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2009年03月09日

タングステンのサイズ調整

先日リフィニッシュを依頼されたパターに入っていたタングステンらしきものが、実際に抜いて比重を量ってみたらステンレスだったという案件の続きです。

うちの本物のタングステンを安価でインサートしておきましょうか?とご提案をさせて頂いたのですが・・・・

いざいざ寸法を測って測ってみると、5ミリのタングステンは特注で9ミリのタングステンから削り出せばいいとしても、うちで一番大きなタングステンは12ミリ、このパターはアメリカ製なのでミリではなく、半インチ(12.7ミリ)と0.7ミリ大きいことが発覚。

タングステンというのはセラミックのように焼き固めて作るものなので、大きめのものを材料屋から仕入れて削ればいいという分けにはいきません。焼いてもらうには最低500個注文しないといけません。

かなり困ったのですが、いつかはゴールドファクトリーで働きたいと職人が思うメーカーなのだそうですから、一度受けてしまったからにはゴールドファクトリーの名にかけてなんとかしないといけません。

サイズ調整のためにブラスのカバーを付けてコンビネーションで削りだすことにしました。

上の画像はうちのタングステンで1ミリ直径を細く削りなおしたもの。金色のものがブラスのカバーです。

サイズは百分の何ミリかの誤差で削りだしてありますので、このまま数トンの力を油圧で掛けてキューっと圧入します。

カバーがくっついたのが上の画像です。

そしてこのカバーを12.7ミリ(半インチ)になるまで削りだしていくとこんな感じ。

今回、タングステンの厚みは5ミリちょっとなので、さらに現在10ミリですが5ミリまで薄くして完成となります。

いろいろな方法を考えながらやったので、軽く半日掛かりましたね(汗)。でも、偶然の産物ですがこれはかっこいいですよね。

キラリと光る金色がたまりませんね。とはいえ、まだヘッドがメッキから戻ってきてないのでもう少し待ってて下さい。

投稿者 M.Sasaya : 2009年03月09日 17:35