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2007年12月25日

文字を分断したインサート


これはClub-Tさんが考えたインサート方法なのですが、ものすごく評判がいいですね。

あえて、ソール彫刻のあるヘッドにタングステンをインサートするのですが、
ポイントはタングステンの枠の色と文字の色を変えることです。


こうすることで特注でタングステンを入れたということが明らかになります。
そして文字と枠の色を変えていることから、あえて狙って文字を残していることも分かります。

ソールがノーロゴのヘッドにタングステンを入れても、
それはもともとタングステンがインサートされているパターなのか、
特注でタングステンを入れたのかは分かりません。
というか、普通の人はそうゆうパターが売っているんだと思いますよね。
まさか、あえてノーロゴのヘッドを選んで、
更にそれにタングステンをインサートしたとは思わないと思います。

かといって、文字を無視して雑にタングステンをぶち込んだようには、
ちょっと配色を考えてあげると見えないですよね。

ノーマルのヘッドを使ったほうがノーマルっぽくない。

投稿者 M.Sasaya : 20:29

2007年12月22日

海外出荷分パター

 

今度、新しくタイと台湾に初の正規輸入代理店というのができました。

なかなか海外取引というのは信用という部分で難しかったので、
きちんと信用調査をして、契約をして、正規という肩書きがついたディストリビューターは存在していなかったのですが、(株)イオミックの海外事業部が強力してくれまして、正式な契約を結び、正規輸入代理店がタイと台湾にできました。

こちらのパターはタイのスタートパッケージとして作った9本のパターのうちの1つです。
ソールのブラックエンドアウトのGマークがポイントです。

アメリカ、ヨーロッパでの売上げはすでに国内の売上げを抜いていることもあって、
一部の国々ではレジェンドと呼ばれているそうですが(なんと言われても単なるガレージですが)、
来年は世界のゴールドファクトリーになれるように少しづつですがかんばろうかと思っております。

日本の産業の発展がなんらかの良い影響をもたらせればいいなと思います。

投稿者 M.Sasaya : 15:09 | コメント (3)

2007年12月18日

PZ Milling Face

303Soft Stainless No.2のフェースにPZミーリングを施したもの、
更にその上にGOLD'S FACTORYのHPロゴを刻印しました。

HPロゴの彫刻は困難になるかと思ったのですが、
実はPZミーリングのグルーブは深さが0.14ミリしかありません。
かなり深く切削されているように見えるかもしれませんが、
ウエッジのスコアラインが0.5ミリ(ルール適合)、ロゴの彫刻も同じく0.3~0.5ミリ。
レッドドット0.5ミリといったところで、僅かに0.1ミリを超える程度ですから、
ほとんど平らと言ってもいい状態です。

投稿者 M.Sasaya : 19:19

サークルG(ブラックエンドアウト)

こちらは関西の取扱店さんでレスキューさんからのご注文。
ソールにはサークルGのブラックエンドアウトと隠し文字でPROTOと刻印。
バックフェースにはアルミを2個インサート、ヒール側は隠し文字でGマーク。
サイトラインはバーティカルを合わせて2本彫刻しています。

黒と白のコントラストにピンクがワンポイントとなっています。
かっこいいですね。ピンク&黒は今年流行ですね。

投稿者 M.Sasaya : 19:15

2007年12月17日

The Origin Of Gold's Factory

ゴールドファクトリーが初めてデザインした2つのパターのうちの1つです。
改めて完全な形状で生産しました。モデル名称はGF01Aとしました。

軟鉄のモデルFeとSUS303ステンレスの2種類の素材を用意しました。

Feは52,500円、SUS303は157,500円での販売致します。
そのうち、Feは当時ゲージデザインより68000円で限定販売したもの。
もっとも高い値段で取引されているレアアイテムの1つです。
更にSUS303でのフルカスタマイズ(ノーロゴ)対応は今回が初めてになります。


以前デザインしたものを再度復活させた復刻版ともいえるパターですが、
ネック形状、ウェイト、ソール形状は当時デザインされたままのゴールドファクトリー仕様となっています。
Gold's Factoryシングルネームとして、初めて生産された本物と言ってもいいと思います。

このデザインはオークション等の中古市場で今でも高額取引されているため、市場価格への影響を考慮して生産を控えていましたが、充分に時間が経過したと判断しましたので、今回販売に踏み切りました。ゴールドファクトリーの起源と呼ばれるパターの1つです。

Feにつきましては、受注後にウェイト調整、フェースマシンミーリングし、メッキ処理をして納品となりますので、年明けの納品となってしまうと思います。SUS303は年内ギリギリの納品が可能かと思います。
反響によっては増産も考えていますが、今回の生産分はFeが20本、SUS303が10本のみ。
早い段階での完売が予測されますので、お早めにご注文下さい。

投稿者 M.Sasaya : 20:56

2007年12月14日

タングステン穴直し

ゴールドファクトリーで使っているタングステンは直径12ミリで厚み10ミリのものと、
直径9ミリで厚み5ミリのタングステンの2タイプ容易しています。

その小さいほう直径9ミリで厚み5ミリのタングステンですが、これは当社のオリジナルというか、特注で作らせたマシンミーリング(旋盤加工)によるものです。

ゲージデザインでもこれと同じような真似をしてたものがあるのですが、タングステンは当社オリジナルのものとは違うものを使っています。
これははアイアンのバランス調整のためにホーゼルに投入するために作られたもので、シャフトメーカーのフジクラがクラフティング用に販売しているもの。

ネックに入れるだけなので鋳造(というか焼成)されたものです。
そのため、タングステンはボコボコとでっぱったりひっこんだり・・・・・・・・・

ということで、綺麗にやり直してくださいという注文がよくあります。
今回のもそうゆう注文で、一通りリフィニッシュしてテフロンブラックしてあります。


タングステンインサートは今やうちの十八番ですね。

キャメロンのパターにタングステンを入れてほしいというご要望を多々頂いているのですが承っておりません。

パターというのは購入時には完璧と思っても、実際使ってみると、
少し長いかな?とか、少し軽いかな?とか、迷いが生じる。それがパターです。
そこでタングステンを入れられれば、レングスカットもウェイトアップも美しくできます。

逆にタングステンが入れられないとソールにべったり鉛を貼ったりしなくてはなりません。
そうなると愛着も薄れて、また1本、2本とパターが増えていくんですね。

ゴールドファクトリーのパターを買って頂くと、タングステンも入れられますし、
調子の悪い時にはサイトラインやサイトドットを追加してみるのもいいでしょう。
汚くなってきたら、捨てるのではなく、リフィニッシュを依頼して下さい。

キャメロンなど、他社のパターへの対応は、
ゴルフショップでできるような一般的な加工のみ(リシャフト~再メッキ程度)の対応となり、
タングステンインサートなどの特殊な加工は承っておりません。


ゲージデザインのパターの加工ですが、こちらは過去に当社が関係した責任として一通りの加工は対応しておりますが、あくまでも他社製品といことで対価を頂いております。

自社製品については当然アフターケアの一環として、後日加工や調整をお受けする義務があると考えておりますが、中古品(オークション購入品)は買主の手を離れたものは買主が投棄したものとして当社は保証する義務がないものと考えております。
※通常、どのメーカーも中古品の保証はしていません。

その為、購入店に買主のデータがないものの加工は持込品として、対価を頂いております。

投稿者 M.Sasaya : 13:23

2007年12月13日

銅メッキ+オイルカンフィニッシュ

久々の銅メッキですね。
オイルカンフィニッシュは、色味がそれっぽいのでオイルカンと言われていますが、
真っ赤に熱したヘッドをオイルの入った缶に放り込んで冷やし、酸化皮膜を作っている訳ではなく、
単純にガスバーナーで熱して覚ましてという作業を繰り返して作ります。

バイクのマフラーで青、黄色、赤、茶色とレインボーに焼きが入っているのがありますよね。
作業工程はあれと同じようなものです。

一度に強く焼いてしまうと、いきなり黒く燻されてくれるのですが、
冷めたときにポロポロと剥がれてしまいますし、
逆に熱が弱くても変化が起きませんし、冷却も水などで一気に冷やすと素材を劣化させますし、
やはり皮膜が割れて剥がれてしまいます。

今までの経験からいくと、だいたい一日を掛けて、熱して冷めるのを待って、
色合いを見て、また熱して、気に入ったところで止めるという感じでしょうか。

結局のところ、1年2年と使って頂いて、
自然に燻されて黒ずんで本当の意味で完成という感じなんだと思います。

先日、一番最初の頃に作ったお客さんのパターはそろそろいい感じになっていました。
サイトライン加工の追加で戻ってきたのを拝見したのですが、
オイルカンっぽい色のバラツキが慣らされて、全体的に黒ずんで風合いが出ていました。

投稿者 M.Sasaya : 13:18 | コメント (2)

2007年12月05日

刀剣用オイル(Sword Oil)を勧める理由

(この記事は2008年3月25日に改定しています。)

あまり自社のパターで説明したくない部分ですが、他社のものを使うとリアル過ぎるので・・・・
たまたま、汚れ落としの依頼があったので、オイルの説明に使わせて頂こうかと思います。

まず、鉄は水分や油分を吸うということをご理解下さい。

手の油や塩分も吸えば、草木の汁も吸い取ります。
実際に草木の汁を吸い込んでしまったのが上の写真です。

あらかじめ、*刀剣用オイルを充分に吸わせて、飽和状態に近づけておけば、こういった汚れを吸いませんし、吸っても再度刀剣用オイルで軽く拭けば落ちるということです。

そしてあらかじめ吸わせておくオイルは機械油よりも、*刀剣用オイルのほうが手の皮脂、草木の汁を溶かしやすい素材だということと、当社のパターは切削の際に機械オイルではなく、*刀剣用オイルを使用しているので、非常に相性がいいということ。

ですが、ご購入頂いた時はまだまだ充分に油を吸い込んでいないので、個々のお客様でケアしてほしいということです。
日本刀や包丁もそうなのですが、一度研ぎなおしてしまうと、油が馴染むまでにはしばらくの時間が必要になり、販売時点ではまだ馴染んでいないのが普通です。

たかが、草木の汁ですが、上の写真のようになってしまうと、油を使っても、アセトン、ゴム揮、ガソリン、スチールウール、何を使っても綺麗に除去するのは困難になります。

つまり、軟鉄のメッキパターではなく、ステンレスのパターでも刀剣用オイルは必要ということです。

他社の製品(オイル)をご利用頂いても結構ですが、高純度に精製されている植物油、もしくはミネラルオイルをご利用下さい。
完全な透明ではなく、茶色っぽい色をしているオイルは精製度合いが低く、酸化物が混じっていることがありますので、クラブの防錆処理には不向きです。


*注:刀剣用オイルとは丁子油と呼ばれる日本刀の保存用に塗布するオイルです。当社の刀剣用オイルは自社で調合しており、ゴルフクラブ用として販売しておりますが、もちろん日本刀にご使用頂いても問題ありません。

投稿者 M.Sasaya : 11:55

2007年12月03日

P-Zone Face Milling


このミーリングは大人気ですね。
特に海外からの注文が非常に多く、ほとんどと言ってもいいくらいです。

ですが、今まではフェースインサート47250円をご注文頂いて、そのインサートコマにこのミーリング痕を彫刻する(+15750円)という非常に高価な加工で合計63000円の加工でした。

今回、直接フェースにミーリングしてしまうという方法を考えたのですが22050円で加工できそうです。
(つまり、フェースマシンミーリング12600にP-Zoneミーリング9450円を足したような感じの加工時間で大丈夫そうです。)


このミーリングがどうして人気なのかというと、溝と溝の間(残りシロ)でボールを叩くわけですが、この間隔がなんと0.234ミリという狭さ。コピー用紙2,3枚分程度の厚みです。つまり点ですね。
そしてこの点が何本ボールに接するかというと、2本か多くても3本。

つまり2点か3点でボールをヒットするので打感的にはもっとも柔らかい状態。

どんなに粗めのミーリングでも6点、7点になりますし、YESグルーブでしたっけ?あれでも3点~4点にまたがりますので、それよりもっと打感が柔らかいと思っていいと思います。

逆に1点になってしまうとボールが飛んだり跳ねたりしてしまいますので最小限の状態です。


ただ、この溝の中ですが、磨くことが困難なので多少デコボコがあります。
量産品だとなんとかして綺麗にするのでしょうが、手作りの特注品ですし、
ボールに当たらない部分ですので、この商品の仕様ということでご了承下さい。

また、フェースに傷を付けた時の修理は容易なものではないので、
保存には充分に気を付けて頂いたほうがいいと思います。

投稿者 M.Sasaya : 18:00