2009年03月27日
アルマイトレッド・アルミインサート
こちらはインパクト部分の裏側にアルミニュームをインサートしたモデル。
ショックアブソーバーとしての免震効果の高いアルミ素材でインパクト時の振動を吸収し、打感をよりマイルドにします。
どのくらい効果があるかというのは現状未確認ですが、常に芯でボールを捕らえる感覚を身につけるという部分での効果はかなり期待ができるかと思います。
インパクトエリアの構造に免震効果があるということは、ボールの接触時間を長くする効果があり、スピン量アップにも繋がります。
※ノーメッキにつき、腐食が極端に進むとインサートが外れる可能性も予測されますが、アルミのウェイトは僅か数グラムなので、それによる事故もないかと思います。そういったことが起きた場合は再度接着して対応するということで加工を致しました。
投稿者 M.Sasaya : 15:20
2009年03月26日
ワイドソール + サンドスロット
ある国のあるVIPの方からのご依頼で超極秘に開発をしてきた技術を搭載したウエッジです。
もう我慢できないので、チラっと見せちゃいます。
値段は普通の人はひくと思うので非公開です。
ソールギリギリに取り付けられているのがサンドスロット(サウンド音スロットではなく、サンド砂スロット)。
ここで砂をスピンさせて巻き上げます。
通常の使用ではサンドスロットは地面には当たらない設計になっていますが、強く地面に接触してスライドすると砂をクロスさせて巻き上げます。
つまり、バンカーの砂に強く接触すると砂はエクスプロージョン(爆発)しますが、ヘッドがスライドしはじめると、砂は後方に逃げてヘッドは砂に押し出されるような仕組みになっています。
衝撃でも取れないように強くカシメられ、砂との接触に備えて珍しくメッキ処理されています。
フェースはノーメッキ、マシンミーリング。コート・ド・ジュネーブ処理。
投稿者 M.Sasaya : 16:01
2009年03月25日
スリットライン埋め
今日はスリットライン加工ではなく、スリットライン埋めを紹介します。
何度かやってますが、溶接して溝を埋めます。
キャビティー側の溝は消えませんが、ソール側は消えます。
ですが、折角お金を掛けて加工したのですから、一応なんらかの加工痕が残ったほうがいいのかと思います。スリットを切って、それから埋めたのと、何もしなかったのは違いますから。
打感はスリットが無かった状態とほぼ同じに戻ります。
上の画像はうちのスタッフが溶接工に持ち込みで2時間ほど並んで加工して貰った状態。
研磨ではなく、まずはマシンミーリングで100分の数ミリまで削り込んでから研磨します。
それと今回はインサートがたくさん入っているのでやりませんでしたが、焼き戻しという作業が本来は加わります。それをすることによって、素材がよく馴染み、全く跡形もなく磨き上げることができます。
そしてこちらが研磨が終わった状態です。
これをやってくれるショップさんはそんなにあまりないと思います。
ですが、最近はショップさんのサポート業務もするようにしていまして、ショップさんからの加工依頼も受付しています。お気軽にお申し付け下さい。
投稿者 M.Sasaya : 18:27
2009年03月19日
フラットバックの2鉄を別誂
こちらは栃木のグリーンターゲットさんからのご依頼で別誂しました2番アイアンです。
ちゃんと使っていただこうということで、なるべくやさしく作ってあります。
2鉄のロフトは3番とほぼ同じくらいにしています。この辺りの番手になってくると飛距離はロフトで決まるのではないのでロフトは多目のほうがいいです。
レングスは3番とは半インチ長くしていますが、長さで飛ばすというよりは、3番より10ヤード程度飛ぶようなフォルムに研磨してあります。
こうゆうのはもう上級者だからといって打てる人も少なくなってきていると思います。
でも、持っているだけでかっこいいので、練習場に行く時には必須アイテムですね。
投稿者 M.Sasaya : 14:00
2009年03月16日
フラットバックアイアン
こちらもグリーンターゲットさんからの注文です。
オウンネーム彫刻ですが、フラットバックもキャビティーも単に白ではなく、赤のペイントを入れるだけでかなり雰囲気が変わりますね。
フラットバックについては去年は中国の開発により鉄の値段があがり、ずっと鍛造が入手できず、在庫がない状態でしたが、現在は在庫がありますので、是非ご注文下さい。
キャビティーバックアイアンはちょっと残念なのですが、どうやら鍛造型が壊れたようなことを報告受けています。現在調査中ですが、残りは鍛造が買えるだけ買い占めて、限定販売になりそうです。
投稿者 M.Sasaya : 15:31
Wide Sole Wedge
こちらはグリーンターゲットさんからのご注文で、レディースかなと思われます。
研磨職人というのはヘッドを削る時には基本的に使う人の顔を想像しながら削るものです。
注文したのがショップさんであれば、そのショップの店主がをイメージして好きそうなヘッドを削り、インターネットやFAX、電話での注文で顔が分からなければ文章や口調でどのような方なのかを想像しながら削ります。
ですので、私はお客様にハンデキャップを聞いたことはありません。見たり話したりすると大体分かります。文章だけでも、正確ではありませんが、シングルなのか10~20なのか、20~30なのか程度は分かりますよね。
上級者ならゴルフクラブを見ると、球があがりそうとか、右に行きそうとか、大体の性能は見ただけで分かりますよね。同じ感覚だと思います。
もっと言えば、体系をみれば大体どんなスイングをする人なのか、持ち球も分かりますし、ティーグランドに立っている人を見れば打つ前にどちらに球が飛ぶのか分かります。ゴルフ番組がテレビで流れていると、打つ前にミスショットを予測したりして、再放送なのだろうと勘違いされたこともあります。
もちろん単に確立の問題なのかもしれませんが。
でも、ヘルニアくらいだったら姿勢を見ただけで分かったこともありますし・・・・・・・・
想像力がもはや予知の領域に入ってきているような気がしているのですが。
そしてその客さんに感じたイメージでおそらく削り方も少し違ってくるのではないかと思います。
お客さんの顔を想像しながら、多少動かす手を変えているような気がします。
たぶん、アイアンを削るというのはそうゆうことなのかと思います。
バウンスの角度が何度で、重さが何グラムでと機械的に考えると、結果的にその通りに仕上がりませんが、出来上がりをイメージしながら削ると綺麗に寸法に収まります。
投稿者 M.Sasaya : 15:03
2009年03月14日
ProSeriesType2 SM490A
Gauge DesignのSM490Aという素材で作ったType2というモデルのリフィニッシュ依頼です。
トゥ側に350Gという文字を彫刻しました。若干、アドレスしたときに見えますが、おしゃれですね。
このSM490Aという素材は軟鉄です。軟鉄というのは炭素量の少ない安物の鉄をひとまとめにして軟鉄と言います。
その逆が炭素量の多い鉄で鋼(ハガネ)と呼ばれる高価な鉄ですね。鋼というのは、もともと刃金(ハガネ)と書いていて、炭素が入っているので、焼入れすると刃物になるほど硬い鉄の総称です。
ステンレスはこれらの中間に位置し、錆びづらいという特性を持っている金属です。硬さという面においては中途半端な素材で、鋼よりは柔らかく、軟鉄よりは硬い素材です。材料の値段としてもちょうど中間くらいになります。多くは台所等の水周りに使われる金属です。
SM490Aというのは建築用構成材といって鉄骨に使われる材料なのですが、色々な軟鉄の中からたまたま私が試打した時に明らかな打感の違いを感じた金属です。
初めてこの素材を試打した時はゴルフ業界の歴史を変えるほどの発見をした気分でした。ですが、残念ながらゴルフ業界ではどれだけすごい発見をするか、どれだけ良いものを作るかよりも、それをどうやってプロデュースするかという、マーケティングのほうが重要になるので、SM490Aは私のマーケティング技術が伴わなかった金属ですが、打感は私が知る中で最高だと自負しています。
今となっては、この素材を仕入れてパターを作るのは非常に難しい素材です。
投稿者 M.Sasaya : 15:05
2009年03月13日
ティファニーブルーのアルマイトインサート
こちらはカナダのお客様からのご注文です。
Answer No.2のホワイトクロームにティファニーブルーにアルマイト処理したアルミを3ヶインサート。
タングステンはソールにダブルであえて重ねてインサートし、Gをパーシャルにしています。
ネックにはSASAYAの文字と日の丸を彫刻しました。
フェースミーリングは海外で人気のPZmillingになっています。
このパターは注文が確定するまでに約2ヶ月に渡って数十通に及ぶメールでのやりとりがあったと聞いています。
そのかいあってか、ものすごくセンスの良い仕上がりになっていますね。
投稿者 M.Sasaya : 11:08
2009年03月09日
タングステンのサイズ調整
先日リフィニッシュを依頼されたパターに入っていたタングステンらしきものが、実際に抜いて比重を量ってみたらステンレスだったという案件の続きです。
うちの本物のタングステンを安価でインサートしておきましょうか?とご提案をさせて頂いたのですが・・・・
いざいざ寸法を測って測ってみると、5ミリのタングステンは特注で9ミリのタングステンから削り出せばいいとしても、うちで一番大きなタングステンは12ミリ、このパターはアメリカ製なのでミリではなく、半インチ(12.7ミリ)と0.7ミリ大きいことが発覚。
タングステンというのはセラミックのように焼き固めて作るものなので、大きめのものを材料屋から仕入れて削ればいいという分けにはいきません。焼いてもらうには最低500個注文しないといけません。
かなり困ったのですが、いつかはゴールドファクトリーで働きたいと職人が思うメーカーなのだそうですから、一度受けてしまったからにはゴールドファクトリーの名にかけてなんとかしないといけません。
サイズ調整のためにブラスのカバーを付けてコンビネーションで削りだすことにしました。
上の画像はうちのタングステンで1ミリ直径を細く削りなおしたもの。金色のものがブラスのカバーです。
サイズは百分の何ミリかの誤差で削りだしてありますので、このまま数トンの力を油圧で掛けてキューっと圧入します。
カバーがくっついたのが上の画像です。
そしてこのカバーを12.7ミリ(半インチ)になるまで削りだしていくとこんな感じ。
今回、タングステンの厚みは5ミリちょっとなので、さらに現在10ミリですが5ミリまで薄くして完成となります。
いろいろな方法を考えながらやったので、軽く半日掛かりましたね(汗)。でも、偶然の産物ですがこれはかっこいいですよね。
キラリと光る金色がたまりませんね。とはいえ、まだヘッドがメッキから戻ってきてないのでもう少し待ってて下さい。
投稿者 M.Sasaya : 17:35
2009年03月05日
Blinker + BBGOLF LOGO
こちらはBBGOLFさんからご注文のブリンカーです。
ブラックアルマイトしたアルミのブリンカーを装着。本体はその分軽量化し同じ重量にし、短尺用としました。
フェースにはBBGOLFオリジナルのクローバーマークのサークルGとマシンダンシング。
ソールにはGマークとスリードット。バックフェースにはGold's FactoryとTEST SAMPLEの文字を彫刻し、テフロンブラック加工しました。
投稿者 M.Sasaya : 11:26
2009年03月04日
ティファニーブルー・アルミニューム・アルマイト処理
これを見て頂けば言葉は要らないかと思います。2009年春の新色です。
サンプル作成に協力して頂いた加工業者の方々、そして染料を調合して頂いた業者の方々ありがとうございました。
これでまたゴルフ業界に色が増えました。
今回はティファニーブルーのボックスを染料メーカーに持ち込んでの調合から、アルマイト処理をするまで、完璧な同色を目指しての新色を開発をしました。
お値段はいままでと同じで、アルミアルマイト1ヶインサートで7500円(税別)のままです。
投稿者 M.Sasaya : 14:34
2009年03月03日
Blinker + 長尺シャフト
こちらは長尺パターです。
最近は市販品の長尺用のパターもかなり良いものになってきました。
良いものというのは具体的にはどうゆうものかというと、強度と重さが十分にあるものなのですが、
以前の長尺用シャフトというのはヘッドウェイトが400gを超えると重さを支えられなくなり、ビヨーン!としなってしまうものばかりでした。
そのため大手メーカーは自社オリジナルの長尺シャフトを作って対応していたのですが、当社のような中小のメーカーにはコスト的に無理なので、ヘビーウェイトの長尺というのはなかなか難しい分野でもありました。
ツアーサービスである有名プロから長尺パターを作る依頼を頂いたことが何度かあるのですが、ホワイトホットの長尺を1本新品で買って来て、シャフトだけ流用したりという工夫をしていました。
今回使ったのはツルーテンパー社製の市販品ですが、充分に強度があり、充分に重さもあります。
但し、セパレートの長尺用グリップはこのグリップしか出回ってませんね。
ライ角は79度までアップライトにしてあります。
一応、自重で曲がってしまったりしたときにルールに抵触しないように正確には78度くらいですかね。
メッキしてから曲げたのではなく、メッキする前に曲げて、多少いびつになりましたが研磨して綺麗にしてしまったので、全く違和感がなく、加工した雰囲気もありません。
初めからそのように削りだされたかのような感じに調整しました。
投稿者 M.Sasaya : 16:15
2009年03月02日
GF01A Fe 最後の1本
こちらはBBGOLFさんからご注文頂きましたパターですが既に完売したGA01 Feの最後の1本です。
1本だけ在庫があったのですが、既にフェースにPZmillingが切削されてしまっていたので、残っていたパターですが、そのままの仕様でOKとのことでしたので、BBGOLFさんに嫁ぎました。
刻印関係はBBGOLFさんオリジナルのクローバーGマーク、そしてGマークの周りに350G、バーティカルなGOLD'S FACTORYがフェース面ネック下、ダンシングがバックフェースに彫刻されています。
投稿者 M.Sasaya : 11:45
