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2006年10月31日

P201+BLINKER

P201にブリンカーをくっつけてくれって依頼ですね。
カートリッジも付けてフル装備です。
SUS303のステンレスに装着するのは初めてですが、
このブリンカーもSUS303で出来ていますから見た目かっこいいですね。

 

機械で削り出した切削痕も綺麗ですが、ちょっとひとてま。
ビーズでブラスト仕上げをします。
機械で削りっぱなしがいいという人もいますけど、
見た目の美しさは全然違いますよね。キラキラしています。

投稿者 M.Sasaya : 20:00

2006年10月28日

ネック調整79度

標準的なパターのライ角は71.5度前後ですが、ルール適合範囲は80度までとなります。

なぜ90度に対して10度の角度を最低設けなければならないのか?疑問に思われるかもしれませんが、実際にやってみるとよく分かります。

ライ角90度のパターというのはものすごくよく入ります。
(多少不恰好なアドレスでの打ち方をする必要がありますが。)

ルール適合の範囲でこの利点を最大に利用しようとすると、ライ角度は79度。

長尺や中尺、もしくは31インチくらいの超短尺でないと違和感があります。

そういったレングスのクラブを使っている人はやってみる価値あり。

ライ角79度のパターというのは売っていませんから、ネック調整をしなければなりません。

ところが、79度という極端なネック調整は非常に難しいです。

こちらのパターはどこかのお店で強引に79度にネック調整されたもの。

実際には計測したらライ角76度でした。

ネックがトゥ側にカーブを描いているのが分かりますでしょうか?
(ヘッドに対してネックが直角の90度ではありません。)


今回はこれを一度修正して、更に79度までもう一回曲げ直します。


これが元の状態を予測してネックの曲がりを直した状態です。

ライ角は71度でした。

おそらくこれはこうやって曲げられたものだろうという予測をして、
それを全く逆の手順で行うだけなんです。

簡単なようですが、お客さんがクラフトマンにどうゆう注文をしたのか、どのような器具を使って曲げられたのか、1回にで曲げられたのか、もしくは1回目では誤差がでて、2回で曲げられたのか、という予測をするのがポイントです。


で、これが再度私が79度まで曲げ直した状態。
今回は76度じゃなくって、きっちり79度になってますから8度アップライト。

投稿者 M.Sasaya : 12:52 | コメント (4)

2006年10月20日

BLINKER + FF shaft

FFシャフトのバットエンドにインストールするカートリッジ。
これとブリンカーの組み合わせが興味あるところのようで、
問い合わせを多数頂いております。

上の画像のブリンカー(ブリッジ)は今までのものと違い、
SUS303で作ってみました。
ソフトブラックのヘッドと色の組み合わせが綺麗ですよね。

これとFFシャフトを組み合わせると、現在考えられる一番入るパターです。
ヘッドウエイト400gでFFシャフトに50gのカートリッジ。
組み合わせると、その総重量からかなりの慣性モーメントが期待できます。

後日、組み立ててレポートします。ご期待下さい。

投稿者 M.Sasaya : 20:16 | コメント (1)

2006年10月15日

FFシャフト用カートリッジ(薬莢)

 

FFシャフト用のカートリッジを旋盤で削りだしました。
PP AJUSTというバットエンドにカートリッジを入れるシャフトがありますが、
同じようなものです。
FFシャフトはカーボンエンドのため精度が高く、
シューっと擦れる音がしてぴったり収まります。
バネは必要ありません。

 

素材はSUS303です。
シャフトのなかで錆びなくて、削りやすい。
今回はFFシャフトを中尺や長尺ではない普通のパターに使い、
且つ、グリップも普通のものを使いたいというお客さんの要望です。

当然バットがカーボンですから軽すぎます。
その分をこのカートリッジで補います。
カートリッジは50gで削り出しましたが、
実際に試打しながら削ってウェイトを微調整します。

やっぱりSUSU303はサクサク削れますね。切削面も綺麗です。
複合機付きの旋盤でないと穴あけも難しいかと思いましたが、
これならばボール盤さえあればゴルフショップでも調整可能です。
カートリッジだけの販売もありですね。

 

バランスはノーマルシャフトと同じようになるように、
カートリッジを削って調整してあるので変化はありません。
見た目のゴージャスさを出すのが目的ですが、打感がかなり変わります。
手元部分がカーボンなので、音が伝わらない感じ。
金属のシャフトが共鳴するピーンという音が消えているのが分かります。

投稿者 M.Sasaya : 20:00 | コメント (2)

2006年10月12日

昔手がけたパターの再調整

今日、珍しい方が来社してくれました。
アンサーフリークのTOSHIさんですね。

ゴールドファクトリーとして独立する少し前に作ったものなので、
5,6年前くらいでしょうか。
打ち合わせしながらヘッドをベルトサンダーで削り、
ブラストを当てて、様子を見てはまた削りを繰り返し、
最後に実際に打って貰らって、ストロークを見て、
ネック調整をした記憶があります。

これを再調整してほしいという依頼ですね。

日が経つにつれ、ストロークも変われば、アドレスも変わります。
何年かに1度の調整というのは大切ですね。
時間が経てば、ネックも微妙に歪んできたりしますので、
一度ネックをシャンっと真っ直ぐに伸ばしてから調整開始。
今回、このパターはライ角を71.8度(72度弱)、
フェースアングルを2度オープンにセット。
あとは、ソールについた傷をベルトサンダーで削って、
ピカピカの鏡面仕上げに。

球の捌き方の問題なのですが、球を一度捕まえたいとのこと。
(フェースをローテーションさせて、
球を捕まえてから離すという作業をきちんと行うため)
なので、球は少し内側に置きたいとのこと。
その為、フェースアングルは0度でいいとのことでしたが、
0度は安物のパターのようでダサい。
せめて2度だけでいいから開かせてくれとお願いして2度オープン。
クローズにするとライ角はフラットに感じるもので、
(このパターの細部の研磨が逃がす傾向にある影響でしょう。
  私にも捕まりづらそそうに見えます)
72度までアップライトにしましたが、
やっぱり72度もノーマルっぽくてダサい。
0.2度フラットにして71.8度、ギリギリ71度台にセットしました。

特注仕様のPS No.2もオーダー頂きました。
後日ブログで紹介したいと思います。

投稿者 M.Sasaya : 20:00 | コメント (2)