ぐな1本の線にならない。」

事実、数本のサイトライン彫刻をしましたが、本体のサイトラインは僅かに髪の毛1本分程度ですがトゥ側かヒール側に必ず誤差がでてずれていました。タングステンフランジのラインももし彫刻したなら髪の毛1本分程度の誤差は出るでしょうし、更に合体させた時に、合体誤差が大きく出るのかと思います。

つまりこれは、デザインではなく、製造上のメーカーの都合です。

ゴールドファクトリーのお勧めとしては、後日加工でサイトラインを彫刻してつなげること。
タングステンフランジだけに彫刻するのではなく、もともとのサイトラインももう一度彫りなおしたほうがより真っ直ぐに見えると思います。

サイトラインにはペイントを入れて、ソードオイルで一度磨いておけば、切削したラインから錆が出る可能性も低くなると思います。

このほうがパターが喜んでいるように感じませんか?

すでにこのパターのサイトライン入れは6件のご注文を頂いていますから、すでにクラブマニアから認知されている加工だと自負しています。

投稿者 M.Sasaya : 2009年06月15日 15:00

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)