2006年04月25日
強引な入色
No.1とNo.2という文字を彫刻で彫って消したところにTOURの文字を彫る。
モデル名称を変更したり、刻印ミスを修正したりするときのテクニックですが、
通常の色入れはベタで色を入れます。ペイントが乾くと体積が減ることから、
下に隠されている文字が浮き上がる隠し文字になります。
この文字になんとか色を入れられないものかと、強引にやってみました。
一度、赤を入色し、2,3日乾かします。
その後、竹串で文字に入った色を除去。
今度は白をなるべく溢れないように注入。
「こんなの注射器でチューっと入れればいいんじゃないの?」
って、簡単に一蹴されることがありますが、そんなに簡単じゃない。
私も昔はたいしたことないだろうと思って、スタッフにやらせて大失敗したことがあります。
なめてかかると、意外と手間がかかって、スケジュールがめちゃくちゃになります。
この色入れも、微妙に色がまざってピンクがかっていますし、
ペイントの肌が少し荒れて艶がなくなっているので、量産品であればNGです。
ですが、一品物のカスタムパターですし、なかなか見栄えがいいのでKとしました。
投稿者 M.Sasaya : 17:51
