2008年10月27日
Face Aiming & Stroke Direction (Part2)
みなさん卓球はされます?(先日のビリヤードの話の続きです。)
私はしないのですが・・・・・・・・
先日、TBSで放送されたのですが、
”日本卓球の秘密兵器/“魔球”を生む究極ラバー (2008/8/9 放送)”
粒高ラバーという柔らかいラバーを貼り付けたラケットと、ハイテンションという弾きの良いラバーを貼り付けたラケットで球を弾き返した瞬間をハイスピードでカメラで捕らえて比較した映像が公開されました。
パッティングにおける、柔らかいフェース素材がボールにどのような回転を与えるのかが非常に分りやすいと思います。
詳細についてはTBSのHPをご確認頂きたいのですが、以下に簡単に説明します。
まず、柔らかい素材というのは、強く反発せずに、力を吸収する働きがあります。
その為、一般的なラバーでボールを打つと、来たときとは逆の回転をしながら戻っていくのですが、粒高と呼ばれる柔らかいラバーで打ったボールは、回転が吸収され、無回転で戻っていきます。
無回転になったボールには、打った選手でも予測できない変化が生まれます。
ヤマト卓球 カールP-3 OX
こちらがまさにその選手が使っている粒高ラバーだそうです。
商品説明を読んで頂くと、メーカーも柔らかいラバーがボールの回転を吸収して、無回転で飛び出すことによって、ボールが不安定な動きをして、相手が取りづらくなることを意識して開発しているのがよく分かります。
つまり、柔らかい素材をパターのフェース素材に使うと、そこで力を吸収するため、ボールにバックスピンをかけることなく、無回転で打ち出すことができます。
無回転で打ち出されたボールは地面と接触するといきなり綺麗な順回転を始めます。
但し、その時どのくらいのロフト角で打ち出されるのかというのは、力が吸収されて実際のロフトよりも少ない角度で飛び出すので、強く打つほど低く飛び出します。
同じく、どの方向に打ち出されるのかも、力が吸収されて実際にフェースの向いている向きよりも、強く打つほどストロークした方向に近くなります。
ですが、フェースの向きが重要なショートパットでは、強く打つ必要がないので、あまり影響がなく、ボールが綺麗に転がったほうがいいロングパットでは、強く打つので充分に効果が発揮されるという非常にオートマチックな特性を持ち、ミスの軽減にはかなりの効果を発揮するものとも言えます。
ゴールドファクトリーに求められる性能は、より鋭い極みを攻めるマニュアルな操作感なので、やはりお勧めするのは同じ打感の柔らかさでもPZ Millingのような金属素材でミーリング痕を調整したパターになりますが、特性を知って上手く付き合えばどちらが良い悪いことではないと思います。
投稿者 M.Sasaya : 2008年10月27日 17:44
