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2009年04月20日

スプリング内蔵シリンダー式シャフト抜き機SC-7

ピンのシャフトを抜くのに活躍するのが私が愛用するSC-7なのですが、先日ショップさんから使い方を聞かれたので、改めて紹介しようと思います。

まずシリンダー式であることの利点なのですが、手で引っ張るとシリンダーが出てきますので好きな位置でクラブを固定できます。ソケットが付いてたらその分長めに出せばいいのでソケットは精々5ミリも浮いていれば大丈夫です。

普通のシャフト抜き機はまずボルトを捻じ込んで、スプリングを縮めます。その状態でシャフトを固定し、今度はボルトを緩めてスプリングを利かせます。その状態でヒートガンで熱して接着剤がブレークするのを待ちます。

このシリンダー式の場合にはとにかく押し出すだけです。スプリングも入っていますがスプリングごと押し出す方式になっています。その為、シャフトの固定はどこでもよく、そのままどんどん押し出していくだけです。シリンダーの長さも充分に長いのでタイトリストのドライバーだって一度で押し出せます。

シャフトを固定したらあとはどんどんボルトを締めていくだけなのですが、まずはスプリングが縮みはじめます。

多少スプリングが縮んだらヒートガンで暖めるのですが、ピンのように頑丈なもので且つ接着剤が使われていないものは、このままボルトを締めてパワーだけで押しぬきます。

結果、スプリングとシリンダー圧両方の力が加わり、ヘッドが飛ぶ可能性があるので、傷が付かないように注意が必要です。

製造者の人はこのヘッドの抜け方を問題視していましたが、これだけパワーがあればしょうがないと思います。普通のドライバーやアイアンを抜く時はスプリングだけの力で抜けばヘッドは飛びません。

ただピンのパターは接着剤を使わず、右上の画像のように鉄球でかしめてありますので、SC-7のような特殊なシャフト抜き機が必要になります。

使い終わったらボルトを緩めてシリンダーを収めるのですが、密閉率が高いので真空になったシリンダー内からグリスが少し漏れます。

これも製作者の方は問題視していたのですが、ちょうどグリスがボルトに付いてくれるので、てっきりわざとそうゆう仕様にしたのかと思いました。引き抜きしきでギリギリやるのとは違ってシリンダー式の場合にはしょうがないですね。1年に1回くらいグリスを補充してやれば充分かと思います。

クラフトマンにとってシャフト抜き機は侍の刀と同じく無くてはならないものです。

これがなければ始まらないのですが、SC-7は本当に名器です。もうかなり在庫も少なくなって来ているそうですし、景気の問題で次回生産の見通しも経っていないようです。値段が上がる可能性もありますので、今のうちに是非お買い求め下さい。

投稿者 M.Sasaya : 2009年04月20日 13:20

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