2006年11月29日
ティファニーブルー
これはゲージデザインののGA00Bというパターで、レストアを頼まれたものです。
ティファニーブルーというカラーで色入れしました。
(白を5、青を4、黄色を1くらいの感じで混ぜました)綺麗でしょ?
このパターは当時、女子プロからの依頼で作ったものですね。
ベースになったパターは(今だからぶっちゃけちゃいましょう)、
Hiro Matsumotoのパターで、そのプロが愛用していたものです。
ロフトがリアルで1度しかないし、芯がセンターにないし、
ネック形状は随分と複雑に見える時代遅れのものでした。
スペックを当時のゲージデザインの仕様に全て変更、
デザインは初期モデルではそんなに変更しなかったと思います。
とはいっても、ネックとロフトとソール形状と芯をセンターに持ってくるため、
バックフェースを弄ってるわけですから、全然違うパターになっていますけど。
で、そのパターがなぜか色んなプロに使われだしたんですね。
それからは色んなプロでデータを集めて、改良に改良を重ねて、
微妙にスペックを変えて、生産を繰り返してはデータを取りました。
その集大成がP201というゴールドファクトリーのパターです(汗)。
投稿者 M.Sasaya : 08:00 | コメント (2)
2006年11月27日
メッキバリエーションに秋の新色登場
最近、一番人気のメッキがこれです。
これはビーズボロンメッキというカラー。
メーカーによってはプラチナムフィニッシュなんて言ったりしていますが、
ボロンメッキに白いガラスのビーズで艶消しという組み合わせ。
SUS303のカラーに似てますよね。
SUS303のような白系のパターがほしい!
でも、素材は軟鉄がいい!なのに錆びないのがいい!
値段はSUS303みたいに10万は出せない~!
という人向けのカラーです。最近人気で、みなさんこのカラーが多いかな。
プライムゴールドは金メッキを薄く薄くメッキして、
完全に金色ではなく、少し黄色味がかった時に引き上げるというもの。
歩留まりが悪く、バラつきが多く、弱いので。
最近はこちらをお勧めするようにしています。
投稿者 M.Sasaya : 17:13 | コメント (2)
2006年11月23日
BLINKERでウェイトチェンジ
上の写真、真ん中のものが従来のもの43g。
上が軽量バージョン33g
下が重量バージョン63g(現状)。
実はこれらは軟鉄でできていまして、ソフトブラックのメッキ処理をする予定。
一番下の穴の開いていない重量バージョンはサイトラインを彫刻します。
チェンジャブルにしてウェイトチェンジできるようにしました。
投稿者 M.Sasaya : 15:10
2006年11月21日
フェースアングル
フェースアングル4度オープン、6度オープンという表示を見ると、
いや、私は真ん中で構えるのでオープンではなく、真っ直ぐでいいです。
と、思いますよね。
でも、実際にはパターのフェースアングルは基本的に全てオープンです。
上の画像はPS No.1パターですが、シャフトを真っ直ぐに固定すると
フェースが赤いシャフト線に対して少し開いているのが分かりますか?
左上が、ピン・アンサーのオリジナルになるスコッツデールアンサー80万円也。
右上がゲージデザインのGA00Bというモデル。
とりあえず、2つのパターがここにあったので写真を撮りました。
基本的にキャメロンだろうが、ベティナルディーだろうがこのように開いています。
なぜか?
真ん中で構える。というのは、ボールが真ん中?
そうするとボールの直径は43ミリありますから、
かなり右足よりに構えることになりますよね。
では、ボールの半径分21.5ミリ左足よりに置いて、フェースを真ん中に構える。
そうするとフェースは真ん中ですが、ネックにはオフセット(グース)が付いていますから、
シャフトの延長線は少し左足よりに。
そうするとフェースアングルが少し開いている必要が出てきますよね。
フェースを体の真ん中になるようにというのは、どこが真ん中なのか体感するのが難しい。
ヘッドの重心が体の真ん中にくるように構えたほうがバランスを取りやすいはずです。
つまり、ボールが体の真ん中ではなく、ヘッドが真ん中(正確にはヘッドの重心が真ん中)
になった時、フェースアングルというのは更に開いている必要が出てきます。
つまり、パターの重心深度が深ければ深いほど、
開いている必要があるということになります。
で、パターのフェースアングルが開いているというのを
この記事を見るまで知らなかったという人。
その人は、イコールご自分の使用されているパターのアングルを
計測したことがないということです。
アイアンはネック調整をして使うのは常識になってきました。
ウエッジなどの角度のバラツキは酷いものがありのも、みなさんご存知かと思います。
でも、パターの角度のバラツキはもっと酷いです。
だって、メーカーはお客さんが計測しないことを知っていますから。
計測だけでもして頂けると、開く扉もあることと思います。
投稿者 M.Sasaya : 16:09
2006年11月04日
グリップテープの巻き方
(この記事は2008年3月25日に改定しています。)
グリップを入れる前にテープの巻き方ですが、この巻き方がゴールドファクトリーの巻き方になります。
テープに隙間を開けないのが特徴です。
最近、ツアーサービスでも流行ってきていうようですが、真似してくれるメーカーが多くなってきています。
ですが、テープを巻く方向が通常とは反対で、そこまでは真似できないようです。
このテープを巻く方向にも意味があり、スイング中にグリップに掛かるトルクの方向を考慮しています。
左上の写真ですが、ヘッドからシャフトエンドに向かって矢印の方向に巻いていきます。
もうこの巻き方を趣味で10年、ゴールドファクトリーになって10年、合計20年のデータを計測していますので、20年前に巻いたテープが現状どのようになっているのかというデータも残っています。
ですから、全てに意味があり、なんとなくやっているのとは異なります。
細部においては、右上の写真のシャフトエンド付近ですが、微妙に2ミリほど重ねることがあります。
グリップによってですが、グリップを入れる時、ここが少し破けることがあります。
これも自分で入れたグリップを何度も抜いて、テープがどうなっているのか20年間、データを取り続けた結果です。
グリップの巻き方はクラフトマンによってそれぞれ微妙に異なり、それぞれに自信を持たれていることと思います。
それをあえて否定するつもりもありませんが、当社のグリップテープの巻き方へのご意見は、最低でも10年以上の実績とデータを添えて頂けるようお願い致します。
投稿者 M.Sasaya : 18:00 | コメント (2)
グリップ入れ準備(レーザー照準)
(この記事は2008年3月25日に改定しています。)
グリップを入れるのに重要な設備は100キロを超える安定した作業台と20キロ以上の万力です。
地面と水平に作業台にがっちり固定することが基本となります。
クラブを固定するときやグリップを入れるときにクラブがグラグラと動うごくようでは真っ直ぐにグリップを入れることはできません。
手でクラブを持ったまま、グリップを入れるところもあるようですが、それはあくまでも応急処置的な方法、もしくは個人レベルでのグリップ交換の方法だったりするもので、メーカー業務ではありません。
地面に対して水平にシャフトを固定をした後に、レーザーに対して平行にヘッドを固定し、スクエアにインストールします。
レーザーはもし本体に当てられれば本体に当てて確認しますが、本体に当てても正確にスクエアが得られない時は、写真のようにいったん壁に当てて調整したり、もしクラブに縦線に限らず、横線を意識するものがあれば、縦横レーザーを使ってスクエアに合わせます。
投稿者 M.Sasaya : 15:26
2006年11月02日
サイトラインの彫刻
サイトラインとスコアラインって言葉が似てますね(汗)。
時々、間違えるんですが。加工の仕方も似てますよ。同じ溝ですし。
サイトラインは角溝です(GFはね)。
これ安物のパターはU溝なんです。
上の写真をクリックすると大きくなるのでみてください。
右上の写真は途中に段がありますよね。
これがU溝だと、線の太さが上の段は太く、下の段は細く見えます。
文字通り、段があると段差ができてしまいます。
かといって、角溝で深く掘ればいいってもんじゃない。
上の段の溝が極端に深くなってしまいます。
これは斜めに削り上げるんですね。
実はこの高等テクニックをマスターしたのがゴルフ業界へ入るきっかけでした。
4500円の加工ですが、こんなに安くできるなら!
って当時、私は思ったのですが、
線1本入で4500円かよっ!って知らない人は思うようです(汗)。
投稿者 M.Sasaya : 23:09
2006年11月01日
タングステンの2重インサート
Gマークのついたタングステンを両方の穴に1個づつ入れた状態。
左の穴はまだへこんでいますよね。
実はタングステンは2つづつ入れることができます。
ものすごーく重さがほしい方は、
穴を切削する時に5mmではなく10mmの穴を開けると、
最高で8個のタングステンをインサートできます。
値段も8倍かというとそうでもないので、やってみる価値ありです。
投稿者 M.Sasaya : 17:37
